AIに指示を出すだけでアプリが作れるReplitを使ってみたいけれど、料金の仕組みが分かりにくい。
月額だけ払えば終わりなのか、それとも使った分が後から請求されるのか。ここが読めないと、仕事で使う判断ができません。
そこで、Replitの公式料金ページと公式ドキュメントに書かれている内容だけを整理しました。
この記事の情報は2026年9月11日時点のものです。
最新の金額はReplit公式の料金ページでご確認ください。
【結論】Replitの料金は無料から始めて月20ドルのCoreが基準になる
結論から書きます。
Replitの有料プランは、月20ドルのCoreと月100ドルのProの2段階です(いずれも税別)。
この2つに、公式ドキュメント側で案内されている無料のStarterと、金額が公開されていないEnterpriseが加わります。
そしてReplitの料金は「月額を払ったら使い放題」という形ではありません。
月額に含まれるクレジットを使い切ると、そこから先は使った量に応じた課金になります。
つまり、判断するときに見るべき数字は2つあります。
- 毎月固定で出ていく月額(0ドル・20ドル・100ドル)
- 月額に含まれるクレジットを超えたときに乗る、使った分の課金
この記事は、その2つを公式の記載だけで分解していきます。
Replitの料金プランを一覧で比較する
まず全体像です。
| プラン | 月額(税別) | 公式に書かれている主な中身 |
|---|---|---|
| Starter | 0ドル | 日次で回復するクレジットでAgentを使う。公開できるアプリは1つ、30日で停止 |
| Core | 20ドル(年払いなら月18ドル) | Free Modeでのチャットは最大30時間、プロジェクトは最大60件。上位モデルに使える20ドル分 |
| Pro | 100ドル(年払いなら月90ドル) | 並列で10タスク。上位モデルに使える100ドル分。共同編集者15人、閲覧者50人まで招待 |
| Enterprise | 個別(金額非公開) | SSO/SAML、シート数の個別設定、専有環境、固定の送信元IP |
年払いにすると最大10%引きになると料金ページに記載されています。
ここで1つ、公式サイトの作りとして知っておくと迷わない点があります。
料金ページに並んでいるカードはCore・Pro・Enterpriseの3枚だけで、無料のStarterはカードとして並んでいません。
無料枠の中身は公式ドキュメントのStarterプランのページに分けて書かれています。
「無料プランが見当たらない」と感じたら、料金ページではなくドキュメント側を見る、と覚えておくと早いです。
Replitの無料プラン(Starter)でできること
公式ドキュメントによると、Starterプランに含まれるのは次の内容です。
- Agent用の日次クレジット(毎日回復し、月間の上限がある)
- クラウド利用のための月次クレジット(本番データベース、オブジェクトストレージ、公開に使える)
- Lite build(素早い修正や狙いを絞った変更に向いた、軽い方のビルド体験)
- 公開済みアプリを1つ持てる
ただし、その無料の公開アプリは30日たつと自動的に停止します。
停止したあとに公開し直すこと自体は可能だと公式の公開コストのページに書かれています。
もう1つ、無料で公開したアプリには「Made with Replit」のバッジが表示されます。
このバッジには自分専用の紹介リンクが入っており、そこから登録した人がいると、自分が有料プランに上げたときに紹介クレジットが入る仕組みです。
無料のまま「まず動くものを1つ公開して反応を見る」という使い方は、公式に用意されている道です。
Replitの無料プランでできないこと(Coreが必要になる機能)
一方で、Starterのままでは使えない機能が公式ドキュメントに列挙されています。
- Full build(Agentがより自律的に動く、本格的な方のビルド)
- Design Canvasで作ったデザインを、動くアーティファクトへ変換すること
- Google・Stripeなど外部サービスとつなぐサードパーティコネクター
- Replit AI Integrations(自分でAPIキーを管理せずにAIモデルを使う機能)
- 「Made with Replit」バッジの削除
- 2つ目以降の公開済みアプリ
- Plan Mode(コードを触らずに段取りだけ相談する機能)
- Webアプリ・モバイルアプリ以外のアーティファクト(データ可視化、スライド、アニメーション動画など)
この一覧を見ると、Starterは「1本作って公開して試す」ところまでを担当する枠だと分かります。
外部サービスと連携させる、複数のアプリを走らせる、といった段階でCoreが必要になります。
ReplitのCore(月20ドル)に含まれるもの
Coreは、料金ページで最初に並んでいるプランです。
料金ページに書かれているCoreの中身は次のとおりです。
- AI統合(Replit AI Integrations)
- Free Modeでのチャットが最大30時間
- Free Modeでのプロジェクトが最大60件
- 上位モデルに使える20ドル分
- Plan Mode
- ワークスペース数は無制限
公式ドキュメントのCoreのページには、さらに具体的な数字が載っています。
自分のワークスペースに最大5人のビルダーを招待でき、別途チーム契約は不要です。
同時に動かせるバックグラウンドタスクは1つ、計画と進捗を共有するカンバンボードが使えます。
また、無料枠では1つだった公開済みアプリの上限が、Coreでは無制限になります。
ログと解析が使えるようになり、「Made with Replit」バッジも外せます。
詳しい一覧は公式ドキュメントのReplit Coreのページにまとまっています。
ReplitのPro(月100ドル)でCoreから変わるところ
Proは月100ドル、年払いなら月90ドルです。
Coreとの差を、公式ドキュメントに両方の数字が載っている項目だけで並べます。
| 項目 | Core | Pro |
|---|---|---|
| 共同編集者(ビルダー) | 5人まで | 15人まで |
| 同時に動かせるバックグラウンドタスク | 1件 | 10件 |
| 上位モデルに使える分(料金ページ) | 20ドル分 | 100ドル分 |
| データベースを巻き戻せる期間 | 7日 | 28日 |
| 公開済みアプリ | 無制限 | 無制限 |
これに加えて、Proにしかないと明記されている機能があります。
- Turbo mode=Power modeで有効にすると約2.5倍速くなる代わりに、リクエストの費用が約2倍になる設定
- クレジットの繰り越し=使い切らなかった分が次に持ち越せる
- 段階制のクレジット(まとめて買うほど割引が効く)
- 優先サポート=営業日にサポートエンジニアへ直接つながる
Turbo modeは公式ドキュメントでも「経験のあるビルダー向け」と位置づけられています。
速さを2.5倍にする代わりに費用が2倍になるので、何にいくら使っているか把握できてから触る機能です。
詳細は公式ドキュメントのReplit Proのページにあります。
ReplitのEnterpriseは金額が公開されていない
Enterpriseの金額は料金ページに出ておらず、個別の扱いになります。
公式に書かれている中身は、組織まるごとで使うための機能です。
- SSO/SAMLとSCIMによる自動のアカウント管理
- 組織専用の隔離されたワークスペース
- SIEMへ監査ログを流せる
- 管理者による統制(非公開での公開を必須にする、公開アプリを禁止する、セキュリティスキャンを必須にする、公開先の地域を固定する)
- Databricks、BigQuery、Microsoft Fabric、Hex、Snowflakeとの一次連携
- シート数は無制限で、1人あたりの課金が発生しない
支払い方の選択肢は2つで、年間のクレジットをまとめて買う「クレジットコミットメント」か、上限を超えた分を後払いする従量課金です。
Enterpriseへの切り替えは、営業に問い合わせなくてもReplitの画面内から進められると明記されています。
手順は公式ドキュメントのEnterpriseのページにあります。
Replitの料金でいちばん誤解されやすい「月額+クレジット」の二段構え
ここが、この記事でもっとも押さえてほしい部分です。
Replitの月額は上限額ではありません。
公式ドキュメントは、AI機能の課金を「使った分に応じた課金(usage-based billing)」だと説明しています。
Agentの課金は、作業の重さで決まる仕組みです。
- バグ修正や小さな変更のような軽い依頼は、費用が小さい
- 機能をまるごと作る、外部サービスと連携させるといった重い依頼は、1つのチェックポイントにまとめられて費用が大きくなる
- 1つの依頼につきチェックポイントは1つなので、途中の細かい請求が発生しない
有料の処理が始まる前に、Replitが確認を求める仕組みになっていると明記されています。
勝手に高いモードへ移って請求が膨らむ、という形ではありません。
なお、Agentが画像生成や外部AIを裏で使った分は、提供元の公開API料金でクレジットから引かれます。
使用量がダッシュボードに反映されるまでは最大30分かかる、という注記も公式にあります。
この考え方は公式ドキュメントのReplit AI課金のページに整理されています。
Replitの無料枠(Free Mode)はどう回復するか
Free Modeは、クレジットを消費せずにAgentと作業できるモードです。
公式ドキュメントによると、CoreとProのFree Mode枠は5時間ごとに回復し、週単位の上限もあります。
Starterはそれとは別に、従来どおりの上限が適用されると書かれています。
残りの枠は、設定画面のUsageで確認できます。
Free Modeではモデルを自分で選べず、Replit側が自動で振り分けます。
モデルを指定したいときは、クレジットを使うPower ModeかMax Modeに切り替える必要があります。
詳しくは公式ドキュメントのReplit Agentのページに記載があります。
Replitのクレジットを使い切ったときの選択肢
月のクレジットが足りなくなったときは、クレジットパックを買い足せます。
公式ドキュメントに書かれている条件は次のとおりです。
- 購入できるのはCoreとProの契約者(設定 → Account usage → Credits → Purchase credit pack)
- 4種類のサイズがあり、まとめて買うほど割引が大きくなる
- 購入から6か月で期限切れになる
- 自動更新はされない
- 期限切れになった分は繰り越されない
- 複数持っているときは、期限が早いパックから自動的に消費される
- 残高が減ったら自動で買い足す「オートリロード」を設定できる
月額に含まれるクレジットのほうは、Coreでは翌月へ繰り越されません。
繰り越しが効くのはProの段階制クレジットだけ、と公式ドキュメントは書き分けています。
買い足しの詳細は公式ドキュメントの支出管理のページにあります。
Replitの料金で見落としやすい「公開とデータベース」の費用
Agentの費用だけを見ていると、公開したあとの費用を見落とします。
公式ドキュメントは、公開まわりの課金対象を次のように定義しています。
| 課金の対象 | 公式に書かれている数え方 |
|---|---|
| 送信データ転送 | Coreは月100 GiBまで含まれる。受信(ingress)は常に無料 |
| コンピュートユニット | CPU 1秒=18ユニット、RAM 1秒=2ユニット |
| リクエスト数 | Autoscaleでは処理したリクエストの回数も数える |
| 本番データベース | 稼働時間とデータ量。1つあたりの上限は10 GiB |
| 開発用データベース | 常に無料。1アプリあたり20 GiBが含まれる |
静的サイト(Static)はコンピュートユニットを消費せず、データ転送だけが対象になります。
小さなデータベースでも、PostgreSQLのサーバー自体が33MBを占めると明記されています。
また、止まるタイミングも公式に書かれています。
- Autoscaleで公開したアプリは、15分アクセスがないとアイドル状態になる
- 本番データベースは、最後のリクエストから5分で休止状態になる
- 1リクエストあたりの課金時間は、複雑なアプリでも1〜2秒で済むことが多い
誰も見ていない時間は課金されない、という設計がAutoscaleの前提です。
数え方の全文は公式ドキュメントの公開とデータベースの課金ページにあります。
Replitの料金に税金は含まれていない
料金ページの下部に「価格は所在地に応じて課税される場合がある」という注記があります。
つまり表示されている20ドルや100ドルは税別の金額です。
日本から契約する場合は消費税分が上乗せされる可能性があるため、表示価格をそのまま予算に入れない方が安全です。
為替の影響も受けるので、円建てで見積もるなら余裕を持たせておくと手戻りがありません。
Replitの料金を使いすぎないための設定
公式ドキュメントには、支出を止めるための機能がまとめられています。
- 使用量の上限(Usage limits)=月額クレジットを超えた分に上限を設ける。到達すると次の請求期間まで従量課金のサービスが止まる
- サービス停止のライン=到達した時点でサービスを一時停止し、追加請求を防ぐ
- 組織の予算=管理者権限があれば、組織単位で月の上限を設定できる
- メール通知=設定した金額に達したら知らせる
クレジットパックの分だけで使い切りたい場合は、上限を0.01ドルに設定すればよい、と公式ドキュメントは案内しています。
加えて、費用そのものを下げる使い方も書かれています。
- Plan Modeで先に段取りだけ決める(コード生成より消費するトークンが少ない)
- 計画を見てから実装に進むので、作り直しが減る
- 日々の作業はFree Modeを起点にし、足りないときだけPower ModeやMax Modeへ上げる
ただしPlan Modeにも費用はかかります。
公式ドキュメントは「Plan Modeでのやり取りもすべて課金対象で、コードを変更しなくても料金が発生する」と明記しています。
無料の相談窓口ではなく、あくまで「安く済む段取り」だと理解しておくのが正確です。
Replitのプランを変える・下げるときの流れ
プランの変更は請求設定から行います。
- 設定(Settings)を開き、Account の下の Billing を選ぶ
- 新しいプランを選ぶ
- 変更点の要約を確認して確定する
公式ドキュメントに書かれているタイミングの違いは次のとおりです。
- 上位プランへの変更は即時に反映される
- 下位プランへの変更は、いまの請求期間の終わりに予約される
- 月払いから年払いへの切り替えは即時、年払いから月払いへは次回更新日から
- ダウングレードの7日前にリマインドのメールが届く
ダウングレードしてもプロジェクトとデータは消えない、と公式ドキュメントは明記しています。
減るのは、月のクレジット、Free Modeの枠、並列タスク数、共同編集者の枠、データベースの巻き戻し期間、サポートの区分です。
なお、スマートフォンのアプリからはCoreへのアップグレードはできますが、Proはreplit.comでの購入が必要だと公式ドキュメントのモバイルアプリのページに書かれています。
変更手順の全文は公式ドキュメントのプラン変更のページにあります。
Replitの料金についてよくある質問
Replitは無料で使えますか
Starterプランが無料です。日次で回復するAgent用クレジットと、クラウド利用のための月次クレジットが含まれ、公開できるアプリは1つです。その1つは30日で自動的に停止します。
Replitの月額20ドルを払えば追加料金はかかりませんか
かかる場合があります。月額に含まれるクレジットを超えた分は、使った量に応じて課金されます。有料の処理が始まる前にReplitが確認を求める仕組みだと公式ドキュメントに記載されています。
Replitの表示価格に税金は含まれていますか
含まれていません。料金ページに「価格は所在地に応じて課税される場合がある」という注記があり、税別表示です。
Replitのクレジットは翌月に繰り越せますか
Coreの月額クレジットは繰り越されません。繰り越しが明記されているのはProの段階制クレジットです。買い足すクレジットパックは購入から6か月で期限切れになります。
Replitで使いすぎを防ぐ方法はありますか
使用量の上限、サービス停止のライン、組織の予算、メール通知が用意されています。クレジットパックの分だけで止めたい場合は、上限を0.01ドルに設定する方法が公式ドキュメントで案内されています。
Replitのプランを下げるとデータは消えますか
消えません。公式ドキュメントには、ダウングレードしてもプロジェクトとデータはそのまま残ると明記されています。減るのはクレジット量や共同編集者の枠などの上限です。
Replitの料金まとめ:どこから始めるか
- まずStarter(無料)で1本作って公開する。カードのバッジが付き、30日で停止する点だけ先に理解しておく
- 外部サービス連携や2本目の公開が必要になったらCore(月20ドル・税別)。年払いなら月18ドル
- 共同編集者が5人を超える、並列で10本走らせたい、クレジットを繰り越したいならPro(月100ドル・税別)
- 組織全体で使うならEnterprise(金額非公開。Replitの画面内から手続きできる)
- どのプランでも、月額とは別に「使った分」の課金がある。先に使用量の上限を設定しておく
Replitのように会話でアプリを組み立てるツールは、ほかにも比較対象があります。
エディタ側から入るタイプはCursorの使い方、ブラウザだけで完結するタイプはLovableの使い方にまとめています。
AIそのものの料金を横並びで見たい方はClaudeの料金も参考になります。
この記事の内容は2026年9月11日に公式サイト・公式ドキュメントで確認したものです。料金や仕様は変わりますので、最新の情報は公式ページでご確認ください。


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