
クリスRunwayとは、どんなサービスなんですか?
Runwayとは、テキストや画像から動画・画像・音声を生成し、そのまま編集まで進められるクラウド型の制作サービスです。
運営はRunway AI, Inc.で、公式サイトのフッターには「© 2026 Runway AI, Inc.」の表記があります。
料金は無料プランを含めて4段階で、有料は年払いで月$12・$28・$76という並びです。
生成はクレジット制で、主力の動画モデルGen-4.5は1秒あたり12クレジットを消費します。
自社モデルだけでなく、Seedance・Kling・Nano Bananaなど他社の生成モデルも同じ画面から選べるのが特徴です。
Runwayとは|動画・画像・音声を1つの画面で作れるクラウド型の制作サービス
Runwayは、ブラウザから使う生成AIの制作環境です。
文章だけ、あるいは1枚の画像から、映像・静止画・音声・音楽を作り出せます。
作った素材をその場で編集し、書き出すところまで同じ画面の中で完結します。
公式が掲げている製品名は「Runway Creative」で、位置づけは「an all-in-one cloud-based creative platform」です。
日本語にすると「クラウド上にあるオールインワンの制作プラットフォーム」という意味になります。
動画編集ソフトを別に立ち上げる前提ではなく、生成から仕上げまでを1か所で回す設計です。
利用者の規模は、公式の製品ページで「Used by 60M+ users globally」と示されています。
出典はRunway Creative の製品ページ(Runway 公式)です。
インストールは不要で、Webブラウザのほかに公式のAndroidアプリとiOSアプリも用意されています。
Runwayの仕組み|3つのプラットフォームと共通の基盤モデル



Runwayって、動画を作るアプリの名前だと思っていました。



ふだん動画を作る画面はRunway Creativeで、ほかに開発者向けとロボット向けの製品があります。
この記事では、制作画面の話を中心にしますね。
Runwayという名前は、実際には3つの異なる製品の総称です。
公式トップページは「Three platforms built on-top of the same Real-World Intelligence models」という見出しで、3本の柱を並べています。
| プラットフォーム | 対象 | 中身 |
|---|---|---|
| Runway Creative | 個人・チーム | 動画・画像・音声を生成して編集するオールインワンの制作環境 |
| Runway Dev | 開発者 | Runway製と他社製のモデルをAPIから呼ぶための基盤 |
| Runway Robotics | ロボティクス事業者 | 世界モデルGWM-1を使った方策の推論・評価・合成データ生成 |
この記事で扱う「Runway」は、断りがないかぎり1段目のRunway Creativeを指します。
3つに共通しているのは、Runwayが「Real-World Intelligence(現実世界の知能)」と呼ぶ基盤モデル群です。
公式の説明では、この基盤は世界を理解し、シミュレートし、そこで行動できるものとして開発されています。
研究の成果として、公式は次の3つを公開しています。
- GWM-1:研究の看板になっている汎用世界モデル
- GWM Worlds 2:720pの映像を毎秒24フレーム、音声を48,000Hzで、操作に応じて実時間で生成する
- Solaris:コードを書かずにインターフェースを1フレームずつ生成する「Interface World Model」
会社としての表記は、公式サイトのフッターにある「Runway AI, Inc.」です。
Runway Roboticsは、ロボットの制御方策を現実に近い映像の中で動かして評価するための道具立てです。
動かす土台になっているのが、研究側の汎用世界モデルGWM-1になります。
映像を作る話とロボットの話が同じ会社から出てくるのは、この基盤を共有しているためです。
Runwayでできること①|テキストと画像から動画を作る
Runwayの中心にある機能が、動画の生成です。
入口は大きく2つに分かれます。
- Text to Video:文章だけを手がかりに、被写体・環境・照明・構図・動きまでモデルに作らせる
- Image to Video:手持ちの画像を1コマ目として渡し、文章では「どう動くか」だけを指示する
Image to Videoでは、渡した画像が構図・被写体・照明・雰囲気を決めます。
そのため文章の役割は「何が映るか」ではなく「どう動くか」に寄ります。
複数のカットが要るときは、短い指示文から複数カットの映像をまとめて作るMulti-Shot Videoというアプリもあります。
1本の長い映像を一度に作るより、短いカットを積み重ねて仕上げる作り方に向いた道具です。
書き出しの形式は、公式ドキュメントで次のように決まっています。
- 標準:H.264の.mp4
- ProRes:.movで、422 Proxyから4444 XQまで選べる(既定は4444)
- PNG連番:フレームごとのPNGを.zipにまとめた形
- HDR:Gen-4.5だけが対応し、BT.2020・HDR10のメタデータ付きで書き出せる
映像編集ソフトへ持ち込んで色を調整する工程がある場合、この選択肢があるかどうかで扱いやすさが変わります。
Runwayでできること②|すでにある映像を作り直す



撮った映像の背景まで、あとから変えられるんですか?



はい、背景の入れ替えは公式が挙げている操作の1つです。
切り抜きの手間をかけずに済むのが大きいですね。
Runwayは、ゼロから作るだけの道具ではありません。
手元の映像を渡して、その中身を書き換える使い方が用意されています。
この役目を負っているのがAleph 2.0というモデルと、Edit Studioという編集画面です。
1コマだけを直せば、その変更が映像全体に伝わる、という仕組みで動きます。
扱える映像は最長30秒・1080pまでで、公式が挙げている操作の例は次のとおりです。
- 商品の色・髪型・服など、指定した要素だけを変える
- 撮り直さずに、背景の壁へ新しい要素を足す
- 映っている物を消す
- 画風をまるごと変える(例:ダークなアニメ調)
- 同じ瞬間のまま、商品に寄ったアップの画にする
- 季節を冬に変えるなど、広告の季節違いを作る
- カットが複数ある映像でも、関係するショットに同じ編集をかける
撮り直しや切り抜きの作業が必要だった処理を、言葉での指示に置き換えたのがこの機能です。
映像の解像度を上げるアップスケール、フレームレートの変換も同じ環境の中にあります。
SDRの映像をHDRへ変換するモデルは、Rubyという名前です。
Rubyが扱える入力は最長30秒で、1辺4096ピクセル未満という条件があります。
Runwayでできること③|画像・音声・音楽まで同じ画面で作る
Runwayは動画専用のサービスとして紹介されることが多いものの、実際の守備範囲はもっと広いものです。
静止画の生成では、自社のGen-4 Imageに加えてNano Banana ProやSeedreamなどの他社モデルが並びます。
音声側では、読み上げ・効果音・音楽の3種類を作れます。
| 種類 | モデル名 | 公式が示す消費クレジット |
|---|---|---|
| 音声(読み上げ) | Text to Speech | 50文字あたり1クレジット |
| 音声(汎用) | Seed Audio 1.0 | 1分あたり15クレジット |
| 音楽(フル) | Lyria 3 Pro | 1曲あたり8クレジット |
| 音楽(短尺) | Lyria 3 Clip | 1曲あたり4クレジット |
| 静止画 | Gen-4 Image(1080p) | 1枚あたり8クレジット |
| 静止画(高速) | Gen-4 Image Turbo | 1枚あたり2クレジット |
数値の出典はPricing(Runway 公式)の比較表です。
映像・静止画・声・音楽がすべて同じクレジットで買える、という点がRunwayの設計上の特徴になります。
声については、自分の声を登録して使い回すボイスクローンの枠が、Pro以上のプランの特典です。
顔と表情をほかのキャラクターへ移すAct-Twoというモデルもあります。
静止画1枚と自分の演技があれば、そのキャラクターに同じ芝居をさせられるという発想の機能です。
Runwayのアプリ機能|用途を1つに絞った小さな道具が並ぶ
Runwayには「Apps」と呼ばれる区画があります。
モデルやパラメータを意識せずに、目的だけを選んで結果を得るための入口です。
公式の製品ページに並んでいるものを整理すると、次のようになります。
| アプリ名 | 何をするものか |
|---|---|
| Remove from Video | 映像の中の不要なものを、言葉で指定して消す |
| Reshoot Product | 商品写真を撮り直さずに、別の見せ方へ作り替える |
| Upscale Video | 映像をワンクリックで高解像度にする |
| Add Dialogue | セリフを打ち込んで、キャラクターに話させる |
| Change Image Style | 画像を別の画風や雰囲気に作り替える |
| Add Performance | 自分の声と表情を、画像やキャラクターに移す |
| Change Backdrop | 映像の背景を入れ替える |
| Change Time of Day | 映像の時間帯を変える |
| Relight Scene | 映像の照明を作り直す |
| Multi-Shot Video | 短い指示文から、複数カットの映像をまとめて作る |
自由度は下がる代わりに、迷う場所が減るのがアプリ側の利点です。
逆に、複数のモデルを自分の順番でつなぎたいときはWorkflowsという機能を使います。
Workflowsはノードを線でつなぐ形式で、中間処理を挟んだ独自の生成手順を組める仕組みです。
会話しながら映像を1本仕上げるRunway Agentという入口も用意されています。
Runwayが使えるモデルの一覧|自社製と他社製が同じ棚に並ぶ



モデルが多すぎて、どれを選べばいいのか迷います。



迷ったら、まずは自社の主力モデルGen-4.5から試すのが分かりやすいですよ。
開発者向けには、自動で振り分けるModel Routerもあります。
Runwayを理解するうえで外せないのが、モデルの品ぞろえです。
Runwayは自社モデルだけを提供しているのではなく、他社の主要モデルも同じ環境に載せています。
開発者向けドキュメントのモデル一覧から、動画生成のモデルを抜き出すと次のとおりです。
| モデル名(API表記) | 入力 | 出どころ |
|---|---|---|
| gen4.5 | テキストまたは画像 | Runway(主力モデル) |
| gen4_turbo | 画像 | Runway(高速版) |
| aleph2 | 映像+テキスト/画像 | Runway(映像編集) |
| act_two | 画像または映像 | Runway(演技の転写) |
| seedance2_5 / seedance2 | テキスト・画像・映像 | ByteDance系 |
| veo3.1 / veo3.1_fast | テキストまたは画像 | |
| hailuo3 / h3_max | テキスト・画像・映像 | MiniMax系 |
| grok_imagine_1_5 | テキストまたは画像 | xAI系 |
| wan3 | テキストまたは画像 | Alibaba系 |
| gemini_omni_flash | テキスト・画像・映像 |
一覧の出典はAvailable AI Models(Runway Dev 公式ドキュメント)です。
どれを選べばよいか決められないとき向けに、Model Routerという自動振り分けの仕組みがあります。
コスト重視・速度重視・品質重視のどれかを指定しておくと、リクエストごとに適したモデルへ回されます。
Model Router自体の追加料金は発生しません。
制作画面の料金表には、Googleの画像モデルもNano Banana ProやNano Banana Pro 2の名前で並んでいます。
Runwayの主力モデルGen-4.5とAleph 2.0の違い
Runwayの自社モデルは、役割で2本立てになっています。
| 観点 | Gen-4.5 | Aleph 2.0 |
|---|---|---|
| 役割 | 何もないところから映像を生成する | すでにある映像を作り替える |
| 入力 | テキスト、または画像1枚 | 映像+テキストまたは画像 |
| 制作側のクレジット | 5秒あたり60クレジット | 5秒あたり140クレジット |
| API側のクレジット | 1秒あたり12クレジット | 1秒あたり28クレジット(1回56クレジットが下限) |
| HDR出力 | 対応(BT.2020・HDR10メタデータ付き) | 非対応(Rubyを経由して変換する) |
| ProRes・PNG連番 | 対応 | 対応 |
Gen-4.5は「作る」側、Aleph 2.0は「直す」側と覚えると混乱しません。
公式はGen-4.5を「The world's best video model」と位置づけ、動きの品質・指示への追従・映像の忠実さを挙げています。
業務用の形式で書き出すと、APIでは生成とは別に追加のクレジットがかかります。
- ProRes・PNG連番:1秒あたり5クレジット
- HDR・10ビット:1秒あたり20クレジット
- HDR・10ビットで出力がおよそ4K相当を超える場合:1秒あたり40クレジット
数値の出典はAPI Pricing & Costs(Runway Dev 公式ドキュメント)です。
なお、映像を高解像度化するアップスケールは、入力が最長30秒までという制限があります。
フレームレートの変換は最長300秒まで扱え、2秒あたり1クレジットという計算です。
変換先として選べるのは24・25・30・48・50・60・120フレームと、23.98・29.97・59.94フレームです。
Runwayの料金とクレジットの要点



料金とクレジットの仕組みが、いちばん気になります。



料金は別の記事で数字をそろえて整理しているので、ここでは要点だけお伝えしますね。
Runwayは月額を払うと毎月クレジットが配られ、生成のたびにそこから引かれる仕組みで、主力のGen-4.5なら5秒で60クレジットを使います。
プランは無料・Standard・Pro・Maxの4段階で、月額やクレジット数の比べ方はRunwayの料金を公式情報で整理した記事で読めます。↓


Runwayが向いている人と、向いていない人



私みたいに、月に数本しか作らない人でも使えますか?



使えますよ。
ただ、固定費を持ちたくないなら契約の仕方に少し工夫が要ります。
ここまでの内容から、相性を整理します。
- 広告・SNS用の短い映像を、本数を作って試したい人
- 実写の撮り直しをせずに、素材を作り替えたい制作会社
- 映像・画像・音声を1つの契約でまとめたい人
- 複数の生成モデルを比べながら選びたい人
- 自作のワークフローを組んで同じ処理を量産したい人
短いカットを何度も作り直しながら詰めていく作業に、いちばん向いている道具です。
反対に、合わない使い方もあります。
- 1回の生成で数分の長尺をそのまま作りたい場合
- 月に数本しか作らず、固定費を持ちたくない場合
- ナレーションや字幕を中心にした説明動画だけを作りたい場合
- 生成した内容を1ピクセル単位で指定したい場合
尺の長いものは、短いカットをつないで作る前提になります。
説明動画が中心なら、台本の読み上げに特化したサービスのほうが手数は少なめです。
固定費を持ちたくない場合は、年払いではなく月払いで1か月だけ契約する方法もあります。
月払いはStandardで$15、Proで$35、Maxで$95という金額です。
必要な月だけ上げて、使わない月は無料プランへ戻す、という回し方も成り立ちます。
Runwayが実際に使われている場面
Runwayの公式サイトには、導入事例のページがあります。
公開されている事例を並べると、用途の幅が見えてきます。
| 事例 | 内容 |
|---|---|
| 映像作品 | Amazonのシリーズ「House of David」の制作にRunwayが使われた |
| ドキュメンタリー | History Channelの「Life After People」をEggplant Picture & Soundが刷新した |
| テレビCM | Under ArmourのテレビCMの制作にRunwayが使われた |
| 全国放送のCM | Chimeの全国向けテレビスポットの制作に使われた |
公式が紹介している事例は、映像作品からテレビCMまでと幅広い分野にわたります。
実際に使った人の声は、Runwayの評判を公式情報で検証した記事で読めます。↓


学習用のコンテンツも公式で用意されています。
Runway Academyの中身は、広告向け・ゲーム向け・VFX向けなどの無料コースです。
トップページに並ぶコースは7本で、ほかに短いチュートリアル動画も公開されています。
受講料はかからず、いずれも「Enroll for free」と表示されます。
学習コンテンツの入口はRunway Academy(Runway 公式)です。
編集ソフト側との連携もあり、Premiere ProとAfter Effects向けのプラグインが公開されています。
生成AIのエージェントから呼び出すためのRunway MCPも用意されています。
Runwayについてよくある質問
Runwayは無料で使えますか?
無料プランがあり、試すためのクレジットが一度きりで125付与されます。
Runwayはスマホでも使えますか?
ブラウザのほかに、公式のAndroidアプリとiOSアプリが用意されています。
Runwayで作った映像に透かしは入りますか?
無料プランの出力には透かしが入り、Standard以上のプランでは透かしなしで書き出せます。
Runwayのクレジットは翌月に持ち越せますか?
公式の料金ページで繰り越しが明記されているのはMaxプランだけで、1か月ぶんまで繰り越せます。
Runwayをチームで使うプランはありますか?
2人から9人のチーム向けに、プロジェクトの共有とクレジットの共用ができるTeam Planが用意されています。
Runwayとは何か|この記事の要点まとめ
最後に、ここまでの内容を短くまとめます。
| 論点 | この記事で確認した内容 |
|---|---|
| 何をするサービスか | テキストや画像から映像・静止画・音声・音楽を生成し、編集まで行うクラウド型の制作環境 |
| 運営 | Runway AI, Inc.(公式サイトのフッター表記) |
| 製品の構成 | Runway Creative/Runway Dev/Runway Roboticsの3本立て |
| 主力モデル | 生成はGen-4.5、映像の作り替えはAleph 2.0 |
| 他社モデル | Seedance・Veo・Kling・Nano Bananaなどを同じ画面から利用できる |
| 課金の形 | 月額+クレジット制。Gen-4.5は5秒で60クレジット |
| 料金(年払い) | 無料/月$12/月$28/月$76の4段階 |
| 学習 | Runway Academyのコース7本とチュートリアルが無料 |
Runwayとは、生成から編集までを1か所に集めたクラウド型の制作サービスです。
無料プランの125クレジットがあるため、契約する前に出力の質を自分の目で確かめられます。
まずは無料枠でGen-4.5の5秒を2本ほど作り、そこから必要な本数を逆算してプランを選ぶのが失敗の少ない順番です。
全体像を確認したい場合はRunway 公式サイト(Runway 公式)を起点にすると迷いません。



まずは無料の125クレジットで、出来ばえを自分の目で確かめてみてくださいね。
\入会しなくても参加できる/
パソコンかタブレットでの参加がおすすめ
参加無料・12冊のAI教材特典つき
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指示文だけで動画を仕上げるサービスも比べたい方は、invideo AIの仕組みを整理した記事が参考になります。↓


画像と動画をまとめて作れる別のサービスは、Krea AIの仕組みを整理した記事で読めます。↓


- Runway トップページ(Runway公式サイト)
- Runway Creative(Runway公式サイト)
- Pricing(Runway公式サイト)
- Customer Stories(Runway公式サイト)
- Available AI Models(Runway公式ドキュメント)
- API Pricing & Costs(Runway公式ドキュメント)
- Runway Academy(Runway公式)









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