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Udioとは?文章から歌つきの曲ができるAI音楽サービスの中身を公式情報で整理する

先に結論

Udioとは、作りたい曲を短い文章で書いてボタンを押すと、歌と演奏がついた曲が2本まとめて出てくるWebサービスです。

アカウントを作れば無料で曲を作れます。無料の範囲は1日10クレジット、それとは別に月100クレジットと公式ヘルプに書かれていました。

曲の長さは32秒か2分10秒の2種類で、無料アカウントは2分の曲を1日3本までという制限があります。

作った曲の所有権はUdio側が主張しない、というのが公式ヘルプの説明です。ただし無料アカウントで作った曲には「Udioで作った」という表記が必須と書かれていました。

2025年10月29日にUniversal Music Group、11月にWarner Music Groupとの提携が発表され、それに伴って音声・動画・ステムのダウンロードは停止されています。

この記事は2026年9月16日にUdioの公式サイト(公式ヘルプセンター)を確認した時点の記載にもとづいています。

目次

Udioとは、文章を書くだけで歌つきの曲ができるAI音楽サービスです

まず、いちばん知りたいところからお答えします。

Udioは、作りたい曲を言葉で説明すると、その場で曲そのものを作ってくれるWebサービスです。

楽器も、譜面も、録音機材も要りません。

公式ヘルプの入門記事には、プロンプトの例として「Song about New York, jazz」「Song about a rainy day, 80s pop」の2つが挙げられていました。

日本語にすると「ニューヨークについての曲、ジャズ」「雨の日についての曲、80年代ポップ」です。

お題と、ジャンルを表す単語をカンマで並べる──これがUdioの基本の書き方になります。

そして「Create」を押すと、曲ができます。

ここで1つ、Udioの特徴があります。

1回のプロンプトで、曲は必ず2本まとめて出てきます

公式ヘルプには「Each prompt generates two songs」と書かれていました。

同じ指示から少し違う2本が出るので、気に入ったほうを選んで進められる、という設計です。

できあがるのは伴奏だけの音源ではありません。

歌詞がつき、歌声がつき、伴奏がついた、いわゆる「歌もの」が出てきます。

Udioを使い始めるまで|アカウントの作り方と、無料でできること

Udioで曲を聴くだけならアカウントは要りません。

公式ヘルプには「While anyone may listen to and share music from Udio, a Udio account is required to create music.」と書かれていました。

聴く・共有するだけなら登録不要、作るなら登録が必要、という線引きです。

登録の手順は3つだけでした。

  • udio.com を開く
  • 左上の「Sign up」を押す
  • Google・Discord・X・Apple・メールアドレスのどれかを選ぶ

公式ヘルプには「The core creation experience on Udio is available free-of-charge.」という一文もあります。

曲を作るという中心の機能は、無料のまま使えるという意味です。

ただし、ここには守るべき条件が1つ書かれていました。

「you may only register or control one free account」──無料アカウントは1人1つまでです。

有料アカウントは複数持ってよい、とも書かれていました。

無料枠を増やすために複数登録する、という使い方は利用規約に反する、ということになります。

Udioで曲を作る流れ|プロンプトを書いてCreateを押すまで3ステップ

公式ヘルプの「Create Your First Song」には、最初の1曲の作り方が3ステップで書かれていました。

手順公式ヘルプに書かれていたこと
① 曲を説明するHomeページのテキスト欄に、スタイル・雰囲気・テーマを短く書く
② 長さを選ぶClip Lengthで「2 minutes」を選ぶ(既定は32秒)
③ Createを押すあとはUdioが曲を作る

公式ヘルプは、最初の1曲では2分を選ぶことをすすめていました。

既定の32秒は「great for quick ideas」、つまり思いつきをすぐ形にするのに向いている、という説明です。

Udioで選べる曲の長さは、32秒と2分10秒の2種類と書かれていました。

この2つより長い曲がほしいときは、あとで説明するExtend(延長)を使います。

アイデアが浮かばないときの逃げ道も用意されています。

サイコロのアイコンを押すと、お題をUdioがランダムに出してくれます

プロンプトはテキスト欄に残るので、少し直してもう一度、という試し方ができます。

画面の構成も公式ヘルプに一覧がありました。

Udioの画面にある主なページ
  • Home=プロンプト欄・検索・自分の最新の曲・他の人の曲
  • Create=スライダーと入力欄で細かく詰める作成画面
  • Library=自分の曲。検索・お気に入り・プレイリスト・ゴミ箱
  • Player=どのページでも消えない再生バー
  • Following=フォローした人の新着
  • Credits=残りのクレジット(カーソルを乗せると内訳)

Udioの歌詞は3通り|自動生成・Extended Editor・自分で書く

歌詞をどうするかは、Udioでは3通り用意されていました。

1つ目は、お題から自動で作らせる方法です。

プロンプトに曲のテーマや気分を書けば、Udioが歌詞まで作ってくれます。

公式ヘルプに載っていた例文は、こういう具合でした。

  • Walking on the beach under a sunny rain, synthwave, edm
  • My friend always tries to outdo me, rock opera
  • I found a coin dropped by my favorite anime character, j-pop

3つ目の例が「好きなアニメキャラが落としたコインを拾った、J-POP」なのが、このサービスの空気を表しています。

2つ目は、Extended Editorで詰める方法です。

Createページで「Write Your Lyrics」から「Custom」を選び、曲の説明を入れて「Write for me」を押します。

気に入らなければ「Regenerate Lyrics」でやり直せます。

前の版に戻る・進む・履歴を見る・手で直す、の4つが用意されていると公式ヘルプに書かれていました。

3つ目は、自分の歌詞をそのまま貼る方法です。

同じく「Custom」を選び、Lyrics Editorに直接書くか貼り付けます。

すでに詞があるなら、これがいちばん早い入口になります。

Udioのガイダンスタグ|[Verse]や[Chorus]で曲の形を指示できます

歌詞欄には、もう1つ仕掛けがあります。

ガイダンスタグ(guidance tags)です。

歌詞を書いている途中で「/」キーを押すと、使えるタグの一覧が出てきます

頭文字を打てば絞り込めます。

よく使うものを公式ヘルプの一覧から抜き出すと、こうなります。

タグ公式ヘルプの説明
[Verse]曲の中心になる、物語を進める部分
[Chorus]繰り返される、耳に残る部分。サビにあたる
[Intro]曲の調子を決める出だし
[Outro]曲を締める終わりの部分
[Bridge]2つの主要部をつなぐ、対比になる部分
[Hook]耳を引っかけるためのフレーズやリフ
[Pre-chorus]サビの前で緊張を高める部分
[Drop]主にEDMで、音が落ちてくる山場
[Instrumental Break]歌のない、楽器だけの部分
[Spoken Word]歌わずに語る部分

公式ヘルプは、この一覧について2つ断っていました。

1つは、これが網羅的な一覧ではないこと。

「ハードコードされた命令の一覧ではなく、うまくいった実績があるもの」という書き方でした。

もう1つは、タグはあくまで指示であって命令ではないことです。

公式ヘルプの原文は「we humans give guidance & suggestions, the AI makes the ultimate decisions」でした。

タグを入れてもそのとおりにならないことがある、と公式が先に認めている、ということになります。

詳しい一覧はLevel up your creations with ‘guidance tags'(Udio 公式ヘルプ)にまとまっています。

UdioのExtend|32秒の曲を最大10セクションまで伸ばせます

Udioで作れる曲は32秒か2分10秒の2種類です。

それより長い曲を作りたいときに使うのがExtendです。

曲のタイトルの横にある「Extend」を押すと、延長用の画面に切り替わります。

元のプロンプトがあらかじめ入った状態で始まるので、同じ雰囲気のまま続きを作れます。

もちろん書き換えてもかまいません。

公式ヘルプは、静かなアコースティックの前奏から歪んだギターソロへ展開させる、という例を挙げていました。

どこに足すかも選べます。

  • Before or After=曲の前か後ろに足す
  • Intro/Outro=前奏や後奏として作る
  • Crop & Extend=元の一部を切ってから足す

延長は合計で10セクションまでと公式ヘルプに書かれていました。

歌詞欄を空にしておけば、その部分は楽器だけの演奏になります。

他人の曲を延長することもできる、とも書かれていました。

手順の細かいところはExtend Your Song(Udio 公式ヘルプ)で確認できます。

UdioのRemix|Varianceスライダーで「どこまで変えるか」を決める

Remixは、できあがった曲に手を入れて別の形にする機能です。

Libraryから曲を選び、「Remix」を押します。

画面の左に元の曲、右にVarianceというスライダーが出ます。

Varianceは「元からどれだけ離すか」のつまみです。

低くすれば元の構造を保ったまま少し変わるだけ、最大まで上げると別の曲のようになる、と公式ヘルプに書かれていました。

プロンプトは既定で元の曲のものが引き継がれます。

これを書き換えれば、ジャンルをまたいだ作り替えもできます。

歌詞を変えたいときの注意も書かれていました。

歌詞を変えるなら、Varianceを高めにしないと反映されにくいという説明です。

もう1つ、長さの落とし穴があります。

32秒より短い部分をRemixしようとしても、出てくるものは32秒になります。

余った時間は無音になるので、あとで切る必要があります。

UdioのStyles|他の曲の「雰囲気」を種にして新しい曲を作る

頭の中にある曲を言葉にできない──そういうときのための機能がStylesです。

公式ヘルプの説明は「create new songs using one or two audio clips and/or an existing Udio songs as style references」でした。

説明する代わりに、参考になる曲を見せるという発想です。

種にできるものは4つあると書かれていました。

  • Udio上にある自分の曲
  • Udio上にある他の人の曲
  • 音声のアップロード
  • Style Library(用意されているスタイルの棚)

Style Strengthというつまみで、どれくらい寄せるかを決められます。

既定は80%で、公式ヘルプはここを「sweet spot」と呼んでいました

2曲を種にして混ぜるStyle Blendという使い方もあります。

スライダーを左に振ればA寄り、右に振ればB寄りです。

公式ヘルプは50対50、あるいはどちらかに15ポイントほど寄せたあたりが良かったと書いていました。

ただしStyle Blendは購読者だけの機能です。

音声をアップロードして種にする場合は、2つの制約がつきます。

1つは権利で、アップロードする音の権利を自分が持っていることが条件です。

もう1つは公開で、アップロードした音から作った曲はudio.comに公開できません。

Styles・Remix・Extendの違いも公式ヘルプが整理していました。

機能公式ヘルプの説明
Styles楽器構成・音色・声質・テンポ・曲の構造まで、いちばん広く引き継ぐ
Remixリズムと音程の芯を写す、構造寄りの作り替え
Extend「次に来るべきもの」をAIが考える、続きの生成

UdioのVoices|声を指定して新しい曲を作る機能です

Stylesが「曲の雰囲気」を引き継ぐ機能なら、Voicesは「声」を引き継ぐ機能です。

Voicesライブラリにある声か、自分が過去にUdioで作った曲の声を種にできます。

自分の声を録音してアップロードすることは、現時点ではできませんと公式ヘルプに明記されていました。

アップロードした音声が混ざっている曲の声も使えません。

使える範囲は会員種別で分かれています。

対象できること
すべての会員Playgroundで、声とスタイルを組み合わせたマッシュアップを作れる
購読者Createの流れの中で、自分の曲を含む高度な声の指定ができる

声の強さを決めるSTRENGTHというつまみもあります。

公式ヘルプは「最大にすれば似るとは限らない」と書いていました

ジャンルや組み合わせたスタイルによって結果が変わるから、という説明です。

使えない曲もあります。

  • 2024年6月以前に作られた曲
  • 自分以外の人がUdioで作った曲
  • アップロードした音声が関わっている曲(Remix・Extend経由も含む)

なお、Voicesはウェブ版だけの機能で、iOSアプリでは使えません。

詳しくはVoices(Udio 公式ヘルプ)に書かれています。

Udioの音声アップロード|有料会員だけの機能で、上げてよい音に線が引かれています

自分で録った音をUdioに持ち込む機能もあります。

ただし音声アップロードは有料の購読者だけの機能と公式ヘルプにはっきり書かれていました。

アップロードしたあとに選べる道は5つです。

  • Extend=アップロードした音の前か後ろに、合いそうな部分を作って足す
  • Inpaint=アップロードした音の全部または一部をその場で直す
  • Session=波形を中心にした編集画面を開く
  • Remix=似たものを作る
  • Style=雰囲気が合う曲を作る

何を上げてよくて何がだめかも、公式ヘルプが具体的に並べていました。

判定公式ヘルプに書かれていた例
問題なし自分で演奏した楽器の録音/音楽ソフトで作った自作曲/自然音の録音(木を叩く音・皿がぶつかる音・金属音)
だめ市販の音楽・著作権のある曲/権利を持っていない音や音楽
禁止ではないが向かないアカペラの歌声(現状うまく動かないと公式が認めている)

アップロードした時点で「権利を自分が持っている」と申告したことになる、という書き方でした。

正当に権利を持っているのに上げられない場合は、画面右下のメッセンジャーから問い合わせるよう案内されています。

詳細はCreate Music with Your Own Audio(Udio 公式ヘルプ)にあります。

Udioのクレジット|無料は1日10・月100が上限です

Udioで曲を作ると、クレジットが減ります。

減り方は、曲の長さで決まっていました。

作ったもの減るクレジット
32秒の曲2本(1セット)2クレジット(1本あたり1)
130秒の曲2本(1セット)4クレジット(1本あたり2)
曲のトリミング0(かからない)

公式ヘルプには「Every time you click 『Create』『Extend』『Remix』『Inpaint』『Edit』, two new songs are created.」と書かれていました。

作成だけでなく、延長も・リミックスも・部分修正も・編集も、押すたびに2本できて、その分だけ減るということです。

もらえる量は、無料と有料で分かれます。

アカウントクレジットの上限
無料1日10クレジット。使い切ったら、別枠の月100クレジットから引ける
Standard(有料)月2,400クレジットまで
Pro(有料)月6,000クレジットまで

ここで大事な注意が2つありました。

1つ目は、これが「上限」であって「残高」ではないことです。

公式ヘルプは「These are credit limits; credits do not roll over.」と書いていました。

翌月に繰り越されず、月が変わればまた1日10・月100に戻ります。

2つ目は、無料アカウントには長さの制限が別にかかることです。

「you can only create three 130-second songs per day, regardless of how many credits you have」──クレジットが残っていても、2分の曲は1日3本までです。

なお、追加のクレジットは単品でも買えます。

公式ヘルプは、この単品購入分について「These credits never expire.」と書いていました。

金額そのものはPricing – Udio(Udio 公式)に表示されます。

ただし料金ページの金額は外部の決済サービスを通して画面に読み込まれる作りのため、この記事では数字を確認できませんでした。

1か所だけ、公式ヘルプが例として出している金額があります。

年額のStandardについて「e.g., $96 + tax in the U.S.」という記載です。

これはあくまで説明のための例として書かれた数字なので、実際に請求される額はPricing – Udio(Udio 公式)で確認してください。

クレジットの考え方はCredits and credit limits(Udio 公式ヘルプ)にまとまっています。

Udioの無料トライアル|7日間で、クレジットは増えません

有料版を試す仕組みもあります。

公式ヘルプによると、全員が1回だけStandardの無料トライアルを始められるとのことでした。

ここは誤解しやすいところなので、公式の記載どおり並べます。

項目公式ヘルプの記載
期間開始から最長7日間
解約udio.com/account からできる
7日を過ぎたら解約しなければ年額の満額が即座に請求される(先に月払いに切り替えていれば月額)
回数1人1回だけ。Pro版のトライアルは無い

トライアル中に使えるようになるものは、こうでした。

  • 同時に6曲まで作れる
  • Voice Control(声の指定)が使える
  • 曲と歌詞の編集ができる
  • 音声アップロードを使った生成ができる
  • 既存の曲をスタイルの参照に使える
  • カバーアートを自分で上げられる

いっぽうで、トライアルでは使えないものが2つはっきり書かれていました。

クレジットの上限は増えません

そして、2分の曲を1日3本までという制限も外れません。

つまり、トライアルで増えるのは「機能」であって「量」ではないということです。

量の制限を今すぐ外したいなら、トライアルの途中で本契約に切り替える道があると書かれていました。

切り替えると、その日から年額(または月額)の満額が請求されます。

詳しい条件はThe subscription trial(Udio 公式ヘルプ)で確認できます。

Udioで作った曲の権利|所有権は主張されない。ただし無料だと表記が要ります

ここは、仕事で使うなら必ず読んでおきたいところです。

公式ヘルプの「Answers to common usage questions」には、こう書かれていました。

「We don't claim any ownership over the content you generate using Udio in response to your inputs.」

あなたが作らせたものについて、Udioは所有権を主張しない、という意味です。

録り直し・サンプリング・作り替えについても「Yes」と答えていました。

ただし条件がついています。

自分が権利を持っていない、あるいは明確な許諾のない著作物が含まれていないこと、です。

そしてもう1つ、見落としやすい決まりがあります。

無料アカウントで作った曲には、Udioで作ったという表記が必須です。

曲を作ったときの状態Udioへの表記
無料アカウントだった必要(今は有料会員でも、作った時点が無料なら必要)
有料の購読者だった不要(ただし書いてくれると嬉しい、とのこと)

表記のしかたは、公式ヘルプが例を出していました。

曲名やクレジット欄に「Created with Udio」と入れる、といった形です。

「使われ方に照らして、合理的で実用的な形」であればよいと書かれており、書き方は固定されていませんでした。

公開先のサービスの規約に従うのは自分の責任だ、とも添えられています。

原文はAnswers to common usage questions(Udio 公式ヘルプ)で読めます。

UdioとUMG・WMGの提携|いま起きている変化とダウンロードの停止

2025年の秋から、Udioは大きく動いています。

公式ヘルプによると、2025年10月29日にUniversal Music Group(UMG)との提携が結ばれました。

このときサービス側で変わったことが、公式ヘルプに5つ並んでいます。

変わったこと中身
1回限りの付与購読者全員に、期限のない1,000クレジットを追加
Standardの上限月1,200 → 月2,400へ増加
Proの上限月4,800 → 月6,000へ増加
Proの同時生成4セット → 5セット(10曲)へ
ダウンロード音声・動画・ステムのダウンロードを停止

最後の1行は、使い方そのものに関わります

作った曲のファイルを手元に落とせない状態になっている、ということです。

2025年11月19日には、Warner Music Group(WMG)との協業も発表されました。

公式ヘルプは、これがライセンス契約であり、両社の著作権訴訟も同時に解決するものだと説明しています。

よくある誤解についても、公式が先回りして答えていました。

「Did the labels buy Udio / do they own Udio?」という問いに対して、答えは「No, they did not.」です。

レーベルがUdioを買収したわけではなく、学習と協業のためのライセンス契約、という説明でした。

いま作っている曲への影響については「No.」と書かれています。

v1・v1.5・v1.5 Allegroのモデルはそのまま使え、Extend・Remix・Stylesなどの中心機能も変わらない、とのことでした。

udio.comのURLで曲を共有することもできます。

経緯はChanges associated with the UMG partnership(Udio 公式ヘルプ)Udio – Warner Music Group (WMG) partnership(Udio 公式ヘルプ)にまとまっています。

Udioのモデルとアプリ|更新の頻度と、偽アプリへの注意

モデルの更新についても、公式ヘルプが1本記事を割いていました。

結論から言うと、Udioはモデルを頻繁には変えていないとのことです。

公式ヘルプの表現は「we update our models much less often」でした。

では、なぜ同じプロンプトで違う曲が出るのか。

公式ヘルプの答えは「genAI is stochastic」、つまり生成AIは確率的に動くから、というものでした。

結果をそろえたいときの方法も書かれています。

manual modeを使ってジャンルタグの自動展開を止め、プロンプト・設定・シードを同じにすれば、同じ結果が出るという説明です。

ただし公式は、これが将来も保証されるものではないと断っていました。

アプリについては、注意書きが強めでした。

Udioには公式のiOSアプリがあり、iPhone向けに提供されています。

いっぽうでAndroidアプリは存在しないと公式ヘルプに明記されていました。

Google Playにある「Udio」という名前のアプリは非公式で、ライブラリも購読も同期されないので入れないように、という警告です。

アプリとウェブ版の違いも整理されていました。

項目iOSアプリの状況
できること曲の作成・共有・再生。延長も可能
できないこと音声アップロード・リミックス・インペイント・スタイリング
フォルダ追加や移動はできない(プレイリストへの追加は可能)
検索曲名での検索は不可。ジャンルからたどる形

公式アプリの情報はiOS app(Udio 公式ヘルプ)にあります。

Udioを使う前に押さえておきたい3つの注意点

ここまでの内容から、最初に知っておくと迷わない点を3つにしぼります。

1つ目は、ダウンロードがいま止まっていることです。

UMGとの提携に伴う変更として、音声・動画・ステムのダウンロードが無効化されています。

ファイルを手元に落として別のソフトで編集する、という進め方は現時点では取れません。

2つ目は、無料アカウントの表記義務です。

無料で作った曲をどこかで使うなら、Udioで作ったと分かる表記を入れる必要があります。

あとから有料会員になっても、作った時点が無料なら表記は要ると公式が書いていました。

3つ目は、クレジットが「上限」であって「残高」ではないことです。

繰り越せないので、月末にまとめて使おうという貯め方はできません。

いっぽう単品で買ったクレジットには期限が無い、という違いもあります。

作曲そのものの仕組みを比べたい場合は、Sunoとは?AI作曲の仕組みと商用利用の範囲を公式情報で整理の記事が近い話になります。

実際の操作手順はUdioの使い方|テキストから曲を作る手順と商用利用の条件を公式情報で整理するでまとめています。

Udioについてのよくある質問

Udioは無料で使えますか?

使えます。公式ヘルプには「The core creation experience on Udio is available free-of-charge.」と書かれており、アカウントを作れば無料で曲を作れます。無料アカウントのクレジットは1日10、それとは別に月100が上限です。ただし2分10秒の曲は、クレジットが残っていても1日3本までという制限がかかります。

Udioで作った曲は自分のものになりますか?

公式ヘルプには「We don't claim any ownership over the content you generate using Udio in response to your inputs.」と書かれており、Udio側は所有権を主張しないと説明されています。ただし自分が権利を持っていない著作物が含まれていないことが条件です。詳しい条件はUdioの利用規約に書かれている、と公式ヘルプが案内しています。

Udioで作った曲を商用利用するとき、Udioと書く必要はありますか?

作った時点が無料アカウントだったなら必要です。公式ヘルプには「If you weren't a subscriber at the time you created the song — even if you're a subscriber today — you must indicate that the content was generated using Udio.」と書かれていました。有料の購読者として作った曲には表記義務はありません。

Udioで作った曲をダウンロードできますか?

2026年9月16日の時点ではできません。公式ヘルプのUMG提携に関する記事に「Note that downloading of audio, video, and stems has been disabled」と書かれていました。udio.comのURLで共有することは引き続き可能で、Udioの利用者でなくても再生できると説明されています。

Udioで作れる曲の長さはどれくらいですか?

1回の生成で作れるのは32秒か2分10秒の2種類です。それより長くしたい場合はExtend(延長)を使います。公式ヘルプによると、延長は合計10セクションまで足せます。前に足す・後ろに足す・前奏や後奏として作る・元を切ってから足す、の4通りが選べます。

Udioに自分の声をアップロードして歌わせられますか?

できません。公式ヘルプのVoicesの記事には「you cannot upload your own voice as a source at this time」と明記されていました。使えるのはVoicesライブラリの声か、自分がUdio上で作った曲の声だけです。なお音声アップロード機能そのものは有料の購読者だけが使えます。

UdioはAndroidで使えますか?

公式のAndroidアプリはありません。公式ヘルプには「We don't currently have an Android app」と書かれており、Google Playにある「Udio」という名前のアプリは非公式で、ライブラリや購読が同期されないため入れないよう警告されています。Androidからはブラウザでudio.comを開いて使う形になります。

Udioの無料トライアルを始めると、作れる曲数は増えますか?

増えません。公式ヘルプのトライアルの記事には、増えるのは機能だけで「Increased credit limit」と「Ability to generate more than three 2-minute songs per day」は使えないと書かれていました。量の制限を外すには、トライアルの途中で本契約へ切り替える必要があります。

まとめ|Udioとは何かを1枚に整理する

最後に、この記事で公式情報から確認できたことを並べておきます。

  • Udioは短い文章から、歌と演奏がついた曲を作るWebサービス
  • 1回の生成で曲は2本まとめて出てくる
  • 曲の長さは32秒か2分10秒。それ以上はExtendで最大10セクションまで足す
  • 歌詞は自動生成・Extended Editor・自分で書くの3通り
  • ガイダンスタグ([Verse][Chorus]など)で曲の形を指示できる
  • Stylesは雰囲気を、Voicesは声を、他の曲から引き継ぐ機能
  • 音声アップロードは有料の購読者だけ
  • 無料のクレジットは1日10・月100。繰り越しはできない
  • 有料はStandard 月2,400/Pro 月6,000クレジット
  • 無料アカウントは2分の曲を1日3本まで
  • 所有権はUdio側が主張しない。ただし無料で作った曲には表記義務がある
  • UMG・WMGとの提携に伴い、ダウンロードは停止中

Udioを一言でいうと、言葉を曲に変える工程をまるごと1つの画面に載せたサービスです。

まず試すなら、無料アカウントを作って32秒の曲を1本出してみるのがいちばん早い進め方になります。

機能の説明はUdio Help Center(Udio 公式ヘルプ)、クレジットの考え方はCredits and credit limits(Udio 公式ヘルプ)、料金はPricing – Udio(Udio 公式)にまとまっています。

この記事の内容は2026年9月16日にUdioの公式サイトと公式ヘルプセンターで確認したものです。仕様や料金は変わりますので、最新の情報はUdio 公式サイト(Udio 公式)でご確認ください。

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