Poeの料金プランを整理|無料で使える範囲を公式情報で確認する

Poeの料金プランを整理|無料で使える範囲を公式情報で確認する
先に結論

Poeの料金は、使い放題の定額ではなく、毎月配られるポイント(コンピュートポイント)を減らしながら使う形です。

有料プランは5段階あり、公式の年払いの表示で$49.99・$199.99・$499.99・$999.99・$2,499.99です。

いちばん安いプランだけがポイントの配り方が違い、月ぶんではなく1日1万ポイントという形になっています。

無料のまま使うこともできますが、ポイント単価が0より大きいモデルはAPIから呼べません。

金額はすべて米ドル建てで、公式ページは税と為替で最終価格が変わると明記しています。

この記事は2026年9月21日にPoeの公式サイト(公式ドキュメント)を確認した時点の記載にもとづいています。

目次

Poeの料金は使い放題ではなくポイントを減らしていく形

最初に、料金の考え方から押さえます。

Poeは、月額を払えば何回でも使える、という作りではありません。

プランごとに配られるポイントがあり、AIに仕事をさせるたびにそれが減ります。

公式の料金ページも、プランの見出しをポイント数で表示しています。

金額より先にポイント数が来る、という並びです。

Poeの料金を決める3つの要素
  • どのプランを契約しているか(配られるポイント数が決まる)
  • どのボットを呼んだか(1回あたりに減るポイント数が違う)
  • どれだけ長い文章をやりとりしたか(入力と出力の量で減り方が変わる)

同じ月額でも、高いモデルを使えば早く尽きます。

だから、プランの金額表と同じくらい、ボットごとの単価が効いてきます。

この記事では、まずプランの金額を並べ、そのあとで単価を見ていきます。

Poeの料金プラン5つを公式の年払い価格で並べる

Poeの公式の料金ページに並んでいたのは、5段階のプランです。

年払いの表示で見ると、次のようになります。

配られるポイント年払いの価格公式が併記している月あたり
1日あたり1万ポイント$49.99/年$4.17/月
1か月あたり66万ポイント$199.99/年$16.67/月
1か月あたり165万ポイント$499.99/年$41.67/月
1か月あたり330万ポイント$999.99/年$83.33/月
1か月あたり825万ポイント$2,499.99/年$208.33/月

出典はSubscription plans(Poe 公式)です。

いちばん安いプランだけ、配られ方が「1日あたり」になっています。

残りの4つは「1か月あたり」です。

この違いは、使い方によっては大きく効いてきます。

月ぶんで配られるなら、月の前半に集中して使い切ることもできます。

1日ぶんで配られるなら、その日のうちに使わなかった分の扱いが変わります。

なお、年払いと月払いの切り替えも用意されています。

公式ページの切り替えの横には「SAVE 17%」の表示が出ていました。

月払いの金額そのものは、ページを開いたあとに読み込まれる作りのため、取得したHTMLには入っていませんでした。

そのため、この記事では月払いの金額を断定しません。

Poeの料金を1ドルあたりのポイント数で並べ替える

金額の大小だけでは、どれが得なのかが分かりません。

そこで、公式の数字を1ドルあたりのポイント数に直してみます。

ここから先の計算は、当サイトが行ったものです。

プラン年間に配られるポイント(当サイトの計算)年払いの価格1ドルあたりのポイント
1日1万ポイント365万(1万×365日)$49.99約73,000
月66万ポイント792万(66万×12か月)$199.99約39,600
月165万ポイント1,980万$499.99約39,600
月330万ポイント3,960万$999.99約39,600
月825万ポイント9,900万$2,499.99約39,600

上から2番目以降の4つは、1ドルあたりのポイント数がほぼ同じでした。

つまり、プランを上げても単価は安くなりません。

増えるのは、使える量だけです。

いちばん安いプランだけが、1ドルあたり約1.8倍のポイントを持っています。

ただし、こちらは1日1万ポイントという配られ方です。

30日ぶんに直すと30万ポイントで、2番目のプランの66万ポイントには届きません。

毎日少しずつ使うならいちばん安いプラン、まとめて使う日があるなら月ぶんのプラン、という分かれ方になります。

Poeの料金の単位になっているコンピュートポイント

ポイントという言葉の中身も、公式ドキュメントに書かれています。

公式の表記はcompute pointsで、APIの説明では「Compute points are deducted directly from the account associated with the API key.」となっています。

ポイントは、APIキーに紐づいたアカウントから直接引かれます。

自分のアプリから呼ぶ場合、誰の鍵を使うかがそのまま誰の財布かになります。

公式ドキュメントは、この点に強い警告を添えています。

鍵を渡した相手のボットからは、そのアカウントのポイント残高がまるごと使える状態になるためです。

Poeのポイントで気をつけること(公式ドキュメントの記載)
  • APIキーを渡すと、そのアカウントのポイント残高がまるごと使える状態になる
  • 自分のボット以外や、公式の印が付いていないボットを呼ぶときは注意する
  • 外部アプリから呼ぶ場合、利用者に自分の鍵を出してもらう方法も選べる
  • Sign in with PoeのOAuthで、利用者の鍵を代わりに取得することもできる

出典はExternal Application Guide(Poe 公式ドキュメント)です。

料金を誰が負担するかは、鍵の渡し方で決まります。

残高そのものは、公式APIのBalanceで確認できます。

使った履歴を細かく見るためのUsage Historyも別に用意されています。

Poeで無料のまま使える範囲

ここが、無料で使える範囲の話になります。

公式ドキュメントに、無料の利用者に対する線引きがはっきり書かれています。

公式の表現は「Free users do not have access to paid models through the API.」です。

ポイント単価が0より大きいモデルは、無料のままではAPIから呼べません。

公式の条件は「the API key owner must have an active Poe subscription or add-on points」です。

有料プランを契約しているか、追加ポイントを買っているかのどちらかが必要になります。

チャット画面のほうにも、契約の有無による差があります。

Poeの入口にあるAssistantは、契約状況を見て裏側のモデルを切り替えます。

契約していない利用者に回されるモデル(公式のモデル一覧の記載)
  • ふつうの質問=GPT-5.4-Nano(契約していれば上位のモデルに回る)
  • 動画を入力に使う仕事=Gemini-3-Flash(契約していれば上位のモデルに回る)
  • 画像の生成=Nano-Banana-2(ここだけは契約の有無で変わらない)

無料のままでも画像の生成だけは同じモデルに回されます。

お金を払って変わるのは、文章と動画の2つの行き先です。

公式APIのモデル一覧に入っていたGPT-5.4-Nanoの単価は、100万トークンあたり入力$0.1818・出力$1.1364でした。

無料の利用者に回されるのは、単価のいちばん軽い層のモデル、ということになります。

Poeの有料プランで外れる3つの制限

では、お金を払うと何が変わるのでしょうか。

公式の料金ページは、全プラン共通で得られるものを3つ挙げています。

Poeの有料プランに共通して付くもの(公式の料金ページ)
  • やりとりできるメッセージの数が大幅に増える
  • GPT-5.5・Claude-Opus-4.7・Gemini-3.5-Flash・Nano-Banana-Pro・Veo-3.1 を含む上位のモデルが使える
  • 各ボットの入力できる長さと、会話の履歴の上限が解放される

3つ目が見落とされやすい項目です。

無料のままだと、1回に渡せる文章の長さと、さかのぼれる履歴が短く抑えられます。

長い資料を読ませる用途では、ここが実質的な壁になります。

価格の表示についても、公式に注意書きが添えられています。

公式の記載は「Prices shown in US dollars. Your final price may vary based on regional taxes and currency conversion.」です。

表示は米ドルで、地域の税と為替で最終価格が変わります。

そのため、この記事では日本円への換算をしません。

PoeのAPIで呼んだときの料金|モデル別のドル単価

ここからは、ボットごとの単価を見ます。

Poeの公式APIが返すモデル一覧には、1トークンあたりのドル額が入っています。

100万トークンあたりに直したものが、次の表です。

モデル入力100万トークン出力100万トークンキャッシュ読み出し
GPT-5.4(OpenAI)$2.2727$13.6364$0.2273
GPT-5.4-Nano(OpenAI)$0.1818$1.1364$0.0182
Claude-Opus-4.8(Anthropic)$4.2929$21.4646$0.4293
Claude-Sonnet-4.6(Anthropic)$2.5758$12.8788$0.2576
Gemini-3.1-Pro(Google)$2.0202$12.1212$0.2020
Gemini-3.8-Flash(Google)$0.7576$3.7879$0.0758
Gemini-3.5-Flash-Lite(Google)$0.3030$2.5253$0.0303
Grok-4.6(xAI)$2.0202$6.0606$0.5051
Kimi-K3(Moonshot AI)$3.0303$15.1515$0.3030
DeepSeek-V4-Pro(DeepSeek)$1.7576$3.5152$0.1465

単価は、Poeの公式APIのモデル一覧に入っていた1トークンあたりの額を、当サイトが100万倍したものです。

キャッシュの読み出しは、通常の入力のおよそ10分の1でした。

同じ前置きを繰り返し送る作りにしておくと、入力ぶんが大きく下がります。

出典はAPI Reference Overview(Poe 公式ドキュメント)です。

なお、トークンではなく1回いくらで決まっているモデルもあります。

一覧の中には、1リクエストあたり$0.0039や$0.0015という形で単価が入っているものが含まれていました。

Poeで単価がいちばん高いモデルといちばん安いモデル

単価の幅も、数字で押さえておきます。

公式APIのモデル一覧のうち、1トークンあたりの単価が入っていたのは193件でした。

その中の両端が、次のとおりです。

区分モデル100万トークンあたり
入力がいちばん高いo1-pro(OpenAI)$136.36
入力がいちばん安いQwen3.7-Flash-EL(EmpirioLabs AI)$0.0303
出力がいちばん高いo1-pro(OpenAI)$545.45
出力がいちばん安いQwen3.5-4B-EL(EmpirioLabs AI)$0.0707

出力の単価は、いちばん高いモデルといちばん安いモデルで7,700倍の差があります。

この倍率も、上の表の数字を割った当サイトの計算です。

高いほうの上位は、OpenAIのProと名の付くモデルが占めていました。

o1-pro・GPT-5.4-Pro・GPT-5.2-Pro・o3-pro・GPT-5-Proの5つです。

この並びを知らずにProのモデルを使い続けると、ポイントは一気に減ります。

ふだんの用途なら、同じ会社の軽いモデルで足りることも多くなります。

ほかのサービスの料金と見比べたい方は、Claudeの料金はいくら?無料プランと有料プランで使える範囲もあわせてどうぞ。

PoeのチャットUIで使える新しいモデルはAPIの単価表に載っていない

ここは、料金を調べるときに引っかかりやすい点です。

Poeのトップページに名前が出ているモデルと、公式APIのモデル一覧は一致しません。

2026年9月21日に突き合わせた結果が、次の表です。

モデル名Poeのトップページ公式APIのモデル一覧
GPT-6-Astra名前あり入っていない
Claude-Fable-5.1名前あり入っていない
Claude-Opus-5名前あり入っていない
GPT-5.6-Sol名前あり入っていない
Claude-Opus-4.8名前あり入っている(単価あり)
Grok-4.6名前あり入っている(単価あり)

新しいモデルは、チャット画面で先に使えるようになります。

APIのモデル一覧に載るのは、そのあとです。

そのため、最新のモデルのポイント単価は、APIの一覧からは分かりません。

チャット画面でのポイント消費は、ボットのページに表示された数字で確認するのが確実になります。

一覧の全体はExplore AI Bots on Poe(Poe 公式)から見られます。

なお、単価そのものが入っていないモデルも150件ありました。

画像や動画の生成ボットなど、トークンで測れないものが中心です。

Poeの料金で見落としやすい追加ポイントと自前モデルの単価

プランのポイントを使い切ったあとの受け皿も用意されています。

公式が呼んでいるのはadd-on pointsです。

有料プランを契約していなくても、追加ポイントを買えば有料モデルを呼べます。

公式の条件文が「an active Poe subscription or add-on points」と2択で書かれているためです。

料金ページの上部にも、ポイントを買い足すための導線が置かれています。

もうひとつ、自分でモデルを持ち込む場合の単価の決め方があります。

Poeに自前のエンドポイントを載せるAPIボットでは、作った人が1トークンあたりのドル額を指定します。

設定する項目中身
pricing.prompt入力1トークンあたりのドル額
pricing.completion出力1トークンあたりのドル額
context_pricing入力の長さで単価を段階に分ける設定

利用者が払うポイントは、返ってきたトークン数とこの単価で決まります。

段階設定はAPI Bots Overview(Poe 公式ドキュメント)に書かれています。

使った量を自分で確かめる手段も、公式APIに用意されています。

Poeで使った量と残りを確かめる窓口
  • Balance=いまのポイント残高を返す
  • Usage History=いつ何にどれだけ使ったかの履歴を返す
  • ボットのページ=そのボットを1回呼ぶと何ポイント減るかの表示

請求書を待たずに、その場で残りを見られます。

自分のアプリに組み込むなら、残高の監視を先に用意しておくのが安全です。

Poeの料金の支払い方法と解約

支払いまわりの記載も、料金ページにまとまっています。

公式の記載は「By subscribing, you are enrolling in automatic payments (plus tax, where applicable).」です。

契約すると自動更新になり、必要な地域では税が上乗せされます。

解約と契約の管理は、外部の決済サービスの画面で行います。

公式の案内は「Cancel or manage your subscription through Stripe's customer portal from Settings.」です。

Poeの料金の支払いで押さえておくこと
  • 表示は米ドルで、地域の税と為替で最終価格が変わる
  • 契約すると自動で課金が続く
  • 解約は設定画面からStripeのポータルへ進んで行う
  • 契約できる国と地域は公式のヘルプ記事に一覧がある
  • 契約にはSubscriber Terms(Terms of Sale)が適用される

解約の窓口がPoeの画面の中で完結しない点は、覚えておくと迷いません。

Poeの料金についてのよくある質問

Poeの料金プランはいくらですか?

公式の年払いの表示で、$49.99・$199.99・$499.99・$999.99・$2,499.99の5段階です。
公式ページは月あたりの目安も併記していて、それぞれ$4.17・$16.67・$41.67・$83.33・$208.33です。
月払いの金額は、ページを開いたあとに読み込まれる作りのため、取得したHTMLには入っていませんでした。

Poeは無料で使えますか?

無料のまま使うことはできますが、範囲が決まっています。
公式ドキュメントの表現は「Free users do not have access to paid models through the API.」で、ポイント単価が0より大きいモデルはAPIから呼べません。
チャット画面でも、入口のAssistantが契約のない利用者をGPT-5.4-Nanoへ回します。

Poeのポイントとは何ですか?

コンピュートポイントという、AIに仕事をさせるたびに減る単位です。
公式ドキュメントには「Compute points are deducted directly from the account associated with the API key.」とあり、APIキーに紐づいたアカウントから直接引かれます。

Poeのどのプランがいちばん得ですか?

1ドルあたりのポイント数で並べると、いちばん安いプランだけが約73,000ポイントで、残りの4つはいずれも約39,600ポイントでした(この計算は当サイトによるものです)。
ただし、いちばん安いプランは1日1万ポイントという配られ方で、30日ぶんに直すと30万ポイントにとどまります。
毎日少しずつ使うなら安いプラン、まとめて使う日があるなら月ぶんのプランが向きます。

Poeの有料プランにすると何が変わりますか?

公式の料金ページが挙げているのは3つです。
やりとりできるメッセージ数が大幅に増えること、GPT-5.5やClaude-Opus-4.7などの上位モデルが使えること、各ボットの入力できる長さと会話の履歴の上限が解放されることです。

Poeの料金は日本円でいくらですか?

公式ページは米ドルでのみ表示していて、日本円の記載はありません。
「Your final price may vary based on regional taxes and currency conversion.」と書き添えられているため、この記事では円換算をしていません。

Poeの解約はどこからできますか?

公式の案内は「Cancel or manage your subscription through Stripe's customer portal from Settings.」です。
設定画面からStripeのカスタマーポータルへ進んで手続きします。

まとめ|Poeの料金を1枚に整理する

最後に、Poeの料金について公式から確認できた数字を並べておきます。

Poeの料金の要点
  • 料金は使い放題ではなくポイント制で、AIに仕事をさせるたびに減る
  • 有料プランは5段階=年払いで$49.99/$199.99/$499.99/$999.99/$2,499.99
  • いちばん安いプランだけ1日1万ポイント、残りは月ぶんでまとめて配られる
  • 1ドルあたりのポイントは、上位4プランがほぼ同じ約39,600(当サイトの計算)
  • 無料のままだとポイント単価が0より大きいモデルをAPIから呼べない
  • 有料で外れるのはメッセージ数・上位モデル・入力の長さと履歴の3つ
  • APIの単価は100万トークンあたり$0.03から$545まで開きがある
  • キャッシュの読み出しは通常の入力の約10分の1
  • 最新のモデルはチャット画面が先で、APIの単価表には載っていない
  • 支払いは米ドル・自動更新で、解約はStripeのポータルから

Poeの料金でいちばん効くのは、プランの段ではなくモデルの選び方です。

プランを上げても1ドルあたりのポイントは変わらないのに、モデルを変えると単価は数千倍動くためです。

まずは安いプランで1か月まわし、どのボットでポイントが減ったかを見てから段を上げるのが無駄になりません。

プランの一覧はSubscription plans(Poe 公式)、モデルの一覧はExplore AI Bots on Poe(Poe 公式)にまとまっています。

この記事の内容は2026年9月21日にPoeの公式サイトと公式ドキュメントで確認したものです。料金は変わりますので、最新の情報はPoe – Fast, Helpful AI Chat(Poe 公式)でご確認ください。

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