
クリスChatGPT Canvasって、今はどうなったんですか?
前はCanvasで文章を直していたのに、最近は出てこないんです。



今は会話の中に出てくる「書き込みブロック」と「コードブロック」が、その役目を引き継いでいます。
やり方を順番に見ていきましょう。
ChatGPT Canvasは、GPT-5.5 InstantとGPT-5.5 Thinkingでは使えなくなりました。
代わりに、会話の返事の中で直接編集できる書き込みブロックとコードブロックが入っています。
長い文章は、書き込みブロックを全画面で開いて編集し、ライブラリに保存できます。
Canvasのヘルプページは表示されない状態です。
この記事はOpenAIの公式ヘルプとリリースノートの内容にもとづいています。
ChatGPT Canvasは2026年5月28日から新しいモデルで使えなくなった
まずは、Canvasに何が起きたのかを日付の順に並べます。
| 日付 | できごと |
|---|---|
| 2024年12月10日 | CanvasがGPT-4oで、FreeとPaidの全員に標準で使えるようになる |
| 2026年5月5日 | GPT-5.5 Instantが新しい標準のモデルになる(有料プランはGPT-5.3 Instantを3か月使える) |
| 2026年5月28日 | GPT-5.5 InstantとGPT-5.5 ThinkingでCanvasが使えなくなる |
| 2026年6月8日 | 書き込みブロックが全画面の編集とライブラリへの保存に対応する |
| 2026年9月24日 | Canvasの公式ヘルプのページが表示されない(404) |
2026年5月28日のリリースノートで、Canvasの扱いが変わりました。
文章とコードの作業は、会話の返事の中にある書き込みブロックとコードブロックで行う形になっています。
有料プランの人は、旧モデル(legacy models)を選べば、そのモデルが終わるまで期間限定でCanvasを使えると案内されていました。
旧モデルは、後継のモデルが出てからおおむね90日で終わるのがOpenAIの説明です。
旧モデルでCanvasを使う場合
旧モデルを選べるのは有料プランだけで、Freeプランでは選べない扱いです(公式の料金ページ)。
旧モデルは順番に外されていて、たとえばGPT-4.5は2026年6月26日、OpenAI o3は2026年8月26日にChatGPTから外すとリリースノートで案内されていました。
旧モデルに頼る使い方は、いつまで続けられるか分からないと考えておくのが安全です。
出どころはChatGPT Release Notes(OpenAI 公式ヘルプ)です。
Canvasのヘルプページは、2026年9月24日に英語版と日本語版の両方を開いて、どちらも表示されないことを確かめました。
ChatGPT Canvasはどんな機能だったのか



Canvasって、普通のチャットと何が違ったんでしたっけ?



会話の横に別の画面が開いて、そこで文章やコードをChatGPTと一緒に直せたんです。
直したい部分だけを選んで頼めるのが便利でした。
Canvasは、書きものとプログラミングの作業のために作られた画面でした。
会話とは別の窓が開き、その中でChatGPTと一緒に作品を直していく作りです。
| 近道メニュー | 中身 |
|---|---|
| Suggest edits | 文章の中に直し方の提案とコメントを入れる |
| Adjust the length | 文章を短く、または長くする |
| Change reading level | 読みやすさの水準を、幼稚園から大学院まで変える |
| Add final polish | 文法・分かりやすさ・表記のそろい方を点検する |
| Review code | コードに直し方の提案を入れる |
| Fix bugs | 問題のあるコードを見つけて書き直す |
| Port to a language | コードをJavaScript・Python・Javaなど6つの言語に移す |
文章の一部を選んで、そこだけを直すように頼めるのが大きな特徴でした。
プロンプトに「use canvas」と入れると、Canvasを開いて作業できました。
戻るボタンで、前の版に戻すこともできました。
| 日付 | Canvasに足された機能 |
|---|---|
| 2024年12月10日 | GPTsでCanvasを使える・Canvasの中でPythonを動かせる・貼り付けた文章をすぐCanvasで開ける |
| 2025年1月15日 | 会話の返事やコードブロックをCanvasに取り込んで直せる(Web版だけ) |
| 2025年2月6日 | Canvasで作った文書やコードをほかの人と共有できる |
このように、Canvasは登場してから数か月のあいだに、少しずつ機能が増えていきました。
紹介の全文はIntroducing canvas(OpenAI 公式ブログ)で読めます。
ChatGPTそのものの基本は、ChatGPTとは?何ができるのかを整理した記事にまとめています。↓


ChatGPT Canvasの代わりになる書き込みブロックとコードブロック
今の置き場所は、書き込みブロックとコードブロックの2つです。
どちらも会話の返事の中に出てきて、その場で編集できます。
| 項目 | 書き込みブロック | コードブロック |
|---|---|---|
| 向いているもの | メール・メッセージ・SNSの投稿・文書 | プログラムのコード・表示を確かめたいもの |
| 直接の編集 | できる | 対応しているブロックならできる |
| ChatGPTに直してもらう | 選んだ部分か全体を頼める | コードの修正を頼める |
| 全画面で開く | できる | 対応しているブロックならできる |
| 保存・共有 | ライブラリに保存できる(対応している場合) | 読み取り専用のリンクで共有できる(対応している場合) |
使える操作は、プラン・端末・ワークスペースの設定・モデルによって変わります。
ボタンが見当たらないときは、その会話では使えない状態だと考えてください。



書き込みブロックを使うには、何か設定をオンにしないといけないんですか?



特別な設定はいりません。
文章を頼むと、ChatGPTが必要に応じて書き込みブロックに入れて返してくれます。
詳しくはWorking with writing blocks and code blocks(OpenAI 公式ヘルプ)に書かれています。
ChatGPT Canvasの代わりに書き込みブロックで文章を作る手順
書き込みブロックは、あとで直したり使い回したりしそうな文章をChatGPTが作ったときに出てきます。
「上司への返信メールの下書きを書いて」のように、文章づくりを頼みます。
「このメモを1枚の文書にまとめて」といった頼み方でも出てきます。
書き込みブロックを選ぶと、その場で文字を打ち直せます。
一部を選んで「ここをやわらかく」などと頼むと、選んだ部分だけを直してもらえます。
下書き全体の書き直しを頼むこともできます。
仕上がったらコピーして、メールやSNSに貼り付けます。
ChatGPTによる直しは、「元に戻す」と「やり直す」で行き来できます。
書き込みブロックが出やすい頼み方
| 頼み方の例 | 出てくるもの |
|---|---|
| 上司への返信メールの下書きを書いて | メールの下書き |
| チーム向けのSlackの短い連絡を書いて | チャットの連絡文 |
| このメモを1枚の文書にまとめて | 1ページの文書 |
どれも、あとで自分の手で直しそうな文章を頼んでいるのが共通点です。
書き込みブロックで使える書式は、太字・斜体・見出し・リンク・箇条書き・番号つきの一覧・チェックリストです。
GmailかOutlookをつないでいる人は、メールの下書きをChatGPTの画面から送ることもできます。
この送信は、Web版のPlus・Pro・Business・Enterpriseで使える機能です。
ChatGPT Canvasのように長い文章を全画面で編集する方法
Canvasで長い文書を書いていた人に向いているのが、全画面の書き込みブロックです。
2026年6月8日の更新で、書き込みブロックは作文・報告書・ブログ記事・メモなどの長い文章にも使えるようになりました。
| できること | 中身 |
|---|---|
| 全画面の編集画面 | 長い文章を、集中できる全画面の画面で開ける |
| ライブラリへの保存 | あとで探して、使い回したり直したりできる |
| 目次 | 長い文書に目次がつく |
| ダウンロード | 文書をダウンロードできる |
| 広い画面の配置 | 文書を横に広く表示できる |
この更新はWeb版のChatGPTが対象です。
長い原稿を書く人は、パソコンのブラウザで開くと使いやすいはずです。



ライブラリに保存した文章は、あとから別の会話でも使えますか?



はい、ライブラリに保存しておけば、あとで探して使い回したり直したりできます。
ほかの会話に付けるときも、アップロードし直さずに済みますよ。
入力欄のメニューの「Add from library」から、保存したファイルを会話に足せます。
同じ6月8日の更新では、返事が5つを超える長い会話にも目次がつくようになりました。
目次を使えば、長いやりとりの中から前に作った下書きへすぐ戻れます。
ChatGPT Canvasの代わりにコードブロックでプレビュー・実行する手順
プログラムのコードは、ふつうコードブロックに入って出てきます。
作りたいものを伝えて、コードを書いてもらいます。
ブロックの上に、PythonやHTMLなどの言語の名前が出ます。
対応しているブロックなら、「Code」と「Preview」を切り替えて仕上がりを見られます。
対応しているPythonのコードなら、「Run」で動かしてコンソールに結果やエラーを出せます。
動いている途中で止めることもできます。
| プレビューできるもの | 例 |
|---|---|
| HTMLのページ | かんたんなWebページ |
| Reactのコンポーネント | 画面の部品 |
| SVGの画像 | 図やアイコン |
| Mermaidの図 | 流れ図 |
| VegaやVega-Liteのグラフ | データのグラフ |



プログラミングが分からなくても、コードブロックは使えますか?



はい、Previewで見た目を確かめるだけでも十分役に立ちます。
うまく動かないときは、そのまま「直して」と頼めば大丈夫ですよ。
「Preview」が出てこないときは、そのブロックがプレビューに対応していないという意味です。
プレビューとコードの実行は、外と切り離された安全な環境(サンドボックス)で動きます。
コードブロックでできるそのほかの操作
コードブロックでは、コピー・直接の編集・ChatGPTへの修正の依頼・全画面表示もできます。
共有が使える場合は、読み取り専用のリンクを作ってほかの人に見せることも可能です。
ChatGPT Canvasと今の書き込みブロックの違い
Canvasでよく使っていた操作が、今どこでできるかを並べます。
| Canvasでの操作 | 今のやり方 |
|---|---|
| 別の窓で開いて作業する | 書き込みブロックを全画面で開く |
| 一部を選んで直してもらう | 書き込みブロックで選んだ部分の修正を頼む |
| 前の版に戻す | ChatGPTによる直しを「元に戻す」で戻す |
| Pythonのコードを動かす | コードブロックの「Run」 |
| 作ったものを共有する | コードブロックの読み取り専用のリンク(対応している場合) |
長さや読みやすさを変える近道メニューは、書き込みブロックの説明には載っていません。
同じことをしたいときは、「半分の長さにして」「中学生にも分かる言葉にして」と会話で頼むのが近道です。
| Canvasの近道メニュー | 会話での頼み方の例 |
|---|---|
| Adjust the length | この文章を半分の長さにして |
| Change reading level | 中学生にも分かる言葉に直して |
| Add final polish | 誤字と言い回しを点検して整えて |
| Fix bugs | このコードのエラーの原因を探して直して |
表の頼み方は一例なので、ふだん使っている自分の言葉に言い換えてかまいません。
Canvasのときと違って、別の窓ではなく会話の流れの中で作業が進むのが今の形です。
ChatGPT Canvasの代わりの機能を使うときの注意点
書き込みブロックとコードブロックには、知っておくと困らない決まりがいくつかあります。
- 直した内容は少し時間をおいてから会話と一緒に保存される
- 一時チャット(Temporary Chat)では、会話が終わると直した内容が残らないことがある
- プレビューが外のデータを使うときは、つなぐ前に許可を求められることがある
- 会社のワークスペースでは、管理者がコードの実行やネットへの接続を止めている場合がある
保存された最新の版は、そのあとの質問でChatGPTが読んで使ってくれます。
大事な文章は、コピーするかライブラリに保存しておくと安心です。
下書きをなくさない3つの習慣
1つめは、大事な下書きを一時チャットで作らないことです。
2つめとして、仕上がった文書はその都度ライブラリに保存しておきます。
3つめに、直したすぐあとに画面を閉じず、少し待ってから次の作業に移るようにしましょう。
どれも、公式ヘルプに書かれた保存の仕組みから考えた、今日からできる工夫になります。
長い文章ほど、なくしたときに書き直す手間が大きいので、習慣にしておく価値は大きいはずです。
個人情報をChatGPTに入れるときの注意は、ChatGPTの危険性と安全に使う設定をまとめた記事で紹介しています。↓


ChatGPT Canvasについてよくある質問
- ChatGPT Canvasは今も使えますか?
-
GPT-5.5 InstantとGPT-5.5 Thinkingでは2026年5月28日から使えません。
有料プランは旧モデルが終わるまで期間限定で使えると案内されていました。
- ChatGPT Canvasの代わりは何ですか?
-
文章は書き込みブロック、コードはコードブロックです。
どちらも会話の返事の中で直接編集できます。
- ChatGPT Canvasのように長い文章を書けますか?
-
書けます。
2026年6月8日から、書き込みブロックを全画面で開いて長い文章を編集し、ライブラリに保存できるようになりました。
- ChatGPT Canvasで使っていた「use canvas」という頼み方は今も使えますか?
-
新しいモデルではCanvasが使えないため、下書きを直接編集できる形で作ってほしいと頼むのが今のやり方です。
- ChatGPT CanvasのようにPythonを動かせますか?
-
対応しているPythonのコードなら、コードブロックの「Run」で動かしてコンソールの結果を見られます。
- ChatGPT Canvasの代わりの機能は無料プランでも使えますか?
-
使える操作はプラン・端末・ワークスペースの設定・モデルで変わります。
メールを画面から送る機能は、Web版のPlus・Pro・Business・Enterpriseが対象です。
プランごとの違いは、ChatGPTの料金を6つのプランで整理した記事で比べられます。↓


ChatGPT Canvasのあとに、AIの使い方を基礎から学びたい人におすすめの講座
画面や機能の名前は、これからも入れ替わっていきます。
頼み方の基本を身につけておくと、新しい画面にもすぐなじめます。
スタートAI
スタートAIは、株式会社スケールエーアイ(東京都新宿区)が運営する、生成AIの学習カリキュラムです。
受講料は198,000円(税込)です(出典:スタートAI公式 特定商取引法に基づく表記)。
申し込む前に、2時間半の無料ウェブセミナーで中身を確かめられます(出典:スタートAI 無料ウェブセミナーの申込ページ)。
セミナーはZoomのライブ形式だけで、参加しても入会を強制されることはありません(出典:スタートAI 無料ウェブセミナーの申込ページ)。
料金の考え方は、スタートAIの料金を調べた記事にまとめています。↓


ChatGPT Canvasのまとめ
この記事の要点をまとめます。
- Canvasは2026年5月28日からGPT-5.5 InstantとGPT-5.5 Thinkingで使えない
- 文章は書き込みブロック、コードはコードブロックが引き継いだ
- 長い文章は書き込みブロックを全画面で開いて編集できる
- 書き込みブロックはライブラリに保存して使い回せる
- Pythonはコードブロックの「Run」で動かせる
- 長さや読みやすさの調整は会話で頼む



Canvasが使えなくなっても、書き込みブロックで文章を直せます。
まずは短いメールの下書きから試してみてくださいね。
会話の中でそのまま直すのが、今のChatGPTの文章づくりの基本です。
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Zoomのライブ配信・2時間半
参加無料・12冊のAI教材特典つき
- ChatGPT Release Notes(OpenAI 公式ヘルプ)
- Introducing canvas(OpenAI 公式ブログ)
- Working with writing blocks and code blocks(OpenAI 公式ヘルプ)
※Canvasと書き込みブロックの内容は、OpenAI公式ヘルプとリリースノートにもとづいています。
ChatGPTの基本から見直したい方は、ChatGPTとは何かを整理した記事もどうぞ。↓











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