ChatGPTで画像を作るのに、有料プランへの申し込みは必要ありません。
OpenAIの公式ヘルプ「Images in ChatGPT」には、ChatGPT Images 2.0 はすべてのプランで利用できるという趣旨が明記されていました。
そして、使い方でいちばん差が付くのは「最初の1枚を作る手順」ではありません。
出てきた画像の一部だけを選んで直す(編集する)、この往復ができるかどうかです。
この記事は、2026年9月4日にOpenAIの公式ヘルプセンターと公式の料金ページを実際に開いて確認した記載にもとづいて、手順・無料でできる範囲・つまずきどころを整理したものです。
ChatGPTの画像生成は、無料アカウントでも今日から使えます
結論からお伝えします。
OpenAIの公式ヘルプ「Images in ChatGPT」を開いて確認したところ、提供範囲の欄に「ChatGPT Images 2.0 is available on all tiers(すべてのプランで利用できる)」と書かれていました。
あわせて「ChatGPT Free Tier FAQ」も確認しました。
無料プランでできることの一覧に、「Create images in ChatGPT(ChatGPTで画像を作る)」がはっきり含まれていました。
- 画像生成そのもの=すべてのプランで使える(無料プランを含む)
- Images with thinking(考えてから描く方式)=Plus・Pro・Businessで利用でき、EnterpriseとEduには近く提供予定と記載
- 使える場所=ウェブ・iOS・Androidの3つ
つまり「有料じゃないと画像は作れない」という説明は、2026年9月4日時点の公式の記載とは合っていません。
無料と有料で変わるのは、作れるかどうかではなく、どれだけ作れるかと、どれだけ丁寧に描いてくれるかです。
ここが分かっていると、いきなり課金を検討する必要がなくなります。
ChatGPTで画像を作る基本の手順|公式ヘルプに書かれている流れ
まずは1枚出すところまでです。
公式ヘルプには、入り口が2つあると書かれていました。
- 会話の中でそのまま頼む…いつものチャット欄に「〜の画像を作って」と書いて送る
- メニューから選ぶ…「More(その他)」を開いて「Images(画像)」を選び、そこにプロンプトを入力する
- 待つ…公式ヘルプには「リクエストの複雑さによっては数分かかることがある」と記載
ここで知っておくと気が楽になる記載が1つあります。
画像を作っている間も、ChatGPTを使い続けられると公式ヘルプに書かれていました。
生成が終わるまで画面の前で待つ必要はない、ということです。
もう1つ、公式ヘルプが名指しで挙げていた「できること」が参考になります。
画像の中に文字を入れる/画像の中に細かい要素を描き足す/背景を透過にする、この3つが公式ヘルプに具体例として挙げられていました。
とくに「背景を透過に」は、資料やバナーに重ねて使うときに役立ちます。指示に1行足すだけなので、覚えておいて損がありません。
最初の1枚は、細かく指定しすぎないほうがうまくいきます。
ざっくり出してから、次の見出しの「直す」に進む流れが、いちばん手数が少なくなります。
ChatGPTの画像編集|一部だけを選んで直す使い方が近道です
この記事でいちばんお伝えしたいのが、ここです。
多くの解説は「プロンプトを工夫して、良い1枚が出るまで作り直す」で終わっています。
けれど公式ヘルプを読むと、出てきた画像の一部だけを選んで、そこだけ直せる編集機能(エディター)が用意されていると書かれています。
公式ヘルプに記載されていた、直し方は2通りです。
- 選択ツールで範囲を指定して直す…画像の中の直したい場所を選んでから、チャットで変更内容を書く
- 選択ツールを使わず、会話で直す…範囲を選ばずに、会話パネルで直接「ここをこうして」と書く
エディターは、会話の中の画像か、画像の一覧から画像を選ぶと開きます。
公式ヘルプに載っていたエディターのボタンは、次のとおりでした。
| ボタン | 何ができるか |
|---|---|
| Select(選択) | 直したい範囲を塗って指定する |
| Aspect ratio(縦横比) | 別の縦横比で作り直す |
| Undo / Redo | 選択のやり直し・やり直しの取り消し |
| Cancel | 最初からやり直す |
| Save | 編集を確定して保存する |
スマホアプリでも同じことができます。
公式ヘルプによると、アプリでは画像をタップしてエディターを開き、Editで会話から直すか、Selectで範囲を塗ってからNextに進み、会話パネルで変更内容を書く流れになります。
スライダーで選択ツールの太さを変えられる、という記載もありました。
公式ヘルプには「塗った範囲は常に正確とは限らず、編集が選択した範囲の外まで及ぶことがある」という趣旨がはっきり書かれています。
ですので、範囲を選んだからといって他の部分が1ピクセルも変わらない、とは考えないほうが安全です。直す前の画像は、手元に残しておいてください。
それでも、作り直しよりは圧倒的に速いです。
「ほぼ良いのに1か所だけ惜しい」という画像を捨てずに済むのが、この機能のいちばんの価値だと考えています。
ChatGPTの画像生成で縦横比を指定する2つの方法
資料に貼る、SNSに載せる、印刷する。用途によって欲しい形は変わります。
公式ヘルプには、好きな縦横比(アスペクト比)で画像を生成できると書かれていました。
方法は2つです。
- 縦横比のピッカー(選択メニュー)から選ぶ…解像度を切り替える
- プロンプトに書いてしまう…「16対9の横長で」のように文章の中に入れる
エディター側にも縦横比のボタンがあるので、できあがってから形だけ変えて作り直すこともできます。
使い分けの目安を、用途ごとに整理しておきます。
| 使いたい場所 | 向いている形 | 指定のしかた |
|---|---|---|
| ブログのアイキャッチ | 横長 | プロンプトに「横長で」と書く |
| スライド資料の背景 | 横長 | ピッカーで横長を選ぶ |
| SNSの投稿画像 | 正方形 | プロンプトに「正方形で」と書く |
| スマホ向けの縦画面 | 縦長 | ピッカーで縦長を選ぶ |
| 資料に重ねるイラスト | 形より背景 | 「背景を透過にして」と書く |
形を後から変えると、切り取られるのではなく作り直しになります。
細部が変わることがあるので、形が決まっている用途なら、最初から形を指定して作るほうが手戻りがありません。
ChatGPTの画像生成は無料でどこまで?公式の料金ページの記載で線を引きます
ここがいちばん知りたいところだと思います。
ChatGPTの公式料金ページ(日本語)を2026年9月4日に開いて、画像生成に関する記載だけを抜き出しました。
| プラン | 画像生成について書かれていたこと |
|---|---|
| 無料版 | 「画像生成の回数に上限あり、速度も制限あり」 |
| Go | 「より多くの画像生成」(無料版のすべてに加えて) |
| Plus | 「より高度で正確な画像生成」 |
| Pro | 「高速かつ無制限の画像作成」 |
比較表のほうでは、「画像生成」は無料版に「上限あり」と書かれ、「Thinking による画像生成」はPlus以上に印が付いていました。
ここで、正直にお伝えしておきたいことが1つあります。
「1日に何枚まで」という具体的な枚数は、公式のどのページにも書かれていませんでした。
- 公式ヘルプ自体に「既定のモデルや上限は変わることがある」という趣旨の断りがある
- そのため、他サイトで見かける「無料は1日◯枚」という数字は、書かれた時点の目安と考えるのが妥当
- 実際の運用では、上限に当たってから考えるのがいちばん損がない
Goについては、公式ヘルプの「What is ChatGPT Go?」にも同じ趣旨で、無料プランより高い利用上限と、画像生成の拡張が挙げられていました。
金額はプランごと・国ごとに変わりますので、最新の料金は公式の料金ページでご確認ください。
選び方の目安は、こう考えています。
- 月に数枚、資料の挿絵に使うだけ → 無料版で足ります
- 毎週まとまった枚数を作る → 上限で止まるので、まずGoを検討する
- 細部の正確さが仕事の質に直結する → Plus以上の「Thinking による画像生成」の範囲
先に無料で5枚ほど作ってみて、止まった時点で考える。この順番がいちばん無駄がありません。
ChatGPTの画像生成でうまくいかないときの原因と直し方
思ったものが出てこないときの原因は、だいたい決まっています。
公式ヘルプの記載から確実に言えるものと、使い方の工夫で回避できるものを分けて整理します。
| 症状 | 考えられる原因 | やること |
|---|---|---|
| 画像ではなく文章が返ってくる | 画像生成として受け取られていない | 「画像を作って」と明記するか、Imagesから始める |
| 直したい場所以外まで変わる | 公式が認めている仕様(選択範囲の外に及ぶことがある) | 直す前の画像を保存しておき、比べて選ぶ |
| 文字が崩れる | 入れたい文字の指定があいまい | 入れる文言をかぎかっこで囲って明示する |
| 形が用途に合わない | 縦横比を指定していない | ピッカーで選ぶか、プロンプトに書く |
| 生成が返ってこない | 複雑な依頼で時間がかかっている | 公式記載どおり数分かかることがあるので、別の作業をして待つ |
| DALL·Eが見つからない | 公式のDALL·E GPTは提供終了 | ChatGPT Imagesを使う(公式ヘルプに明記) |
最後の行は、意外と引っかかる方が多いところです。
公式ヘルプのFAQに、公式のDALL·E GPTは提供を終了しており、画像の作成・編集はChatGPT Imagesを使うようにという趣旨が書かれていました。
古い解説記事を見ながら「DALL·Eを探しているのに見つからない」という状態になっていたら、原因はこれです。
なお、GPTs(カスタムGPT)については、Capabilitiesで画像生成を有効にしてあるGPTは新しい生成モデルで画像を作れると公式FAQに記載がありました。
ChatGPTで作った画像の保存先と、外へ出す3つの出口
作った画像がどこに溜まるのかを知らないと、あとから探せなくなります。
公式ヘルプによると、ChatGPTで作った画像はすべて「Images」に自動で保存され、あとから見返して再利用できるとのことでした。
画像を開いたときに使える操作は、3つと記載されています。
- Copy…クリップボードにコピーして、そのまま資料に貼る
- Save…端末にダウンロードする
- Share…他のアプリへ直接送る
公式ヘルプには、画像を「My images」から消すには、その画像を作った会話そのものを削除すると書かれていました。
ウェブなら会話のタイトルにカーソルを合わせて「•••」から削除、iOSとAndroidならタイトルを長押しして削除、という手順です。画像だけを1枚選んで消す形ではない点に注意してください。
なお、無料プランのライブラリは容量が決まっています。
公式のFree Tier FAQには「Use Library with 500 MB of storage(500MBのストレージでライブラリを使える)」と記載がありました。
作った画像を残しておきたいなら、大事なものは端末にダウンロードしておくほうが安全です。
ChatGPTで作った画像には「AIが作った印」が入ります
ここは、仕事で使う方ほど先に知っておいてほしいところです。
公式ヘルプ「Provenance signals (Content Credentials, SynthID)」に、来歴を示す仕組みの説明があります。
要点はこうです。
| 仕組み | どこに入るか | 特徴 |
|---|---|---|
| C2PA(Content Credentials) | ファイルのメタデータ | 作ったツール・作成時期などの情報を持てる。ただし変換や編集で消えることがある |
| SynthID | 画像そのものの中(不可視の透かし) | メタデータが消えても残ることがある。持てる情報は少ない |
公式の記載では、ChatGPT・Codex・OpenAI APIで生成された対応画像には、この2つの信号が両方とも含まれるとされています。
確認する場所も公開されていて、公式ヘルプは openai.com/verify でファイルをアップロードして確かめられると案内していました。
逆に、目に見える形の透かしが欲しいときは、プロンプトで頼めるという記載もあります。
「Include a visible OpenAI watermark in the image.(画像に見えるOpenAIの透かしを入れて)」と指示する例が、公式ヘルプにそのまま載っていました。
ただし公式は、来歴の信号があることは「その画像が正確・未編集・法的に自分のもの」であることの保証ではない、とも明確に書いています。
信号は出どころの手がかりであって、権利の証明書ではない、と理解しておくのが安全です。
ChatGPTの画像生成を仕事で使う前に決めておきたい3つのこと
個人で楽しむぶんには気楽ですが、会社で使うなら先に線を引いておくほうが安全です。
決めておくとよいのは、次の3つだと考えています。
- アップロードしてよい画像の範囲…既存画像をアップして直せる機能がある以上、顧客の写真や社外秘の資料を入れてよいかを決めておく
- 実在の人物・ブランドを描かせない線引き…社外に出す素材ほど、生成物の中身を人が目で見て確認する
- AI生成であることを、どこまで開示するか…来歴の信号は入るが、読者に見える形の説明は自分たちで決める必要がある
2つ目を決めていない会社で、誰も中身を確認しないまま生成画像が社外資料に載ってしまうのが、いちばん起きやすい失敗です。
逆に、この3つさえ決めておけば、あとは各自が自由に作って問題ありません。
ルールを細かくしすぎると誰も使わなくなるので、最初は3行のメモ程度で十分です。
なお、10代のアカウントについては、保護者が画像の作成・編集を許可するかどうかを設定できる場合があると公式ヘルプに記載がありました。家庭で使う場合は、その点も確認しておいてください。
ChatGPTの画像生成でそのまま使えるプロンプトの型3つ
そのままコピーして、言葉だけ入れ替えて使えるものを3つ用意しました。
共通しているのは「用途」「主役」「雰囲気」「形」の4つを書いている点です。
【1|資料に貼る挿絵】
社内向けのスライド資料に貼る挿絵を作ってください。
主役は【描きたいもの】。
線が少なく落ち着いた雰囲気で、色数は3色までにしてください。
横長で、背景は透過にしてください。
【2|文字を入れたバナー】
告知用のバナー画像を作ってください。
画像の中に「【入れたい文言】」という文字を、読みやすい大きさで入れてください。
文言はこの表記のまま、一字も変えないでください。
主役は【描きたいもの】、雰囲気は【明るい/落ち着いた】、横長でお願いします。
【3|出てきた画像を直す】
いまの画像の【直したい場所】だけを変えてください。
それ以外の部分(構図・色・人物の表情)は、できるだけそのまま残してください。
変更内容は【どうしたいか】です。
3つ目が、この記事でお伝えした「一部だけ直す」に対応する型です。
「それ以外はそのまま残して」と書き添えておくと、変わってほしくない部分が動きにくくなります。
とはいえ公式が「範囲の外に及ぶことがある」と書いている以上、直す前の画像は残しておいてください。
ChatGPTの画像生成でよくある質問
無料アカウントでも画像を作れますか?
作れます。公式ヘルプに「ChatGPT Images 2.0 はすべてのプランで利用できる」と記載があり、無料プランの機能一覧にも「Create images in ChatGPT」が含まれていました。ただし料金ページには、無料版は回数に上限があり速度も制限される、と書かれています。
1日に何枚まで作れますか?
2026年9月4日に公式ページを確認した範囲では、具体的な枚数は公表されていませんでした。料金ページに「上限あり」と書かれているだけです。公式ヘルプ自体に上限は変わりうるという断りもあるため、実際に使いながら確かめる形になります。
手持ちの写真を読み込んで加工できますか?
できます。公式ヘルプに、既存の画像をアップロードして変更内容を伝える方法が記載されています。ただし社外秘の資料や他人の写真を扱う場合は、社内のルールを先に決めてから使ってください。
DALL·Eはどこに行ったのですか?
公式ヘルプのFAQに、公式のDALL·E GPTは提供を終了したという趣旨が書かれています。画像の作成・編集はChatGPT Imagesを使う形に一本化されました。
スマホだけで使えますか?
使えます。公式ヘルプに、ウェブ・iOS・Androidで利用できると記載があり、モバイルアプリでの編集手順も別途書かれています。ただし範囲を塗って直す作業は画面が大きいほうがやりやすいので、細かい修正はパソコンをおすすめします。
作った画像がAI生成だと分かってしまいますか?
公式の記載では、対応する生成画像にはC2PAのメタデータとSynthIDの不可視の透かしが含まれます。openai.com/verify で確認できる仕組みも公開されています。仕事で使う場合は、これを前提に開示の方針を決めておくほうが安全です。
生成が終わるまで待っている必要がありますか?
ありません。公式ヘルプに、画像を作っている間もChatGPTを使い続けられると書かれています。複雑な依頼だと数分かかることがあるので、投げてから別の作業に移るのが現実的です。
まとめ|ChatGPTの画像生成は「作る→選んで直す」の往復で仕上がります
最後に、覚えて帰っていただきたいことをまとめます。
- 画像生成はすべてのプランで使える(無料版は回数と速度に上限あり)
- 作り直しより、一部を選んで直すほうが速い
- 形が決まっているなら、最初から縦横比を指定する
- 作った画像は「Images」に自動保存。大事なものは端末に落としておく
- 生成画像には来歴の信号(C2PA・SynthID)が入る前提で、開示の方針を決めておく
最初の1枚で決めようとしないことが、いちばんのコツだと考えています。
ざっくり出して、気になる1か所を選んで直す。この往復を2〜3回するほうが、プロンプトを練り直して作り直すより速く着地します。
まずは5分だけ時間を取って、次に使う資料の挿絵を1枚作ってみてください。自分の仕事のどこに差し込めるかは、1枚作れば見えてきます。
ここまで読んで「AIを仕事にどう組み込むかを、もう少し体系立てて知りたい」と感じた方もいると思います。
その場合は、自分専属AI育成ウェブセミナーのような、手を動かしながら学ぶ形の講座を一度のぞいてみるのも手です。
この記事の内容は2026年9月4日にOpenAIの公式ヘルプセンターと公式の料金ページで確認したものです。仕様や上限は変わりますので、最新の情報は公式ページでご確認ください。

コメント