
クリスDeep Researchって、ふつうにChatGPTに聞くのと何が違うんですか?
名前は聞くけど、使いどころが分からなくて。
ChatGPT Deep Researchは、たくさんのWebページやファイルを読み比べて、出典つきのレポートにまとめる機能です。
入力欄で「/Deepresearch」と打つか、+メニューから選ぶだけで始められます。
無料プランでも回数を絞った形で使えて、Plusから上の有料プランで使える量が広がります。
始める前に調査計画が出るので、そこで直してから走らせるのが上手な使い方です。
すぐ答えが欲しい質問は通常の検索、じっくり比べたい調べものはDeep Research、と使い分けます。



いい質問です。
ひとことで言うと「調べる係を1人つける」感じです。
何十ものページを読んで、出どころつきの報告書にしてくれます。
ChatGPTのDeep Researchは出典つきの調査レポートを作る機能
最初に、この機能が何をしてくれるのかを押さえます。
Deep Researchは、複数の情報源を読み、考え、まとめて、出典のついたレポートにする機能です。
調べる対象は、公開されているWeb・自分がアップロードしたファイル・つないだアプリの3つです。
どのレポートにも出典かリンクが付くので、あとから自分で確かめられます。
仕組みの説明はDeep research in ChatGPT(OpenAI 公式ヘルプ)にまとまっています。
- こちらが「どんな結果が欲しいか」を書く
- 必要ならWebサイトやファイルを情報源として選ぶ
- ChatGPTが調査計画を出し、こちらが確認して直す
- 調査の途中経過を見ながら、いつでも割り込んで方向を変える
- 出典つきの構成されたレポートを受け取る
ふつうの会話と違うのは、計画を立ててから調べる順番です。
そのぶん時間はかかりますが、1回の質問で終わらない調べものに向いています。
OpenAIが機能を発表した時点の案内では、1回の調査にかかる時間は5〜30分です。
待っている間は別の作業をしていてよく、終わると通知が届きます。
発表時の説明はIntroducing deep research(OpenAI 公式ブログ)で読めます。
ChatGPTのDeep Researchと通常の検索の違い
ChatGPTには、ふつうの検索機能もあります。
どちらを使うかで、返ってくるものの形がまったく変わります。
| 比べる点 | 通常の検索 | Deep Research |
|---|---|---|
| 向いている質問 | すぐ知りたい事実 | 深さと網羅性が要る調べもの |
| 返ってくる形 | リンクつきの短いまとめ | 出典つきの詳しいレポート |
| かかる時間 | 短い | 長い(数分〜数十分) |
| 途中で直せるか | 会話で聞き直す | 計画を直す・途中で割り込む |
| 情報源の指定 | 特になし | サイトやファイル、アプリを選べる |
急ぎの答えが必要なときは、Deep Researchではなく検索か通常の会話を使います。
この使い分けは、公式ヘルプのFAQでもはっきり示されています。
たとえば「今日の為替レート」は検索で十分です。
一方で「3つの会計ソフトを、料金・機能・サポートで比べたい」なら、Deep Researchの出番です。



じゃあ、なんでもDeep Researchに投げればいいってわけじゃないんですね。



そうなんです。
回数に上限がある機能なので、1往復で済む質問に使うともったいないですよ。
ChatGPTのDeep Researchを始める手順
始め方は3通りあり、どれを選んでも同じ機能が立ち上がります。
入力欄に「/Deepresearch」と打つか、入力欄の+(ツール)メニューから「Deep research」を選びます。
サイドバーのメニューからも「Deep research」を選べます。
何を調べて、どんな形で受け取りたいかを書きます。
期間・地域・比べる軸などの条件があれば、ここで一緒に書きます。
調査を始める前に、ChatGPTが目的を確かめる質問をしてくることがあります。
ここで答えておくと、計画がこちらの意図に寄ります。
ChatGPTが調査計画を出すので、目的とずれていないかを確かめます。
足りない観点や要らない観点があれば、始まる前に直します。
計画に納得したら、そのまま調査を進めてもらいます。
途中経過は画面で追えて、必要ならいつでも割り込めます。
いちばん大事なのは、4つ目の計画を直すところです。
ここで方向を合わせておけば、長い調査が的外れに終わる事故を防げます。
手順の元になっているのはDeep research in ChatGPT(OpenAI 公式ヘルプ)です。
ChatGPTのDeep Researchで情報源を選ぶ手順
何も指定しなければ、Deep Researchは公開Webとアップロードしたファイルを読みます。
信頼できるサイトだけに絞りたいときは、情報源を指定します。
入力欄のSitesから「Manage sites」を選びます。
読ませたいWebサイトやドメインを入れます。
カンマ区切りでまとめて入れることもできます。
入れたサイトだけに限るか、入れたサイトを優先しつつWeb全体も探させるかを選びます。
後者は「Prioritize these sites, but allow full-web search」という項目です。
官公庁や公式サイトだけで調べたいときに、この絞り込みが役に立ちます。
つないだアプリも、条件がそろえば情報源になります。
プランや地域、アプリ側の対応によっては、Google DriveやSharePointのような文書置き場も読めます。
アプリからは読み取りだけを行い、書き込みの操作は調査に使いません。
アプリの権限やワークスペースの制限は、Deep Researchを使っても上書きされません。
ChatGPTのDeep Researchに渡す指示の書き方
よい指示は、質問・欲しい結果・条件の3つをはっきり書いたものです。
| 書く要素 | 書き方の例 |
|---|---|
| 質問 | 中小企業向けの会計ソフト3つを比べたい |
| 欲しい結果 | 料金・機能・サポートの比較表と、向いている会社の特徴 |
| 条件 | 日本国内で使えるもの・2026年時点の公式情報を優先 |
| 出力の形 | 表を1つ、要点を箇条書きで5つ、出典は各項目の横に |
「誰向けに・何を・どの範囲で・どの形で」がそろうと、計画の段階で精度が上がります。
逆に「会計ソフトについて調べて」だけだと、計画が広がりすぎます。
期間や地域をしぼる一文を足すだけでも、読むページの質が変わります。



指示を細かく書くのって、けっこう大変そう…。



最初から完璧じゃなくて大丈夫です。
計画が出てきた時点で「ここを足して」と直せるので、ざっくり書いて計画で整えるくらいがちょうどいいです。
ChatGPTのDeep Researchにそのまま使える指示の例
書き方の型が分かっても、最初の1文で手が止まる人は多いものです。
ここでは、よくある調べものを3つ選び、指示文の形にしました。
カッコの中を自分の条件に入れ替えれば、そのまま入力欄に貼って使えます。
- (ロボット掃除機)を(3万円から6万円)の範囲で3機種選び、価格・吸引の方式・お手入れの手間を比べてください。
- 結果は比較表1つと、向いている家庭の特徴を3行で。出典は各項目の横に付けてください。
比べる軸を先に決めておくと、レポートの表がそのまま買い物メモになります。
- (飲食店向けの予約管理サービス)の国内の主な選択肢を調べ、料金の形・導入の手間・サポート体制を整理してください。
- 情報源は各社の公式サイトを優先し、2026年時点の情報に限ってください。
このように「公式サイトを優先」と書き添えると、Sitesで絞る手間も少なくなります。
- (高年齢雇用継続給付)の仕組みと、2025年4月以降の変更点を、厚生労働省など公的機関のページをもとにまとめてください。
- 専門用語には短い言い換えを付け、最後に確かめるべき窓口を書いてください。
制度の話は細かい条件で答えが変わるので、窓口まで書かせておくと次の行動が決まります。
どの例も、最後に「どんな形で受け取りたいか」を1文入れているのがポイントです。



例があると、自分の調べものに置きかえやすいですね。



そうなんです。
一度うまくいった指示文はメモに残しておくと、次からはカッコの中を変えるだけで済みますよ。
ChatGPTのDeep Researchが動いている間にできること
調査が始まったら、あとは待つだけではありません。
- 進み具合をリアルタイムで見る
- 途中で割り込んで、調べる重点を変える
- 読ませる情報源を足す・外す
- 始まる前なら、調査計画そのものを書き直す
割り込んでもやり直しにはならず、そこまでの進み具合は残ります。
途中で割り込める動きは、2025年11月5日の更新で入ったものです。
2026年2月10日の更新では、調査計画の編集に加えて、サイドバーからの入り口とフルスクリーンのレポート表示も新しくなりました。
更新の中身はChatGPT Release Notes(OpenAI 公式)で確かめられます。
調査が長くなりそうなら、ほかの作業に移って通知を待てば大丈夫です。
ChatGPTのDeep Researchのレポートを読んで書き出す手順
終わった調査は、画面いっぱいのレポート表示で開きます。
| レポート画面の部分 | 何に使うか |
|---|---|
| 目次 | 長いレポートの中を行き来する |
| 使った情報源の一覧 | 出典を1つずつ確かめる |
| 作業の履歴 | どう調べ進めたかを振り返る |
調査が終わった会話から、完成したレポートを開きます。
大事な数字や主張は、情報源の一覧から元のページを開いて確かめます。
Markdown・Word・PDFなどの形式でダウンロードできます。
社内で回すならWord、そのまま配るならPDFが扱いやすいです。
レポートは会話と同じ保存ルールで残り、会話を消すとレポートも消えます。
残しておきたい調査は、書き出して手元に置いておくと安心です。
ChatGPTのDeep Researchは無料で何回使える?プランごとの違い
回数の枠はプランで変わります。
| プラン | 月額(米ドル表記) | Deep Research | アプリを情報源にする |
|---|---|---|---|
| Free | $0 | 制限あり | 制限あり |
| Go | $8 | 制限あり | 制限あり |
| Plus | $20 | 拡大 | あり |
| Pro | $100から | 最大 | あり |
出どころはChatGPTの料金ページ(OpenAI 公式)です。
残りの回数は、画面の中の使用カウンターに出ます。
月ごとの決まった枠があるプランでは、最初に使った日から30日ごとに回数が戻る仕組みです。
カレンダーの月初に戻るわけではない点に気をつけます。
2025年4月24日に公式ブログへ追記された時点では、Plusが月25回・Proが月250回・Freeが月5回という数字が出ていました。
いまの公式ヘルプはプラン別の回数を固定の数字では示さず、画面のカウンターで知らせる形です。
無料プランでも、まず1回試して使いどころをつかむことはできます。
プラン全体の金額はChatGPTの料金の記事で整理しています。↓


ChatGPTのDeep ResearchとGeminiのDeep Researchの違い
Deep Researchという名前の機能は、GoogleのGeminiにもあります。
名前は同じでも、別の会社の別の機能です。
| 比べる点 | ChatGPT | Gemini |
|---|---|---|
| 始め方 | 「/Deepresearch」か+メニュー | ファイルを追加→Deep Research |
| 標準の情報源 | 公開Webとアップロードしたファイル | Google検索 |
| 追加できる情報源 | 指定サイト・つないだアプリ | Gmail・Googleドライブ・NotebookLMなど |
| 回数の上限 | プランごとの枠(30日ごとに戻る) | 1日あたりの上限 |
| かかる時間の目安 | 5〜30分(発表時の案内) | 通常5〜10分 |
Gemini側の条件はGemini アプリで Deep Research を利用する(Google 公式ヘルプ)で確認できます。
Googleのサービスに資料が集まっている人はGemini、ChatGPTを普段使いしている人はChatGPTが選びやすいです。
Gemini側の手順はGeminiのディープリサーチの使い方で詳しくまとめています。↓


ChatGPTのDeep Researchとエージェントモードの違い
ChatGPTには、Deep Researchのほかにエージェントモードもあります。
どちらも「任せて待つ」機能なので、混同しやすいところです。
| 比べる点 | Deep Research | エージェントモード |
|---|---|---|
| 得意なこと | 読んで比べて報告書にする | サイトを操作して作業を終わらせる |
| Webへの関わり方 | 読むだけ | クリック・入力・フォーム送信までできる |
| 無料プラン | 制限つきで使える | 使えない(有料プランのみ) |
| 月の上限 | 画面のカウンターで確認 | Plusは月40回・Proは月400回 |
エージェントモードの条件はChatGPT agent(OpenAI 公式ヘルプ)にあります。
調べて報告してほしいだけなら、Deep Researchのほうが向いています。
予約や入力のように、Webの上で手を動かしてほしいときはエージェントモードを選びます。
AIエージェントという考え方そのものはAIエージェントとはで整理しています。↓


ChatGPTのDeep Researchを使うときの注意点
便利な機能ですが、先に知っておきたい点がいくつかあります。
- 使えるかどうかは、プランと国・地域によって変わる
- データの扱いは通常の会話と同じ設定に従う
- Lockdown Modeをオンにしていると、Deep Researchは使えない
- 会話を消すと、そこで作ったレポートも消える
- レポートにも誤りが入ることがあるので、出典で確かめる
学習に使わせたくない場合は、通常の会話と同じくデータ設定で切り替えます。
Lockdown Modeは、Webや外部サービスへの接続をしぼる任意の安全設定です。
オンにするとDeep Researchやエージェントモードが使えなくなるので、動かないときはまずここを見ます(出典:Lockdown Mode(OpenAI 公式ヘルプ))。
発表時のOpenAIの説明でも、事実の取り違えや推論の誤りが起こりうる点は認めています。
数字や固有名詞は、レポートの出典リンクから元のページを開いて確かめるのが基本です。



レポートがあっても、最後は自分で確かめないといけないんですね。



はい。
でも出典の一覧が付いているので、ゼロから調べるよりずっと早く確かめられますよ。
ChatGPTのDeep Researchに向いている調べもの
向き不向きをはっきりさせておくと、回数の枠をむだにしません。
| 向いている | 向いていない |
|---|---|
| 複数のサービスや製品の比較 | 今日の天気・為替のような一問一答 |
| 業界や市場の動向のまとめ | 急いで答えが欲しい質問 |
| 手元の資料とWebを突き合わせる調査 | 雑談やアイデア出し |
| 出典を示して人に説明したい調べもの | 文章の言い換えや要約だけの作業 |
「あとで人に見せる」「根拠を示したい」調べものほど、Deep Researchの強みが出ます。
車や家電、家具のように、じっくり比べてから買いたいものの下調べにも使えます。
文章を整えるだけの作業なら、通常の会話のほうが速く終わります。
出典つきで手早く調べたいだけなら、AI検索のPerplexityとはも比べる候補になります。↓


ChatGPTのDeep Researchでよくある質問
ChatGPTのDeep Researchは無料プランでも使えますか?
使えますが回数は制限つきで、Plusから上の有料プランで使える量が広がります。
ChatGPTのDeep Researchはどこから始めますか?
入力欄に「/Deepresearch」と打つか、+メニューかサイドバーから「Deep research」を選びます。
ChatGPTのDeep Researchの回数はいつ戻りますか?
月ごとの決まった枠があるプランでは、最初に使った日から30日ごとに戻ります。
ChatGPTのDeep Researchのレポートは保存できますか?
完成したレポートの画面から、Markdown・Word・PDFなどの形式で書き出せます。
ChatGPTのDeep Researchで調べるサイトを指定できますか?
入力欄のSitesからManage sitesを開き、サイトを入れて絞り込めます。
ChatGPTのDeep Researchはすべての国で使えますか?
使えるかどうかは、プランと国・地域によって変わります。
ChatGPTのDeep Researchを仕事に生かしたい人におすすめのAI講座
ChatGPTのDeep Researchのような機能を、仕事や暮らしの中で使いこなしたい人へ、AIを基礎から学べる講座を1つ紹介します。
独学でも始められますが、決まった順番で学べる場があると、途中で止まりにくくなります。
スタートAI
スタートAIは、プロンプトと代表的なAIツールの基本を、講義動画とテキストで学ぶ生成AIの学習カリキュラムです。
講義動画とテキストは30講義あり、個別サポートや、最新情報を扱うウェブセミナー(月10回)も付いています(出典:スタートAI「特定商取引法に基づく表記」)。
受講料は198,000円(税込)で、販売代行は株式会社スケールエーアイ(東京都新宿区)です(出典:スタートAI「特定商取引法に基づく表記」)。
入会の前に、2時間半の無料ウェブセミナーで講座の中身を確かめられます(出典:スタートAIの無料ウェブセミナー申込ページ)。
セミナーはZoomのライブ形式のみで、参加しても入会の強制はないと申込ページのよくある質問にあります。
同じよくある質問には、すでにChatGPTを使っている人にも参加する意味がある、という回答も載っています。
\まずは話を聞いてから決めたい人は/
入会の強制はないと申込ページに明記
参加無料・12冊のAI教材特典つき
ChatGPTのDeep Researchの使い方まとめ
この記事の要点をまとめます。
- 複数の情報源を読み、出典つきのレポートにする機能
- 「/Deepresearch」か+メニュー、サイドバーから始める
- 始まる前に出る調査計画を直すのがいちばんの近道
- Sitesで情報源を公式サイトなどに絞り込める
- レポートはMarkdown・Word・PDFなどで書き出せる
- 無料でも制限つきで使え、回数は30日ごとに戻る
- 急ぎの質問は検索、深い調べものはDeep Researchで使い分ける
まずは身近な比べもの1つで、計画を直すところまで試すのがおすすめです。
機能の最新の条件はDeep research in ChatGPT(OpenAI 公式ヘルプ)にまとまっています。



調べものの「下書き係」として使うと、確かめる時間に集中できるようになりますよ。
AIをもっと幅広く使えるようになりたい人は、無料ウェブセミナーで雰囲気を確かめてから決めても遅くありません。
\判断は話を聞いてからで十分/
当日はQ&Aの時間がある
参加無料・12冊のAI教材特典つき
- Deep research in ChatGPT(OpenAI 公式ヘルプ)
- Introducing deep research(OpenAI 公式ブログ)
- ChatGPT Release Notes(OpenAI 公式)
- ChatGPTの料金ページ(OpenAI 公式)
- Gemini アプリで Deep Research を利用する(Google 公式ヘルプ)
- ChatGPT agent(OpenAI 公式ヘルプ)
- Lockdown Mode(OpenAI 公式ヘルプ)
あわせて読みたい:生成AIツールの比較↓


あわせて読みたい:ChatGPTとは?何ができるのかと仕組み↓











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