
クリスGitHub Copilotを入れてみたいけど、補完とチャットとエージェントがあって、何から触ればいいのか分からないんです。



最初はVS Codeに入れて、コードを打ったときに出てくる灰色の提案をTabで受け取るところからで十分です。
そこからチャット、エージェントと順に広げていきましょう。
GitHub Copilotの使い方は、GitHubのアカウントでプランを選び、VS Codeなどのエディタでサインインして、補完・チャット・エージェントを順に使うという流れです。
VS Codeなら、はじめてCopilotを設定したときに必要な拡張機能が自動で入ります。
コードを打つと灰色の提案が出て、Tabキーで受け取れる仕組みです。
チャットには「エージェント」「プラン」「質問」の3つのモードがあり、チャット欄の下のプルダウンで切り替えます。
有料プランなら、GitHubの課題(issue)をCopilotに割り当てて、プルリクエストまで作らせることも可能です。
GitHub Copilotの使い方は「どこで使うか」を決めるところから
GitHub Copilotは、コードを書く人を手伝うGitHubのAIアシスタントです。
同じCopilotを、使う場所に合わせて呼び出せます。
| 使う場所 | できること | 向いている人 |
|---|---|---|
| エディタ(VS Codeなど) | 打ちかけのコードの続きを提案する・チャットで質問する・エージェントに編集を任せる | 自分のPCでコードを書く人 |
| GitHub.com | リポジトリやファイルを開いたまま、そのコードについて質問する | 何も入れずに試したい人 |
| クラウドエージェント | 課題を割り当てると、裏で作業してプルリクエストを作る | 有料プランで作業を丸ごと任せたい人 |
はじめて使うなら、エディタに入れて補完とチャットから試すのがいちばん迷いません。
Copilotが使えるエディタは、VS Code・Visual Studio・JetBrainsのIDE・Eclipse・Xcode・Vim/Neovim・Azure Data Studioです。
この記事では、手順がいちばん短いVS Codeを例にします。
対応エディタの一覧の原典は 環境に GitHub Copilot 拡張機能をインストールする(GitHub Docs) です。
MicrosoftのCopilotとGitHub Copilotの違いがまだあいまいなら、Copilotの使い方の記事で種類ごとに見分け方をまとめています。↓


GitHub Copilotを使う前の準備|GitHubのアカウントとプラン
GitHub Copilotを使うには、GitHubのアカウントと、Copilotのプランのどれかが必要です。
- Copilot Free:有料プランなしで、インライン提案は月2,000回まで、チャットとエージェントも回数を絞って使える
- 有料プラン:Copilot Pro(月10米ドル)・Copilot Pro+(月39米ドル)・Copilot Max(月100米ドル)
- 確認済みの学生:Copilot Studentに登録すると無料で使える
- 教師・人気OSSのメンテナー:条件に合えばCopilot Proを無料で使える場合がある
- 会社・組織:組織からCopilotを割り当ててもらう
Copilot Freeは、組織や企業からCopilotを使えない個人の開発者だけが選べるプランです。
Copilot FreeとCopilot Studentでは、使うAIモデルは自動選択だけになります。
また、GitHub Enterprise ServerではCopilotを使えません。
プランの原典は GitHub Copilot のプラン(GitHub Docs)、入口ごとの手順は 自分用に GitHub Copilot を設定する(GitHub Docs) です。
プランごとの料金とAIクレジットの細かい違いは、Copilotの料金の記事にまとめています。↓


GitHub CopilotをVS Codeで使えるようにする手順
VS Codeでの準備は、次の4つの手順で終わります。
VS Codeを最新版にしておきます。
まだ入れていないなら、VS Codeのダウンロードページから入れます。
VS CodeからGitHubのアカウントにサインインします。
Copilotのプランは、このアカウントにひもづいたものが使われます。
はじめてCopilotを設定すると、必要な拡張機能が自動で入ります。
拡張機能を自分で探して入れる必要はありません。
Windows/LinuxならCtrl+Alt+I、macOSならControl+Command+Iでチャットが開きます。
「what does this file do」のように聞いて、答えが返ってくれば準備完了です。
手順の原典は IDE で GitHub Copilot を使うためのクイックスタート(GitHub Docs) と IDE で GitHub Copilot のコード提案を受け取る(GitHub Docs) です。



拡張機能を自分で入れなくていいのは助かります。
英語で聞かないとダメですか?



日本語で聞いて大丈夫です。
公式ドキュメントの例が英語なだけなので、ふだんの言葉で頼んでみてくださいね。
GitHub Copilotのコード補完の使い方
Copilotは、コードを打っているあいだに続きを灰色の文字で提案します。
たとえばJavaScriptのファイルに「function calculateDaysBetweenDates(begin, end) {」と打ちます。
関数の残りが灰色の文字で提案されます。
「// write a function to find all images without alternate text」のように、コメントでやりたいことを書いても提案が出ます。
処理の中身を言葉で伝えられるので、書き方が分からないときに便利です。
提案を使うならTabキーを押します。
いらないならEscキーで、提案をまとめて断れます。
提案を切り替えたり、一部だけ受け取ったりするショートカットは次のとおりです。
| やりたいこと | Windows/Linux | macOS |
|---|---|---|
| 提案を受け取る | Tab | Tab |
| 提案をすべて断る | Esc | Esc |
| 次の候補を見る | Alt+] | Option(⌥)+] |
| 前の候補を見る | Alt+[ | Option(⌥)+[ |
| 候補をまとめて別タブで見る | Ctrl+Enter | Ctrl+Enter |
| 次の単語だけ受け取る | Ctrl+→ | Command+→ |
次の行だけを受け取りたいときは、editor.action.inlineSuggest.acceptNextLine に自分でショートカットを割り当てます。
「Next edit suggestions」は、直している途中の流れから、次に直すべき場所と中身を予測する機能です。
エディタの左の余白に矢印が出たら、Tabで提案の場所へ移り、もう一度Tabで受け取ります。
提案がほとんど出ないときは、公開コードとの重複検出がオンになっていないかを確かめてください。
補完の原典は IDE で GitHub Copilot のコード提案を受け取る(GitHub Docs) です。
GitHub Copilot Chatの使い方|エディタの横で質問する
VS Codeのタイトルバーにあるチャットのアイコンを押すと、チャット欄が開きます。
アイコンが見当たらないときは、タイトルバーを右クリックして「コマンド センター」にチェックが入っているかを確かめるのが先です。
質問の中に記号を入れると、Copilotに伝える範囲をしぼれます。
| 記号 | 呼び名 | 使いどころ |
|---|---|---|
| @ | チャット参加者 | 特定の分野にくわしい相手を指名する。@github でGitHubのスキルを使う |
| / | スラッシュコマンド | よく使う頼みごとを短く呼び出す |
| # | チャット変数 | ファイルなど、答えに含めてほしい情報を渡す。#web でWeb検索 |
それぞれ「@」「/」「#」と打つだけで、使える一覧が出てきます。
答えの上にある「使用済みの n 個の参照」を開くと、Copilotが答えに使ったファイルを確かめられるので便利です。
チャット欄を開かずに聞く方法も3つあります。
- クイックチャット:Ctrl+Shift+Alt+L(macOSはShift+Command+Option+L)
- インラインチャット:エディタの中でCtrl+I(macOSはCommand+I)
- スマートアクション:エディタで右クリックして「Copilot」から選ぶ
チャットの原典は IDE で GitHub Copilot に質問する(GitHub Docs) です。
GitHub Copilotの3つのモード|エージェント・プラン・質問
チャット欄の下にあるプルダウンで、Copilotの動き方を3つから選べます。
| モード | Copilotがすること | 向いている場面 |
|---|---|---|
| エージェント | どのファイルを変えるかを自分で決め、編集とターミナルのコマンドを進める | 手順が多い作業をまとめて任せたいとき |
| プラン | コードを変える前に、実装の計画を書いて見せる | いきなり書き換えられるのが不安なとき |
| 質問 | コードや技術の考え方について答える | しくみを知りたいとき・案を広げたいとき |
エージェントは1回ごとにAIクレジットを使います。
プランのモードで計画に納得したら、「実装の開始」を押すとエージェントのモードに切り替わり、そのまま作業が始まる流れです。
「エディターで開く」を押せば、計画をMarkdownのファイルにして残すこともできます。



エージェントに任せたら、勝手にいろいろ書き換えられそうでこわいです。



それならプランのモードから始めるのがおすすめです。
先に計画だけを出してもらい、中身を読んでから実装に進めます。
プルダウンに「エージェント」が出てこないときは、会社や組織の管理者がエージェントのモードを止めている場合があります。
モードの原典は IDE で GitHub Copilot に質問する(GitHub Docs) です。
GitHub Copilotに画像やPDFを見せて質問する方法
画像を読めるモデルを選んでいれば、チャットに画像やPDFを添えて質問できます。
添えられるのは、JPEG・PNG・GIF・WEBP・PDF・HEIC・HEIFのファイルです。
画像とPDFの添付は、どのCopilotのプランでも最初から使えます。
- コードのスクリーンショットを見せて、中身を説明してもらう
- 画面のラフ案を見せて、そのとおりのコードを書いてもらう
- フローチャートを見せて、流れを言葉にしてもらう
- エラー画面を見せて、「what does this error message mean」と聞く
画像はチャット欄に貼り付けるか、ファイルをドラッグして入れます。
画像の添付の原典は IDE で GitHub Copilot に質問する(GitHub Docs) です。
GitHub CopilotをGitHub.comのブラウザで使う方法
エディタを入れなくても、GitHub.comの画面からCopilotに質問できます。
GitHubにサインインした状態で github.com/copilot を開きます。
入力欄に質問を打ってEnterキーを押すと答えが返ります。
見たいリポジトリのファイルを開き、右上のCopilotのアイコンを押します。
自分のリポジトリでなくても、そのファイルについて質問できます。
答えを読んで、分からない所を続けて質問します。
同じ画面のまま、コードの中身を少しずつ掘り下げられます。
GitHubのクイックスタートは、約10分で質問とクラウドエージェントへの割り当てまでを試せる構成です。
ブラウザでの使い方の原典は GitHub で GitHub Copilot に質問する(GitHub Docs) と GitHub Copilot のクイックスタート(GitHub Docs) です。
GitHub Copilotのクラウドエージェントに課題を任せる手順
クラウドエージェントは、GitHub Actionsで動く使い捨ての作業環境で、Copilotが裏で作業を進める機能です。
使うにはCopilot Proなどの有料プランが必要です。
書き込み権限のある個人のリポジトリで、github.com/settings/copilot からクラウドエージェントを有効にします。
組織のリポジトリは、組織の設定から有効にします。
Copilotにやってほしいことを課題に書きます。
すでにある課題を使ってもかまいません。
課題の右側の「担当者」を押し、一覧からCopilotを選びます。
Copilotが作業を終えると、プルリクエストが作られます。
差分を読み、意図どおりに直っているかを確かめます。
直してほしい所があれば、コメントで @copilot と呼びかけて頼む形です。
クラウドエージェントは、バグの修正・小さな機能の追加・テストの追加・ドキュメントの更新などを受け持てます。
エディタのエージェントのモードは手元のPCで直接書き換えるのに対し、クラウドエージェントはGitHubの上で作業するのが違いです。
クラウドエージェントの原典は GitHub Copilot のクラウドエージェントについて(GitHub Docs) と GitHub Copilot のクイックスタート(GitHub Docs) です。
GitHub Copilotにプロジェクトの決まりを覚えさせるカスタム指示
毎回同じ注意を書かなくて済むように、リポジトリに指示のファイルを置いておけます。
| ファイル | 効く範囲 |
|---|---|
| .github/copilot-instructions.md | そのリポジトリでのすべての頼みごと |
| .github/instructions/NAME.instructions.md | 指定したパスに合うファイルを扱うときだけ |
| AGENTS.md | AIエージェントが作業するとき。いちばん近い場所のファイルが優先 |
AGENTS.mdの代わりに、リポジトリの一番上に置いたCLAUDE.mdやGEMINI.mdを1つ使うこともできます。
ビルドやテストのやり方を書いておくと、Copilotが作業の確かめ方を迷わずに済みます。
カスタム指示の原典は リポジトリのカスタム命令の追加(GitHub Docs) です。
GitHub Copilotを上手に使うコツ
Copilotが得意なのは、次の4つです。
- テストや、くり返しの多いコードを書く
- デバッグや、文法のまちがいを直す
- コードを説明し、コメントをつける
- 正規表現を作る
反対に、コードや技術と関係のない質問に答えることは、Copilotの役目に入っていません。
頼み方のコツは、大きな作業を小分けにすること、条件を具体的に書くこと、入力と出力の例を見せることです。
提案は必ず自分で読んで確かめるのが前提になります。
使い分けの目安は、書きながら続きがほしいときは補完、まとまった量を相談しながら作るときはチャットです。
コツの原典は GitHub Copilot の使用に関するベストプラクティス(GitHub Docs) です。
GitHub Copilotの使い方でつまずきやすい5つの点
使い始めに引っかかりやすい所を、原因と対処の形で並べます。
| つまずき | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| チャットのアイコンがない | タイトルバーのコマンドセンターが外れている | タイトルバーを右クリックしてコマンドセンターを選ぶ |
| 提案がほとんど出ない | 公開コードとの重複検出がオンになっている | 個人の設定のポリシーを見直す |
| エージェントが選べない | 会社や組織の管理者がエージェントのモードを止めている | 管理者に確かめる |
| Copilot Freeが選べない | 組織や企業からCopilotを使える状態になっている | 組織から割り当てられたCopilotを使う |
| 課題をCopilotに割り当てられない | 無料プランのまま、またはクラウドエージェントが無効 | 有料プランにしてから設定で有効にする |
Copilot Freeのインライン提案は月2,000回までなので、毎日たくさん書く人は早めに上限に届きます。
つまずきの原典は IDE で GitHub Copilot に質問する(GitHub Docs)・IDE で GitHub Copilot のコード提案を受け取る(GitHub Docs)・GitHub Copilot のプラン(GitHub Docs) です。
エディタごとAIに任せる道具も比べたいなら、Cursorの使い方の記事も参考になります。↓


GitHub Copilotの使い方についてよくある質問
- GitHub Copilotは無料で使えますか?
-
Copilot Freeなら、有料プランなしでインライン提案を月2,000回まで使えます。
チャットとエージェントも、回数をしぼった形で使えます。
- GitHub CopilotとMicrosoft Copilotは同じものですか?
-
別のサービスです。
GitHub Copilotはコードを書く人向けのAIアシスタントで、GitHubのアカウントとプランで使います。
- GitHub Copilotはどのエディタで使えますか?
-
VS Code・Visual Studio・JetBrainsのIDE・Eclipse・Xcode・Vim/Neovim・Azure Data Studioで使えます。
VS Codeでは、はじめて設定したときに必要な拡張機能が自動で入ります。
- エージェントのモードとクラウドエージェントは何が違いますか?
-
エージェントのモードは、手元のエディタの中で直接コードを書き換えます。
クラウドエージェントはGitHubの上で作業し、終わるとプルリクエストを作ります。
- 日本語で質問してもいいですか?
-
日本語で質問できます。
GitHubの公式ドキュメントにも日本語版があります。
GitHub Copilotの使い方のまとめ
| やりたいこと | 使う機能 | 最初の一手 |
|---|---|---|
| コードの続きを書いてほしい | コード補完 | 関数の書き出しを打ってTabで受け取る |
| コードについて聞きたい | Copilot Chat(質問) | Ctrl+Alt+I(macOSはControl+Command+I)で開く |
| 直す前に計画を見たい | プラン | チャット欄の下でプランを選ぶ |
| まとめて書き換えてほしい | エージェント | チャット欄の下でエージェントを選ぶ |
| 裏で作業を任せたい | クラウドエージェント | 課題の担当者にCopilotを選ぶ |
迷ったら、VS CodeでCopilotを設定し、関数の書き出しを打ってTabで提案を受け取るところから始めてください。
慣れてきたら、チャットの質問、プラン、エージェントへと任せる範囲を広げていけます。



まずは補完とチャットで、Copilotの提案の出方をつかむのが近道です。
任せる範囲は、少しずつ広げていけば大丈夫ですよ。
GitHub Copilotのようなツールを仕事に生かしたい人におすすめのAI講座
GitHub CopilotのようなAIツールを、仕事で使いこなせるようになりたい人へ、学べる講座を1つ紹介します。
独学で止まりがちな人は、講座で順番どおりに学ぶ方法もあります。
スタートAI
スタートAIは、株式会社スケールエーアイが販売する生成AIの学習カリキュラムです(出典:スタートAI公式 特定商取引法に基づく表記)。
プロンプトと代表的なAIツールの基本を学ぶ講義動画とテキストが30講義あり、個別サポートも付きます。
受講料は198,000円(税込)です(出典:スタートAI公式 特定商取引法に基づく表記)。
申し込む前に、2時間半の無料ウェブセミナーで講座の中身を確かめられます(出典:スタートAIの無料ウェブセミナーの申込ページ)。
無料ウェブセミナーでは、Claude CodeやCodex、Coworkなど話題のAIエージェントも初心者向けに整理して扱います(出典:スタートAIの無料ウェブセミナーの申込ページ)。
セミナーはZoomのライブ形式のみで、参加しても入会の強制はありません。
\まずは話を聞いてから決めたい人は/
入会の強制はないと申込ページに明記
参加無料・12冊のAI教材特典つき
- 環境に GitHub Copilot 拡張機能をインストールする(GitHub Docs)
- GitHub Copilot のプラン(GitHub Docs)
- 自分用に GitHub Copilot を設定する(GitHub Docs)
- IDE で GitHub Copilot を使うためのクイックスタート(GitHub Docs)
- IDE で GitHub Copilot のコード提案を受け取る(GitHub Docs)
- IDE で GitHub Copilot に質問する(GitHub Docs)
- GitHub で GitHub Copilot に質問する(GitHub Docs)
- GitHub Copilot のクイックスタート(GitHub Docs)
- GitHub Copilot のクラウドエージェントについて(GitHub Docs)
- リポジトリのカスタム命令の追加(GitHub Docs)
- GitHub Copilot の使用に関するベストプラクティス(GitHub Docs)
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