AIで絵本を作る進め方|孫に贈る1冊をChatGPTで作る手順と著作権の注意

AIで絵本を作る進め方|孫に贈る1冊をChatGPTで作る手順と著作権の注意
としかつ

孫の誕生日に、世界に1冊だけの絵本を作ってやりたいんだ。
でも、絵も文章もまったく自信がなくて…。

うさみほ

それなら、AIに手伝ってもらいましょう。
お話づくりも絵も、ChatGPTに頼みながら少しずつ形にできます。

AIで絵本を作るなら、ChatGPTにお話の下書きと、ページごとの絵を頼み、自分で選んで直していくのがいちばんの近道です。

絵が描けなくても、文章が苦手でも、「どんなお話にしたいか」さえ決まっていれば始められます。

回答

お話は、ChatGPTに主人公・場面・伝えたいことを伝えて下書きしてもらう

お話を8〜12ページに分け、ページごとに絵を作ってもらう

ChatGPTの画像生成は無料版でも上限つきで使える

できた絵と文は、印刷してとじれば1冊になる

有名なキャラクターに似せない・孫の写真や名前の扱いに気をつける

この記事は、筆者が、ChatGPTの料金ページやOpenAIの利用規約、文化庁などのページを2026年9月24日に開いて確かめてまとめました。

この記事を読めば、AIで絵本を作る手順から、そのまま使える頼み方、著作権や孫の写真の扱いの注意まで分かるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

「いつか作ってあげたい」と思っているうちに、孫は絵本を卒業してしまいます。

読んであげられる時期は今しかないので、まずは短い1冊から始めてみましょう。

目次

AIで絵本を作るときに手伝ってもらえること

AIで絵本を作るときは、全部をAIに任せるのではなく、考えるのは自分・形にするのはAIと分けるとうまくいきます。

絵本づくりの作業AIに頼めること自分でやること
お話を考えるあらすじや文章の下書き主人公と伝えたいことを決める
ページに分ける場面ごとの割り振り読み聞かせの長さに合わせて調整
絵を描くページごとの絵の作成気に入った絵を選ぶ
文章を整えるやさしい言葉への言いかえ声に出して読んで確かめる
表紙と題名題名の案出し最後に1つ選ぶ
AIで絵本を作るときの役割分担(うさみほが整理・2026年9月24日時点)

AIは何案でも出してくれますが、どれを選ぶかを決めるのは作る人です。

おじいちゃん・おばあちゃんが選んだお話と絵だからこそ、世界に1冊だけの絵本になります。

無料で使える範囲

ChatGPTの料金ページでは、無料版でも通常のテキストチャットが使えるとされています(出典:ChatGPT 料金プランのページ)。

画像生成も、無料版は上限ありで使えます(出典:ChatGPT 料金プランのページ)。

1日に作れる絵の数には限りがあるので、1冊を数日に分けて作るつもりでいると焦らずにすみます。

たくさんの絵を一度に作りたい人や、急いで仕上げたい人は、有料プランも検討してみてください。

AIで絵本を作る手順

AIで絵本を作る手順は、次の6つです。

STEP
テーマを決める

誰に読んであげたいか、何を伝えたいかを1行で書きます。

STEP
お話を作ってもらう

ChatGPTに、主人公・場面・伝えたいことを伝えて、お話の下書きを頼みます。

STEP
ページに分ける

お話を8〜12ページに分け、1ページに1〜3行の文を割り振ってもらいます。

STEP
絵を作ってもらう

ページごとに、どんな場面の絵かを伝えて作ってもらいます。

STEP
文と絵を並べる

パソコンやスマホで、ページの順に文と絵を並べます。

STEP
声に出して読む

実際に読み聞かせるつもりで声に出し、言いにくい所を直します。

手順1:テーマを決める

最初に、「誰に」「何を」伝えたいかを決めましょう。

たとえば「3歳の孫に、歯みがきが楽しくなるお話」「5歳の孫に、おじいちゃんの住む町の話」のような1行で十分です。

読む子の年齢を決めておくと、言葉の難しさや文の長さをAIが合わせてくれます。

テーマを1行で書いた例

3歳の孫に、歯みがきが楽しくなるお話

5歳の孫に、おじいちゃんの住む町を冒険するお話

小学1年生の孫に、はじめての学校でも勇気を出せるお話

このように「年齢・テーマ・気持ち」が1行に入っていれば、AIに頼むときの材料として十分です。

手順2:お話を作ってもらう

ChatGPTには、次のように頼んでみてください。

そのまま使える頼み方(お話)

あなたは、子ども向けの絵本作家です。

4歳の子に読み聞かせる絵本のお話を作ってください。

主人公は、こわがりの小さなうさぎです。

伝えたいことは「ちょっと勇気を出すと、友だちができる」です。

ひらがな中心のやさしい言葉で、8ページ分のお話にしてください。

いきなり完成を目指さず、3つくらい別のお話を出してもらって選ぶと、好きな方向が見えてきます。

気に入ったお話が決まったら、「2ページ目をもっと楽しくして」のように、ページごとに直してもらいましょう。

手順3:ページに分ける

絵本は、1ページの文が短いほど読み聞かせやすくなります。

「このお話を8ページに分けて、1ページに1〜3行の文と、そのページの絵の説明を書いて」と頼めば、ページ割りの表を作ってくれるので便利です。

この「絵の説明」が、次の手順で絵を作るときの頼み方になります。

ページ数は、はじめは8ページほどにしておくと、最後まで作り切りやすいでしょう。

慣れてきたら、12ページや16ページの長いお話にも挑戦できます。

手順4:絵を作ってもらう

としかつ

絵を頼むたびに、うさぎの顔が変わってしまいそうで心配だなぁ…。

うさみほ

最初に「主人公の見た目」をくわしく決めて、毎回同じ説明を添えるのがコツです。
絵のタッチも、最初に決めたものをくり返し伝えましょう。

絵を頼むときは、ページの場面に加えて、次の2つを毎回同じ言葉で伝えます。

絵をそろえるために毎回伝えること

主人公の見た目:例「白くて耳の長い小さなうさぎ。赤いマフラーをしている」

絵のタッチ:例「やわらかい水彩画のような、やさしい色の絵本の挿絵」

それでも、ページによって少しずつ見た目が変わることはあります。

何枚か作ってもらい、いちばん似ている絵を選ぶつもりで進めると気がラクです。

手順5:文と絵を並べる

文と絵がそろったら、ページの順に並べます。

パソコンなら、文書作成ソフトやプレゼンテーションのソフトで1ページに1枚ずつ貼るだけで、そのまま印刷できる形になるので手軽です。

絵の上や下に大きめの文字で文を入れると、小さな子にも読みやすい絵本になります。

文字の大きさは、印刷したものを手に持って、少し離れた所から読めるかどうかで確かめると安心です。

手順6:声に出して読む

最後に、実際に読み聞かせるつもりで声に出して読みましょう。

黙って読むと気づかない言いにくい言葉やリズムの悪い所が、声に出すとすぐに分かります。

直したい所は、AIに「ここをもっと声に出して読みやすくして」と頼めば、言いかえの案を出してくれます。

AIで作る絵本で孫に喜ばれるテーマの例

AIで絵本を作るとき、テーマに迷ったら次の表から選んでみてください。

テーマお話の例
生活の習慣歯みがき・トイレ・お片づけが楽しくなるお話
季節の行事お正月・ひなまつり・七夕・クリスマスのお話
家族の思い出おじいちゃん・おばあちゃんの子どものころの町のお話
孫が主人公孫によく似た子が冒険する、誕生日のお話
好きなもの電車・恐竜・お花など、孫が好きなものが出てくるお話
気持ちを育てるごめんねが言える・勇気を出せる・やさしくなれるお話
孫に贈る絵本のテーマの例(うさみほが整理・2026年9月24日時点)

とくに、家族の思い出を絵本にすると、孫にとっても大きくなってから読み返したくなる1冊になります。

おじいちゃん・おばあちゃんが子どものころの遊びや町の様子を、AIに聞いてもらいながらお話にするのもおすすめです。

季節の行事の絵本なら、毎年その時期に読み返せるので、1年に1冊ずつ増やしていく楽しみもあります。

孫の好きなものを入れたいときは、最近のお気に入りを家族に聞いておくと、テーマ選びで迷いません。

AIで作品づくりを楽しむ例は、AI作曲の始め方をまとめた記事でも紹介しています。↓

AIで絵本を作るときにうまくいかないときの頼み方

AIで絵本を作ると、思ったとおりのお話や絵にならないこともあります。

そんなときは、あきらめずに頼み方を少し変えてみましょう。

困ったことAIへの頼み方の例
お話がむずかしい「3歳の子にも分かる、短い言葉に言いかえて」
お話が長すぎる「1ページ2行以内になるように短くして」
絵の雰囲気が違う「もっとやわらかい色で、クレヨンで描いたような絵にして」
主人公の顔が変わる「さっきの絵と同じうさぎで、場面だけ変えて」
絵に文字が入ってしまう「絵の中に文字は入れないで」
こわい絵になった「小さな子が安心して見られる、明るい絵にして」
AIで絵本を作るときに困ったときの頼み方(うさみほが整理・2026年9月24日時点)

一度でうまくいかなくても、AIは何度でも作り直してくれます。

「もう少しこうして」と1つずつ注文を足していくのが、思いどおりの絵本に近づけるいちばんの方法です。

とくに絵は、文字や細かい形が崩れることがあるので、文章は絵の中に入れず、あとから自分で入れるほうがきれいに仕上がります。

どうしても気に入る絵ができないページは、写真や手描きの絵を混ぜてもかまいません。

1日で全部を仕上げようとせず、1日1〜2ページずつ進めるくらいの気持ちで取り組むと、疲れずに続けられます。

AIの絵とおじいちゃん・おばあちゃんの手描きの絵が並んでいるのも、手作りの絵本ならではの味わいです。

AIで作った絵本を1冊に仕上げる方法

AIで作った絵本は、仕上げ方によって見た目も費用も変わります。

仕上げ方特ちょう
家のプリンターで印刷してとじる費用をおさえて、すぐに作れる
写真のプリントサービスでアルバムにする絵がきれいに出て、長持ちしやすい
フォトブックのサービスで本にする表紙のついた、本のような形にできる
データのままタブレットで見せる離れて暮らす孫にもすぐに届けられる
AIで作った絵本の仕上げ方(うさみほが整理・2026年9月24日時点)

はじめての1冊なら、家で印刷してとじるだけでも立派な絵本です。

ホチキスで留めたり、穴を開けてリボンを通したりすれば、手作りらしい1冊の完成です。

小さな子がめくる絵本は、紙が厚めのほうが破れにくく、長く読んでもらえます。

表紙には、題名と「作・おじいちゃん」「絵・AIとおばあちゃん」のような作者名を入れると、本らしさがぐっと増します。

裏表紙に、作った日と孫へのひとことを書き添えておけば、大きくなってから読み返したときの宝物になるでしょう。

AIで絵本を作るときの著作権と注意点

AIで絵本を作るときは、次の3つに気をつけましょう。

AIで絵本を作るときの3つの注意

有名なキャラクターや、特定の作家の絵に似せない

孫の写真や名前など、個人情報を入れすぎない

家族以外に配る・売るときは、利用規約と著作権を確かめる

有名なキャラクターに似せない

文化庁は、生成AIと著作権の関係について「AIと著作権に関する考え方について」(令和6年3月)を取りまとめ、ページで公開しています(出典:文化庁「AIと著作権について」)。

AIで作った絵でも、既にある作品やキャラクターにそっくりなものは、使い方によっては著作権のトラブルになるおそれがあります。

「〇〇(有名なキャラクター名)みたいな絵」と頼むのは避け、主人公の見た目は自分で考えた言葉で伝えましょう。

家庭で読み聞かせる1冊であっても、あとでSNSに載せたり人に配ったりする可能性があるなら、はじめからオリジナルにしておくと安心です。

作った絵と文はだれのもの?

OpenAIの利用規約では、適用される法律で認められる範囲で、入力した内容の所有権は利用者が持ち、出力(アウトプット)も利用者が所有するとされています(出典:OpenAI 利用規約)。

一方で、ほかの利用者にも似た出力が出ることがあるとも書かれています(出典:OpenAI 利用規約)。

作った内容が法律や規約に反していないかを確かめる責任は利用者にある、とも定められているので、人に配る前に見直すようにしましょう。

孫の写真や名前の扱い

ChatGPTには写真などのファイルをアップロードでき、無料版は1日3ファイルまでという上限があります(出典:OpenAIヘルプ「ファイルのアップロードに関するFAQ」)。

孫の写真をもとに絵を作りたくなるかもしれませんが、顔がはっきり写った写真や、フルネーム・住んでいる地域は入れすぎないほうが安心です。

個人情報保護委員会も、生成AIサービスの利用について注意喚起を出しています(出典:個人情報保護委員会「生成AIサービスの利用に関する注意喚起等について」)。

主人公の名前は「ゆうくん」のような呼び名にしておき、印刷するときに本当の名前を書き入れる方法がおすすめです。

会話をAIのトレーニングに使われたくないときは、設定の「データコントロール」で「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにできます(出典:OpenAIヘルプ「データコントロールに関するFAQ」)。

ChatGPTの基本から知りたい人は、ChatGPTとは何かをまとめた記事から読んでみてください。↓

AIで絵本を作ることについてよくある質問

AIで絵本を作ることについて、よく聞かれる質問に答えます。

AIで絵本を作るのにお金はかかりますか?

ChatGPTは無料版でもテキストのチャットが使え、画像生成も上限つきで使えます。

1日に作れる絵の数に限りがあるので、数日に分けて作るつもりでいると安心です。

印刷や製本には別に費用がかかります。

絵が描けなくてもAIで絵本は作れますか?

作れます。

絵にしたい場面を言葉で伝えるだけで、AIが絵にしてくれるからです。

主人公の見た目と絵のタッチを毎回同じ言葉で伝えると、ページごとの絵がそろいやすくなります。

スマホだけでもAIで絵本を作れますか?

ChatGPTはスマホのアプリでも使えるので、お話と絵を作るところまではスマホでできます。

ページに並べて印刷するときは、画面の大きいパソコンやタブレットがあると作業しやすくなります。

AIで作った絵本を人に配ってもいいですか?

OpenAIの利用規約では、出力は利用者が所有するとされています。

ただし、有名なキャラクターや既にある作品に似た絵は、著作権のトラブルになるおそれがあります。

配る前に、似た作品がないかを確かめましょう。

孫の写真をAIに送っても大丈夫ですか?

顔がはっきり写った写真や、フルネーム・住んでいる地域などは入れすぎないほうが安心です。

主人公は呼び名にしておき、印刷するときに本当の名前を書き入れる方法がおすすめです。

何ページくらいの絵本にすればいいですか?

初めてなら8〜12ページくらいがおすすめです。

小さな子に読み聞かせるなら、1ページの文は1〜3行にすると聞きやすくなります。

AIで絵本づくりを楽しみたい人におすすめのAI講座

AIで絵本を作るのをきっかけに、AIをもっと使えるようになりたい人へ、筆者が受講しているAI講座を紹介します。

無料の動画で独学する方法もありますが、同じ世代の仲間と一緒に学べる場があると途中で止まりにくくなります。

スタートAI

スタートAIは、株式会社スケールエーアイ(東京都新宿区)が運営するAIの教室で、利用者の約9割が50代以上です(出典:産経新聞(2026年9月4日))。

動画講座とオンラインセミナーのほか、月に1、2回は東京都内などで対面の講習会があります(出典:産経新聞(2026年9月4日))。

7月に新宿で開かれた講習会では、写真を使って自己紹介のポスターを作ったと紹介されています(出典:産経新聞(2026年9月4日))。

同じ記事では、AIを使って趣味で小説を書き始めた52歳の会社員も紹介されています(出典:産経新聞(2026年9月4日))。

受講料は198,000円(税込)です(出典:スタートAI公式 特定商取引法に基づく表記)。

料金のくわしい中身は、スタートAIの料金を調べた記事にまとめています。↓

申し込む前に確かめたいこと

入会の前に、2時間半の無料ウェブセミナーで講座の中身を確かめられます(出典:スタートAI 無料ウェブセミナーの公式ページ)。

セミナーはZoomのライブ形式のみで、参加しても入会の強制はないと申込ページのよくある質問にあります(出典:スタートAI 無料ウェブセミナーの公式ページ)。

無料ウェブセミナーを受けられるのは1人1回までなので、パソコンかタブレットを用意して、メモを取れる日に申し込んでください。

当日の流れは、スタートAIの無料セミナーに参加した記事で紹介しています。↓

\AIで作品づくりを楽しみたい人は/

Zoomのライブ配信・2時間半

参加無料・12冊のAI教材特典つき(2026年9月24日時点)

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まとめ|AIで絵本を作れば孫に世界で1冊の贈り物ができる

AIで絵本を作るときのポイントをまとめます。

この記事のまとめ
  • テーマは「誰に・何を伝えたいか」を1行で決める
  • お話はChatGPTに下書きしてもらい、自分で選んで直す
  • 絵は主人公の見た目とタッチを毎回同じ言葉で伝える
  • ChatGPTの画像生成は無料版でも上限つきで使える
  • 有名なキャラクターに似せず、孫の写真や名前は入れすぎない

絵本を読んであげられる時期は、思っているよりずっと短いものです。

まずは今日、主人公とテーマを1行だけ決めて、AIにお話の案を3つ出してもらうところから始めてみてください。

\50代・60代からAIを始めたい人は/

パソコンかタブレットでの参加がおすすめ

参加無料・12冊のAI教材特典つき(2026年9月24日時点)

⇧目次に戻る⇧

※機能と規約の内容は、2026年9月24日時点のChatGPTの料金ページ・OpenAIの利用規約と公式ヘルプ・文化庁・個人情報保護委員会のページの内容です。

AIの機能や無料版の上限は変わることがあるので、使う前に公式ページでもご確認ください。

AIを何から始めればいいか知りたい方は、シニアのAIの始め方をまとめた記事もどうぞ。↓

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