50代の生きがいが見つからない人へ|何もないと感じたときに人生後半で始めること

50代の生きがいの見つけ方|何もないと感じる人が人生後半に始める手順
としかつ

50代の生きがいって、どう見つければいいのかね?
子どもも手を離れて、仕事も先が見えてきてねえ…。

うさみほ

その迷いは、50代でいちばん多い相談です。
生きがいは「見つける」より「先に動いて、あとから気づく」ものですよ。

50代の生きがいは、性格や運で決まるものではなく、外に出る回数を増やしたぶんだけ後からついてくるものだと考えています。

内閣府の白書にも、その裏づけになる数字が出ています。

回答

社会活動に参加した人の84.6%が生きがいを感じている(内閣府)

生きがいは探す前に、まず動く

50代はお試し3か月で合わなければやめてよい

役割・学び・つながり・収入の4方向から選ぶ

人と会う予定が入るものを1つは混ぜる

この記事は、筆者が内閣府「令和7年版高齢社会白書」を2026年9月24日に開いて確かめてまとめました。

この記事を読めば、才能や特別な趣味がなくても今週から動き出せる順番が分かるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

としかつ

動けば見つかる、というものかねえ。

うさみほ

少なくとも、座って考えているだけでは見つかりません。
数字もそう言っています。

50代の10年は、気づけばあっという間に過ぎていきます。

いまここで動き出せば、60代には、もう居場所があります。

目次

50代で生きがいが見つからなくなる理由

50代の生きがいが見えにくくなるのには、はっきりした理由があります。

本人の問題ではなく、この年代に重なる出来事のせいです。

50代に起きること生きがいへの影響対処の方向
子どもが独立する親の役割が急に減る家の外に役割を1つ作る
仕事の先が見えてくる昇進という目標が消える評価されない活動を持つ
親の介護が始まる自分の時間が読めない1回完結のものを選ぶ
体力が落ちてくる無理がきかなくなる座ってできるものを混ぜる
付き合う人が減る話す相手がいなくなる人と会う予定を入れる
50代に起きることと生きがいへの影響(うさみほが整理)

役割が一度にいくつも終わる年代

50代は、親・社員・子としての役割が同時に切り替わる時期です。

長く続いた役割が終わると、自分は何のためにいるのかが急に分からなくなります。

これは落ち込みではなく、役割の切れ目に立っているだけです。

新しい役割が1つ入れば、たいてい落ち着きます。

大きな役割でなくてかまいません。

週に1度、誰かに必要とされる予定があるだけで、日々の手ざわりは変わります。

「好きなこと」から探すと止まる

生きがいを探すとき、多くの人が「自分の好きなこと」から考え始めます。

ところが50代になると、好きなことが何だったか思い出せないものです。

ですから、好きなことではなく行ける場所・会える人から入ってください。

場所が先で、気持ちは後からついてきます。

通っているうちに、なぜ通っているのかが後から分かってくるものです。

比べる相手が同世代になる

50代になると、比べる相手が同級生や同期に変わります。

役職、子どもの進路、家のローン、親の介護。

どれも人と比べ始めると、自分だけ何も持っていないという気持ちになりがちです。

けれども、生きがいは人と比べて決まるものではありません。

去年の自分より予定が1つ増えたなら、それでじゅうぶんです。

人と比べると、動く前から負けた気持ちになってしまいます。

比べる相手は、いつでも去年の自分にしておいてください。

50代が知っておきたい生きがいと社会参加の数字

50代の生きがいを考えるうえで、知っておくと気が楽になる数字があります。

参加した人の84.6%が生きがい

内閣府の白書によると、直近1年間に何らかの社会活動に参加した65歳以上の人のうち、生きがいを「十分感じている」または「多少感じている」と答えた人は84.6%でした(出典:内閣府「令和7年版高齢社会白書」学習・社会参加)。

いずれの活動にも参加しなかった人を23.0ポイント上回っているとされています(出典:内閣府「令和7年版高齢社会白書」学習・社会参加)。

参加したから生きがいを感じたのか、生きがいがある人が参加したのかは、この数字だけでは決められません。

それでも、参加している人のほうが生きがいを感じていることは確かです。

動くほうに賭けてみる値打ちは、じゅうぶんあると考えています。

学習活動に参加しているのは28.4%

65歳以上で何らかの学習活動に参加している人は28.4%でした(出典:内閣府「令和7年版高齢社会白書」学習・社会参加)。

内容は「家政・家事」が12.0%、「芸術・文化」が10.6%、「パソコンなどの情報処理」が10.4%となっています(出典:内閣府「令和7年版高齢社会白書」学習・社会参加)。

4人に1人以上が、何かしら学び続けているということです。

学びは、ひとりでも始められて、人にも会える数少ない選択肢です。

この数字から言えること
  • 生きがいがある人は外に出ている
  • 差は23.0ポイント=小さくない
  • 学習は4人に1人以上がやっている
  • パソコン・AIは学びの上位に入っている

つまり、特別なことをしなくても、人の集まる場所に行くだけで半分は達成しています。

立派な目的も、長く続ける覚悟も、はじめの一歩には要りません。

行ってみて合わなければ、次を探せばよいだけの話です。

50代の生きがいの見つけ方の手順

50代の生きがいは、次の5つの手順で探します。

STEP
①4つの方向に分けて書き出す

役割・学び・つながり・収入の4つに分けて、気になることを書き出します。

1つの欄に3つずつ、合計12個を目指してください。

STEP
②いちばん手間のかからないものを3つ選ぶ

申し込みが要らない、家から30分以内、お金が月3,000円までのものを優先します。

熱意ではなく、続けやすさで選ぶのがこつです。

STEP
③3か月だけやると決める

最初から一生続けるつもりでいると、はじめの一歩が重くなります。

3か月でやめてよい、と決めてから始めてください。

STEP
④人と会う予定を1つは混ぜる

ひとりで完結するものばかりだと、途中で止まりやすくなります。

月に1回でよいので、誰かと顔を合わせるものを入れます。

STEP
⑤3か月後に残ったものを続ける

3つのうち1つ残れば大成功です。

残らなければ、また別の3つを選び直しましょう。

大事なのは、4つの方向から選ぶことです。

趣味だけで探すと、どうしてもひとりで完結するものに偏ります。

役割や収入の方向を混ぜておくと、人とのつながりが自然に増えます。

60代からでも遅くはない

60代の生きがいを探している方も、やることは同じです。

むしろ時間の自由がきく分、動きやすいくらいです。

老後の生きがいの見つけ方で悩んでいる方も、まず3か月のお試しから入ってください。

定年後の時間の使い方は、定年後にやることがないと感じたときの記事にまとめています。↓

書き出しに詰まったときの3つの質問

4つの方向に分けても、何も書けないという方は少なくありません。

そんなときは、自分に次の3つを聞いてみてください。

書き出しに詰まったら自分に聞く3つ
  • 20代のころ、時間を忘れたのは何をしていたときか
  • 人から頼まれることが多いのはどんなことか
  • お金をもらえなくてもやってしまうことは何か

3つ目がいちばん当たりやすいと感じています。

報酬がなくてもやってしまうことは、続くからです。

それでも出てこないときは、家族や昔の同僚に聞いてみてください。

自分では当たり前だと思っていることを、人は意外と覚えています。

「あなたは昔から人の話を聞くのがうまかった」と言われて、地域の相談役を始めた方もいます。

50代の生きがいの具体例

50代の生きがいになりやすいものを、4つの方向ごとに挙げます。

方向具体例始めやすさ
役割町内会・見守り・子ども食堂の手伝い申し込み1回で始まる
役割孫や近所の子のお世話すぐできる
学びAI・パソコン・スマホの講座自治体の無料講座もある
学び歴史・語学・資格の勉強図書館とネットで足りる
つながりウォーキングの会・合唱・囲碁見学から入れる
つながり同窓会・地域のサークル誘われたら断らない
収入短時間のパート・シルバー人材センター登録が要る
収入得意なことを人に教える1人からでも始まる
50代の生きがいの具体例(うさみほが整理)

この中から、気持ちが少しでも動いたものに丸を付けてください。

丸が3つ付いたら、その中で家からいちばん近いものを最初に選びます。

丸が付かないときは、家族に「私に向いていそうなのはどれ」と聞くのが早道です。

ひとりで始められるもの

人づきあいが苦手な方は、ひとりで完結するものから入って構いません。

散歩の写真を撮る、日記を書く、家の片づけを1日1か所やる。

小さくても、毎日続くものには力があります。

慣れてきたら、その記録を人に見せる段階に進めばよいのです。

頭を使う趣味の選び方は、頭を使う趣味をまとめた記事で紹介しています。↓

人と会えるもの

話す相手がほしい方は、最初から人が集まる場所を選んでください。

見学だけなら断りやすいので、気が楽です。

地域で人とつながる方法は、シニアのボランティアの始め方の記事にまとめています。↓

お金がかからないものから試す

自治体の広報紙には、無料や数百円で参加できる講座や行事が毎月のっています。

図書館、公民館、地域包括支援センターの掲示板も、ほとんどお金のかからない入り口です。

こうした場所は、申し込みの手続きも簡単で、断りやすいのが良いところです。

いきなり会員になる必要はなく、1回だけ参加して帰っても誰も気にしません。

まずは「行ってみた」という事実を1つ作ることが目的です。

50代の生きがいは働き方の中にもある

50代の生きがいを、仕事の外だけで探す必要はありません。

働き方を少し変えるだけで、張り合いが戻ることもあります。

60代以降も働く人は増えている

内閣府の白書では、65歳以上の就業者数と就業率が上がり続けており、就業者数は21年連続で前年を上回っているとされています(出典:内閣府「令和7年版高齢社会白書」就業・所得)。

60代後半の就業率は、男性が62.8%、女性が44.7%です(出典:内閣府「令和7年版高齢社会白書」就業・所得)。

収入のある仕事をしている60歳以上のうち、約3割が「働けるうちはいつまでも」働きたいと答えています(出典:内閣府「令和7年版高齢社会白書」就業・所得)。

働き続けること自体を、生きがいとして選んでいる人が少なくないということです。

50代のうちにやっておくこと

60代でも働きたいなら、50代のうちに準備しておくほうが選択肢が増えます。

具体的には、パソコンとスマホの操作に慣れておくことです。

短時間の仕事でも、申し込みや連絡がネットで完結するものが増えています。

ここでつまずくと、やりたい仕事があっても手前で止まってしまいます。

履歴書も、いまはパソコンで作って送る形が増えました。

文章を整えるところはAIに手伝ってもらえるので、苦手意識だけで諦めないでください。

小さく始める働き方は、50代の起業をまとめた記事も参考になります。↓

50代の生きがい探しでやりがちな失敗

50代の生きがいを探すときに、よくある回り道を3つ挙げます。

大きなものを探しすぎる

一生をかけるものを探そうとすると、いつまでも始められません。

今週の土曜に何をするかくらいの大きさから始めてください。

小さい予定が積み重なって、あとから振り返ったときに生きがいと呼べるものになります。

人生をかけるものを先に決めようとすると、動き出す前に疲れてしまうものです。

先に動いた人だけが、あとから名前を付けられるのだと考えています。

高い買い物から入る

道具や講座にお金をかけると、やめにくくなります。

やめにくいものは、合わなかったときに苦しくなるだけです。

最初の3か月は月3,000円までと決めておくと、気軽に試せます。

続けると決めてから、良い道具を買えばじゅうぶんです。

高い道具を先に買うと、合わないと気づいたときに「もったいない」が邪魔をします。

やめる自由を残しておくほうが、結果として長く続きます。

ひとりで抱えこむ

生きがいが見つからないと、人には言いにくいものです。

けれども、黙っていると、ますます外に出なくなります。

家族や友人に「何か始めたい」と口に出すだけで、誘いが入ってくることがあります。

迷ったときに口に出す3つの言葉
  • 何か始めたい(家族に言う)
  • 見学だけでもいいですか(会に言う)
  • 3か月だけやってみます(自分に言う)

この3つを言えるようになると、動き出すまでがぐっと短くなります。

どれも、勇気が要るのは最初の1回だけです。

2回目からは、こちらが言わなくても向こうから声がかかるようになります。

声をかけられる側になれば、生きがいは探さなくても向こうから来ます。

新しい仲間づくりのこつは、大人の友達の作り方をまとめた記事にあります。↓

気持ちが重い日が続くとき

生きがいが見つからないという悩みが、眠れない日や食欲の落ちる日と重なることがあります。

そういうときは、無理に何かを始めようとしなくて構いません。

つらいときにかけられる無料の電話
  • #いのちSOS(0120-061-338)/24時間365日
  • よりそいホットライン(0120-279-338)/24時間対応

どちらも無料で、名前を言わずに話せます。

生きがいの話をしに電話してもかまいません。

人に話してから動き出しても、まったく遅くありません。

体を休めることが先で、生きがい探しはそのあとで十分です。

50代の生きがいについてよくある質問

50代の生きがいについて、よく聞かれる質問に答えます。

50代で生きがいが何もないのは珍しいですか?

珍しくありません。

子どもの独立、仕事の先が見えること、親の介護が重なるのが50代です。

長く続いた役割が一度に切り替わる時期なので、張り合いが薄くなるのは自然なことです。

お金をかけずに生きがいは見つかりますか?

見つかります。

内閣府の白書では、65歳以上で何らかの学習活動に参加している人が28.4%で、図書館や自治体の無料講座から始めた人も含まれます。

最初の3か月は月3,000円までと決めて試すのがおすすめです。

60代からでも間に合いますか?

間に合います。

内閣府の白書では、65歳以上の就業者数が21年連続で前年を上回り、60代後半では男性の62.8%、女性の44.7%が働いていました。

動いている人は、思っているよりずっと多いのです。

人づきあいが苦手でも生きがいは持てますか?

持てます。

散歩の記録、日記、片づけのように、ひとりで完結するものから始めて構いません。

慣れてきたら、その記録を誰かに見せる段階に進めば十分です。

老後の生きがいはいつから探せばいいですか?

定年を迎える前から探すほうが楽です。

働いているうちに始めておくと、仕事が終わったあとも予定が残ります。

定年後にゼロから探すと、外に出る理由を作るところからになります。

家族に相談してもいいですか?

ぜひ相談してください。

「何か始めたい」と口に出すだけで、家族や友人から誘いが入ることがあります。

ひとりで考え込むと、外に出る回数がさらに減ってしまいます。

50代の生きがいにしやすいAIの学びとおすすめのAI講座

50代の生きがいとして学びを選ぶなら、AIは相性の良いものの1つです。

内閣府の白書でも、65歳以上の学習内容の上位に「パソコンなどの情報処理」が入っています(出典:内閣府「令和7年版高齢社会白書」学習・社会参加)。

家でひとりでも進められて、教室に行けば人にも会えます。

スタートAI

スタートAIは、株式会社スケールエーアイ(東京都新宿区)が運営するAIの教室で、利用者の約9割が50代以上です(出典:産経新聞(2026年9月4日))。

動画講座とオンラインセミナーのほか、月に1、2回は東京都内などで対面の講習会があります(出典:産経新聞(2026年9月4日))。

愛知県の75歳の女性は、同世代の女性たちとLINEグループを作り「新しい友達もできて、来てよかった」と話したと紹介されています(出典:産経新聞(2026年9月4日))。

受講料は198,000円(税込)です(出典:スタートAI公式 特定商取引法に基づく表記)。

料金のくわしい中身は、スタートAIの料金を調べた記事にまとめています。↓

申し込む前に確かめたいこと

入会の前に、2時間半の無料ウェブセミナーで中身を確かめられます(出典:スタートAI 無料ウェブセミナーの公式ページ)。

セミナーはZoomのライブ形式のみで、参加しても入会の強制はないと申込ページのよくある質問にあります(出典:スタートAI 無料ウェブセミナーの公式ページ)。

受けられるのは1人1回までなので、パソコンかタブレットを用意して、メモが取れる日に申し込んでください。

当日の流れは、スタートAIの無料セミナーに参加した記事で紹介しています。↓

\まずは話を聞いてから決めたい人は/

入会の強制はないと申込ページに明記

参加無料・12冊のAI教材特典つき

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まとめ|50代の生きがいは探すより先に動く

50代の生きがいについて、最後にまとめます。

この記事のまとめ
  • 社会活動に参加した人の84.6%が生きがいを感じている
  • 役割・学び・つながり・収入の4方向から選ぶ
  • 3か月のお試しで始めて、合わなければやめる
  • 最初の3か月は月3,000円まで
  • 人と会う予定を1つは混ぜる

生きがいは、探し当てるものではなく、通ううちに気づくものです。

まずは今日、来週の予定を1つだけ入れてみてください。

\50代・60代からAIを始めたい人は/

パソコンかタブレットでの参加がおすすめ

参加無料・12冊のAI教材特典つき

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参考文献

※数字は、内閣府「令和7年版高齢社会白書」の内容です。

調査年によって数字は変わるので、最新の値は白書のページでもご確認ください。

AIを何から始めればいいか迷っている方は、シニアのAIの始め方をまとめた記事もどうぞ。↓

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