
AI SEOツールは数が多く、名前を並べられただけでは何が違うのか分かりません。
この記事では、代表的なAI SEOツール7つについて、料金と主な機能を各社の公式サイトから1つずつ確認して一覧にしました。
金額はすべて公式ページに表示されている実額で、当サイトの推測は入れていません。
- AI SEOツールを役割で3つに分ける考え方
- 7ツールの料金一覧(公式表示の金額)
- 無料で始められるもの・有料しかないもの
- 選ぶときの5つの基準
- Googleの公式ポリシーから見た注意点
料金プランは改定されます。
申し込みの前に、必ず各公式サイトで最新の金額をご確認ください(本記事の情報は2026年9月4日時点で各公式ページを確認したものです)。
AI SEOツールはどれを選べばいいか(結論)
結論から書きます。
AI SEOツール選びは「調べたいのか」「書きたいのか」で分かれます。
キーワードと競合を調べたいなら、ラッコキーワードやAhrefs、Semrushのような調査・分析型を選びます。
- 検索キーワードと競合を調べたい → 調査・分析型(ラッコキーワード/Ahrefs/Semrush)
- 記事の構成と本文を作りたい → 記事作成型(Transcope/EmmaTools/Surfer SEO)
- まず自分のサイトの数字を見たい → 無料のGoogle Search Console
いちばんやってはいけないのは、まだサイトの数字を1度も見ていない段階で、月数万円の記事作成型を契約することです。
自分のサイトのどのページが何位で何回表示されているかは、無料のGoogle Search Consoleで確認できます。
そこで足りない情報がはっきりしてから、有料のAI SEOツールを足すほうが無駄が出ません。
AI SEOツールは3つのタイプに分かれる
AI SEOツールという言葉は、実際にはかなり違う道具をまとめて指しています。
役割で3つに分けると、比較の軸が見えてきます。
下の表は、この記事で扱う7ツールをタイプ別に整理したものです。
| タイプ | できること | この記事で扱うツール |
|---|---|---|
| 調査・分析型 | キーワードの検索数、競合サイトの被リンクや流入、検索順位の追跡 | ラッコキーワード/Ahrefs/Semrush |
| 記事作成型 | 見出し構成の作成、本文の下書き生成、記事のスコア採点 | Transcope/EmmaTools/Surfer SEO |
| 計測型(無料) | 自分のサイトの表示回数・クリック数・掲載順位の確認 | Google Search Console |
最近はどのタイプも「AI検索での見え方」を測る機能を追加しています。
たとえばAhrefsとSemrushは、生成AIの回答の中で自社ブランドがどう言及されるかを追跡する機能を公式ページで案内しています。
従来の検索順位だけを見ていた時期とは、ツールの中身が変わってきています。
AI SEOツール7つの料金比較一覧(公式サイトの表示価格)
公式サイトに表示されている金額をそのまま並べます。
為替や税の扱いが違うため、通貨と税込・税抜も併記しました。
| AI SEOツール | タイプ | いちばん安い有料プランの公式表示額 | 無料で試せるか | 公式ページ |
|---|---|---|---|---|
| ラッコキーワード | 調査・分析 | エントリー 月660円(税込) | フリープランあり(週50クレジット) | 料金ページ |
| Ahrefs | 調査・分析 | Starter 月29ドル/Lite 月129ドル | Ahrefs Free あり | 料金ページ |
| Semrush | 調査・分析 | SEOプラン 月139ドル(月払い) | 無料プランあり(1日10レポート) | 料金ページ |
| Transcope | 記事作成 | Basic 月11,000円(税込) | Freeプランあり(4,000文字・1週間) | 公式サイト |
| EmmaTools | 記事作成 | 法人プラン 月85,000円〜(税抜)+初期費用100,000円(税抜) | 7日間の無料トライアルあり | 料金ページ |
| Surfer SEO | 記事作成 | Discovery 月49ドル | 公式ページに無料プランの記載なし | 料金ページ |
| Google Search Console | 計測 | 無料 | 無料で全機能 | 公式案内 |
この表で分かるのは、価格帯が月660円から月85,000円超まで100倍以上に開いているということです。
同じ「AI SEOツール」でも、個人ブログ向けと企業のコンテンツ部門向けが同じ棚に並んでいる状態です。
そのため、機能表を眺める前に、まず自分がどちらの棚を見るべきかを決めるほうが早く済みます。
調査・分析型のAI SEOツール(ラッコキーワード/Ahrefs/Semrush)
調査・分析型は、記事を書く前に「どのキーワードで戦うか」を決めるための道具です。
3つとも、キーワードの月間検索数と競合サイトのデータを持っています。
違いは、価格帯と対象にしているデータの広さです。
| ツール | 公式表示のプランと金額 | 公式ページに記載のある主な機能 |
|---|---|---|
| ラッコキーワード | フリー0円/エントリー月660円/ライト月990円/スタンダード月2,475円(すべて税込) | サジェスト取得、月間検索数、SEO難易度、LSI・PAAキーワード、見出し抽出、順位チェック |
| Ahrefs | Starter月29ドル/Lite月129ドル/Standard月249ドル/Advanced月449ドル/Enterprise月1,499ドル | 被リンク調査、流入キーワード、サイト監査、AIプロンプトの追跡(プラン別に本数の上限あり) |
| Semrush | SEO月139ドル/Starter月199ドル/Pro+月299ドル/Advanced月549ドル | キーワード調査、競合分析、AI検索での見え方の追跡(1日あたりの追跡プロンプト数がプラン別) |
ラッコキーワードは、クレジット制で使った分だけ消費する仕組みです。
公式の料金ページには、フリープランが週50クレジット、エントリーが月400クレジット、ライトが月1,000クレジット、スタンダードが月3,000クレジットと記載されています。
日本語のキーワードを扱う量が多い場合は、この単位で見積もると過不足が出にくくなります。
- 個人ブログ・少数サイト → ラッコキーワードのエントリーかライト
- 被リンクや競合の流入まで見たい → AhrefsのLite以上
- 広告と検索を横断して見たい → Semrush
記事作成型のAI SEOツール(Transcope/EmmaTools/Surfer SEO)
記事作成型は、キーワードを入れると見出し構成や本文の下書きを作るタイプです。
多くは、書いた原稿を採点して不足している語を示す機能も持っています。
公式サイトに書かれている内容を並べると、次のようになります。
| ツール | 公式表示のプランと金額 | 公式ページに記載のある主な内容 |
|---|---|---|
| Transcope | Free 0円/Basic 月11,000円/Pro 月38,500円/Enterprise 月66,000円(いずれも税込) | 生成文字数の上限がプラン別(Basic 月50,000文字、Pro 月250,000文字、Enterprise 月600,000文字)。競合分析、順位チェック、内部リンク提案 |
| EmmaTools | 法人プラン 初期費用100,000円(税抜)+月85,000円〜(税抜) | 3サイト・500キーワード・6アカウントまで。SEOスコア判定、景品表示法や薬機法のチェック、コピーチェック、7日間の無料トライアル |
| Surfer SEO | Discovery 月49ドル/Standard 月99ドル/Pro 月182ドル/Peace of Mind 月299ドル | 作成できるドキュメント数がプラン別(Discovery 120本、Standard 360本)。AIプロンプトの追跡、内部リンク提案 |
Transcopeは無料プランがあり、公式サイトには4,000文字の生成を1週間試せると記載されています。
EmmaToolsの料金ページには個人向けプランの案内もありますが、2026年9月4日時点で金額の記載は見当たりませんでした。
個人での利用を検討している場合は、EmmaToolsの料金ページから直接ご確認ください。
無料で使えるAI SEOツールから始める
有料ツールを検討する前に、無料で確認できることがかなりあります。
代表がGoogle Search Consoleです。
自分のサイトが、どの検索語で何回表示され、何回クリックされ、平均で何位に出ているかが分かります。
- Google Search Console ─ 表示回数・クリック数・掲載順位・インデックス状況(無料)
- ラッコキーワードのフリープラン ─ 週50クレジットの範囲でサジェスト取得(無料)
- Ahrefs Free ─ 機能を絞った無料枠(無料)
- Semrushの無料プラン ─ 1日10レポートまで(無料)
- Transcope Free ─ 4,000文字の生成を1週間(無料)
この5つを一巡すると、自分に足りない機能が具体的な言葉になります。
「順位が分からない」のか「書く速度が足りない」のかで、選ぶタイプが変わります。
そこまで絞ってから有料プランを見ると、契約したあとに使わない機能を抱える形になりにくくなります。
AI SEOツールを選ぶときの5つの基準
比較表を見るときに、どこを読むかを決めておくと迷いません。
公式ページから読み取れる項目で、差が出やすいのは次の5つです。
順に確認していきます。
| 基準 | 見るところ | 見落とすとどうなるか |
|---|---|---|
| 料金の単位 | 月額か年額か、税込か税抜か、初期費用の有無 | 初期費用や税の分だけ想定より高くなる |
| 上限の設計 | 生成文字数、クレジット数、追跡キーワード数、ドキュメント数 | 月の途中で使えなくなる |
| 対象サイト数 | 1契約で何サイト・何アカウント使えるか | サイトを増やしたときに契約を追加することになる |
| 日本語対応 | 日本語のキーワードデータと日本語の生成に対応しているか | 英語圏のデータしか出てこない |
| 解約条件 | 最低契約期間、年払いの途中解約の扱い | 使っていない期間の費用が残る |
たとえばTranscopeの公式サイトには、最低1か月の契約で毎月自動更新と記載されています。
ラッコキーワードは年払いのほうが割安になる案内が料金ページに出ています。
同じ月額の数字でも、支払い方法によって年間の総額が変わるということです。
AI SEOツールを使うときの注意点(Googleの公式ポリシー)
AI SEOツールで記事を量産するときに、必ず読んでおきたい一次情報があります。
Googleの検索スパムに関するポリシーです。
その中に「大量生成されたコンテンツの不正使用」という項目があります。
Scaled content abuse is when many pages are generated for the primary purpose of manipulating search rankings and not helping users.
Google 検索スパムに関するポリシー(2026年9月4日確認)
日本語にすると「検索順位を操作することを主な目的として、利用者の役に立たないページを大量に生成すること」です。
同じページには「生成AIツールなどを使って、利用者に価値を加えないページを大量に作ること」も例として挙げられています。
読み取れるのは、Googleが問題にしているのはAIを使ったかどうかではなく、目的と読者への価値だという点です。
- AIで下書きを作ること自体は、ポリシーで禁止されていない
- 問題になるのは、順位操作を主目的にして価値のないページを量産したとき
- 公式ドキュメントの「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」も合わせて読むと、判断の基準がはっきりする
AI SEOツールで出した文章をそのまま出すのではなく、事実の確認と自分の一次情報を足す工程を残すのが現実的です。
料金や仕様を書くときは、この記事のように公式ページで数字を取り直して、確認日を書いておくと後から検算できます。
AI SEOツールに関するよくある質問
Q. AI SEOツールは無料のものだけで足りますか?
自分のサイトの数字を見るだけなら、無料のGoogle Search Consoleで足ります。
競合サイトの被リンクや流入キーワードを見たい場合は、有料のツールが必要になります。
Q. AI SEOツールで書いた記事はGoogleにペナルティを受けますか?
Googleのスパムポリシーには、AIを使ったこと自体を禁止する記載はありません。
問題とされているのは、順位操作を主目的に価値のないページを大量生成することだと公式ポリシーに書かれています。
Q. 個人ブログならどのAI SEOツールから始めるとよいですか?
無料のGoogle Search Consoleと、月660円から使えるラッコキーワードのエントリープランの組み合わせが、金額の面では始めやすい構成です。
そのうえで書く速度が足りないと感じたときに、記事作成型を検討する流れになります。
Q. AI SEOツールの料金はドル建てと円建てのどちらが多いですか?
海外製のAhrefs、Semrush、Surfer SEOは公式ページで米ドル建ての表示です。
国内製のラッコキーワード、Transcope、EmmaToolsは日本円の表示です。
Q. AI SEOツールは何本も契約したほうがよいですか?
役割が重なるツールを複数契約すると、費用だけが増えることがあります。
調査・分析型から1本、記事作成型から1本という組み方が、上限の管理という点では分かりやすい構成です。
AI SEOツール比較まとめ
この記事で確認した内容を整理します。
- AI SEOツールは調査・分析型/記事作成型/計測型の3タイプに分かれる
- 公式表示の価格帯は月660円から月85,000円超まで開きがある
- 無料のGoogle Search Consoleと各社の無料枠で、必要な機能を先に絞れる
- 選ぶ基準は、料金の単位・上限の設計・対象サイト数・日本語対応・解約条件の5つ
- Googleが問題にしているのはAIの使用ではなく、順位操作を目的とした無価値なページの量産
料金と上限は改定が早い分野です。
契約前には、ラッコキーワードの料金ページとAhrefsの料金ページをはじめ各社の公式ページで最新の表示をご確認ください。
本記事の情報は2026年9月4日時点で各公式ページを確認したものです。


コメント