Manusの使い方でいちばん最初に理解しておきたいのは、機能ではなく「クレジット」です。
Manusはタスクを動かしている間だけクレジットを消費し、完了したタスクの保存やデプロイでは消費しません。
そして、会話だけで済ませる「チャットモード」はクレジットを消費しません。
実際に手を動かしてもらう「Agentモード」に切り替えたときから、残量が減っていきます。
料金は公式ヘルプに記載があり、Freeプランが月0ドル、Proプランが月20ドルから(年払いなら17%お得)と書かれていました。
この記事は2026年9月4日にManusの公式ヘルプセンターと公式ドキュメントを確認した時点の記載にもとづいています。
Manusの使い方は「チャットモード」と「Agentモード」の使い分けから始まります
まず、いちばん知りたいところからお答えします。
公式ヘルプの「チャットモードと Agent モードの違いは何ですか?(Manus 公式ヘルプ)」に、2つのモードの違いが整理されていました。
| チャットモード | Agentモード | |
|---|---|---|
| 役割 | 即座の回答と詳細な議論のための軽量なモード | 複雑なタスクと自律的なワークフローのためのモード |
| できること | 画像・PDF・テキストファイルの認識、オンライン検索 | ウェブサイト・スライド・ビデオの作成など |
| 進め方 | こちらの質問に答える形 | 指示にもとづいて自律的にタスクを計画し、完了させる |
| クレジット | 消費しない | 消費する |
つまり、下調べや相談はチャットモード、成果物を作らせるときだけAgentモードという切り分けになります。
この1点を知っているだけで、残量の減り方がかなり変わります。
使えるモデルにも差がありました。
FreeユーザーはAgentモードでManus 1.6 Liteのみ、ProユーザーはManus 1.6・1.6 Max・1.6 Liteにアクセスできると書かれています。
チャットモードは、FreeユーザーとProユーザーの両方が使えます。
Manusのクレジットとは何か|3つの要素で消費されます
Manusのクレジットは、公式ドキュメントで「Manus利用の標準的な測定単位」と説明されていました。
公式の「What are credits(Manus 公式ドキュメント)」によると、消費の内訳は次の3つです。
- LLMトークン:タスクの計画、意思決定、アウトプットの生成に使われる
- 仮想マシン:ファイル操作、ブラウザの自動化、コードの実行を支えるクラウド環境に使われる
- サードパーティAPI:財務データや専門データベースなど、統合された外部サービスへのアクセスに使われる
そして消費量は、タスクの複雑さと期間によって決まると書かれていました。
ここで安心できる記載がひとつあります。
クレジットはアクティブなタスク処理中にのみ消費され、完了したタスクやそのアウトプットの保存・デプロイでは消費しない、という説明です。
公式ヘルプは、そのうえで「完了したタスクを削除する必要はありません」とまで書いていました。
さらに、Manus側の技術的な問題で失敗したタスクは、消費されたクレジットを全額返金するとも明記されています。
AIエージェントという道具そのものが初めての方は、AIエージェントとは何かの記事もあわせてどうぞ。
Manusのクレジットが減る順番と、有効期限のルール
Manusのクレジットは1種類ではありません。
公式ヘルプの「クレジット消費のルールは何ですか?(Manus 公式ヘルプ)」に、消費の順番がはっきり書かれていました。
イベントクレジット → 毎日リフレッシュクレジット → 毎月のクレジット → 追加クレジット → 無料クレジット、この順番です。
| クレジットの種類 | 公式ヘルプに書かれていた扱い(2026年9月4日確認) |
|---|---|
| イベントクレジット | イベントへの参加で獲得でき、イベント終了時に期限切れになる |
| 毎日リフレッシュクレジット | Manus 1.6 lite でのみ使用できる。Freeユーザーは月間消費上限1,500クレジット(有料ユーザーに制限なし) |
| 毎月のクレジット | サブスクリプション開始日と同じ日に毎月自動でリフレッシュされる。未使用分は繰り越されない |
| 追加クレジット | 有効な有料サブスクリプションがある間だけ使え、次のサイクルへ繰り越せる。Freeに切り替わると無効になる |
| 無料クレジット | 有効期限はない |
繰り越しについては、各サイクルの開始時にすべての未使用クレジットはクリアされ、そのサイクルの新しい割り当てに置き換えられると説明されていました。
公式ヘルプの例がわかりやすいので、そのまま紹介します。
1月1日に20ドルのProメンバーシップを購入した場合、4,000の毎月のクレジットを受け取り、これらは2月1日までに使う必要がある、という説明です。
使い切らなかった分は、2月1日にリセットされます。
公式ヘルプには、タスクの最終アクションが残高をわずかに超えるコストになった場合、クレジット残高が一時的にマイナスの値を示すことがあると書かれていました。
これは想定された動作で、エラーではなく、利用者側の対応も必要ないと明記されています。
マイナス残高は次回のクレジットリフレッシュ時に自動的に解消されます。
ただし、有効な利用可能クレジットがゼロ以下の場合は、新しいタスクを開始できません。
なお、クレジットの購入とリフレッシュはすべてUTC+0のタイムゾーンに従うと注記されていました。
Manusのデイリー更新クレジットは1日300で、翌日には残りません
毎日もらえるクレジットについては、専用の解説ページがありました。
公式ヘルプの「デイリー更新クレジットは蓄積されますか、それともリセットされますか?(Manus 公式ヘルプ)」の内容です。
| 項目 | 公式ヘルプの記載 |
|---|---|
| クレジット量 | 1日あたり300クレジット |
| 受け取り方 | Manusアカウントにログインすると自動的に付与される(他の操作は不要) |
| リセット時間 | 毎日00:00 UTC。前の24時間で使わなかった分は削除される |
| 蓄積 | 繰り越されない。メインのクレジット残高には追加されない |
| 有効性 | 付与された24時間の期間内でのみ有効 |
つまり、使わなかった300クレジットは、翌日に足されることなく消えます。
公式ヘルプは、この仕組みを「購入したクレジット残高に影響を与えることなく、新しいアイデアを試すためのリスクのない方法」と説明していました。
まず触ってみたい段階では、この300クレジットの範囲で試すのが素直な入り方だと思います。
Manusの料金プラン|公式ヘルプに書かれていた金額
料金については、公式ヘルプ「Manusの現在のメンバーシップ料金はいくらですか?(Manus 公式ヘルプ)」に具体的な記載がありました。
以下は2026年9月4日時点の記載です。
| プラン | 料金 | 毎月のクレジット | 並列タスク/スケジュール済みタスク |
|---|---|---|---|
| Free | 0ドル/月 | 毎日リフレッシュ300クレジット | 並列1/スケジュール2 |
| Pro(下位) | 20ドル/月〜(年払いなら17%お得) | 月4,000クレジットから | 並列20/スケジュール20 |
| Pro(上位) | 40ドル/月〜(7日間の無料トライアル付き、年払いなら17%お得) | 月8,000クレジットから | 並列20/スケジュール20 |
公式ヘルプは料金プランの確認場所として、manus.im のホームページを開いて一番下までスクロールするか、manus.im/pricing を見るという案内も載せていました。
Proプランで挙げられていた機能は、高度なリサーチ、プロフェッショナルなウェブサイトのデプロイ、スライド生成、広範なリサーチ、Beta機能への早期アクセスなどです。
Freeプランは「機能要件が少なく、Manusの基本機能を体験したい個人ユーザーに適している」と位置づけられていました。
なお、金額は米ドル表記で、通貨や税の扱いは記載されていませんでした。
実際に支払う額は変わる可能性があるので、申し込み画面で必ず確認してください。
Manusのクレジットは1タスクでどれくらい減るのか|公式の実例3件
数字の感覚がつかみにくいところなので、公式ドキュメントに載っていた実例をそのまま置きます。
| タスク | 複雑さ/所要時間 | 消費クレジット |
|---|---|---|
| NBA選手の得点効率の四象限チャート(データ分析・可視化) | 標準/15分 | 200クレジット |
| 上品でシンプルな結婚式の招待状ウェブページ(設計・コード開発・デプロイ) | 標準/25分 | 360クレジット |
| 位置情報にもとづく天体イベントのWebアプリ(アプリ開発・データ統合・デプロイ) | 複雑/80分 | 900クレジット |
この3件を見ると、標準的なタスク1本でおおむね200〜400クレジット前後という並びになっています。
Proプランの月4,000クレジットが、どのくらいの本数に相当するのかを考える材料になります。
開始前に見積もりを出す機能については、公式ヘルプが正直に書いていました。
「タスクを開始する前に、どれくらいのクレジットがかかるかを確認する方法はありますか?(Manus 公式ヘルプ)」には、現時点では、Manusはクレジットの消費を自律的に判断または調整する機能を備えていないと書かれています。
使った分をあとから見るには、Settings > Usage のクレジット使用状況ページを開きます。
日付、取引の詳細、クレジットの変更が一覧で確認できると説明されていました。
Manusのクレジットを節約する6つのやり方
公式ヘルプには、消費を抑えるための具体的な戦略が挙げられていました。
「クレジットの使用を最適化する方法は?(Manus 公式ヘルプ)」と、先ほどの見積もりのページに書かれていた内容をまとめます。
- 類似の質問をまとめる:関連する質問を1つのタスクにまとめ、個別の試行回数を減らす
- 指示を合理化する:期待する結果を1ステップで明確に述べ、重複した表現を避ける
- 繰り返しの試行を減らす:言い換えて投げ直す前に、返ってきた回答を読み込んで指示を修正する
- タスクを分解する:長い1本の会話にせず、小さく焦点を絞ったサブタスクに分ける
- 最初に精度を上げる:会話の冒頭で要求を明確にして、全体のコンテキスト長を短くする
- 指示を詳細にする:あいまいな指示のやり直しを減らす
公式ヘルプは理由もはっきり書いていて、Manusが処理する必要があるコンテキスト負荷が大きいほど、実行コストは高くなると説明されていました。
長い会話を延々と続けるより、区切って投げ直すほうが安く済むということです。
並列処理の機能についても触れておきます。
「Wide Researchとは何ですか?(Manus 公式ヘルプ)」によると、これは複雑なタスクを並列サブタスクに分解する有料ユーザー向けの機能で、自動トリガーのみに対応しています。
各サブタスクのクレジット消費は最大50クレジットに制限され、20個のサブタスクを同時に実行できると書かれていました。
機能の詳細はWide Research の公式ドキュメントにまとまっています。
Manusのタスクを共有する方法と、誰が見られるのか
作ったものを人に見せる場面の話です。
公式ヘルプの「タスクを共有するにはどうすればよいですか?(Manus 公式ヘルプ)」に、手順が4つに分けて書かれていました。
- タスク画面の右上エリアにある「共有ボタン」をクリックする
- 「公開アクセス」ボタンをクリックする
- 「リンクをコピー」ボタンをクリックする
- コピーした公開アクセスのタスクリンクを送る
この機能は、サポートに問い合わせるときに状況を伝える用途としても案内されていました。
家族や友人に作業の様子を見せる使い方にも触れられています。
では、共有しなければ誰にも見られないのか。
「私のタスクは誰が見ることができますか?(Manus 公式ヘルプ)」に、はっきり書かれていました。
個人アカウントの場合、タスクはデフォルトで非公開で、明示的に共有を選択しない限り他の誰も見ることはできないとのことです。
| Teamプランでの役割 | タスクの可視性(公式ヘルプの記載) |
|---|---|
| チームオーナー | チームメンバーのすべてのセッションデータにアクセスできる。クレジットの使用状況の監視やセッションデータのエクスポートも可能 |
| チーム管理者 | セッションデータの一部にアクセスでき、クレジットの割り当てを管理する。個人アカウントの詳細は表示できない |
| チームメンバー | 自分のタスクは、チームオーナーと、限定的な範囲でチーム管理者に表示される |
会社のTeamプランで使う場合は、個人アカウントとは可視性の前提がまったく違う点に注意してください。
Manusを解約したあと、残ったクレジットはどうなるのか
ここは申し込む前に読んでおきたいところです。
公式ヘルプの「Manusサブスクリプションのキャンセルまたは期限切れ後、私の積分はどうなりますか?(Manus 公式ヘルプ)」に、次のように書かれていました。
- 会員特典は、サブスクリプションが終了するとすぐに終了する
- サブスクリプションサイクルが終了すると、月次割り当てから残った未使用分は0にリセットされる
- 追加クレジットとイベントクレジットは、有効な有料サブスクリプションがある場合にのみ使用できる(Freeに切り替わるか失効すると非アクティブになる)
- 7日間の無料トライアル中に課金前にキャンセルすれば料金は発生しない
- 課金後にキャンセルした場合は返金はなく、次回の更新のみがキャンセルされる
まとめると、クレジットは「買って貯めておくもの」ではなく、契約している間だけ使える権利という設計です。
月末に大量に残っている状態は、そのまま消える前提だと考えたほうがいいと思います。
Manusで作ったものの所有権は誰にあるのか
業務で使うなら、ここも先に確認しておきたい部分です。
公式ヘルプの「Manusによって生成された資産の所有権は私にありますか?(Manus 公式ヘルプ)」の回答は、はっきりしていました。
ウェブサイト、画像、動画、スライドなどManusで作成したすべてのコンテンツは、利用者が所有すると書かれています。
Manusは、入力または出力の所有権を主張しないとも明記されていました。
適用される法律と第三者の権利に従う範囲で、個人的にも商業的にも自由に使えるという説明です。
同じページには、AIの出力は一意ではない可能性があり、知的財産法の下で保護されない可能性があるという注意も添えられていました。
著作権や法的なコンプライアンスについては、利用者自身での確認が必要になる場合があるとのことです。
また、サービスの運営と改善のために、集約・非識別化された形式でコンテンツが使われる場合があるとも書かれていました。
納品物として外に出す前に、内容を自分の目で確認する工程は残しておくのが無難です。
Manusが向いている人・向いていない人
ここまでの内容から、向き不向きを整理します。
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 調べもの・資料作り・簡単なサイト作りを丸ごと任せたい人 | 会話の相手だけがほしい人(チャットモードで十分) |
| 1回の作業をまとめて投げられる人 | 思いつきで何度も投げ直したい人 |
| 月内に使い切る前提で予算を組める人 | クレジットを貯めておきたい人 |
| 成果物を自分の権利として使いたい人 | 出力をそのまま無検証で公開したい人 |
| まず無料枠で試してから決めたい人 | 最初から上限なしで動かしたい人 |
いちばん噛み合うのは、手順は決まっているけれど、自分でやると時間がかかる作業を持っている人だと思います。
逆に、細かく方向転換しながら進めたいタイプの使い方は、クレジットの消え方と相性がよくありません。
他のAIとの比較を考えている方は、Gensparkの使い方の記事もあわせてどうぞ。
ここまで読んで「AIを仕事の中にどう組み込むかを、もう少し体系立てて学びたい」と感じた方は、自分専属AI育成ウェブセミナーのような、手を動かしながら学ぶ形の講座を一度のぞいてみるのも手です。
Manusのよくある質問
Manusは無料で使えますか?
使えます。公式ヘルプによると、Freeプランは月0ドルで、毎日300クレジットが付与されます。並列タスクは1つ、スケジュール済みタスクは2つまでで、AgentモードではManus 1.6 Liteのみ利用できると記載されていました。
Manusのチャットモードはクレジットを消費しますか?
消費しません。公式ヘルプに「このモードで行われる会話はクレジットを消費しません」と明記されていました。クレジットが減るのはAgentモードでタスクを動かしているときです。
Manusのクレジットは繰り越せますか?
毎月のクレジットは繰り越せません。公式ヘルプには、各サイクルの開始時にすべての未使用クレジットはクリアされると書かれています。追加クレジットだけは、有効な有料サブスクリプションがある限り次のサイクルへ繰り越せます。
Manusのタスクが途中で失敗したらクレジットはどうなりますか?
公式ドキュメントには「当社側の技術的な問題により失敗したタスクについては、消費されたクレジットを全額返金いたします」と記載されていました。
Manusで作ったタスクは他の人に見られますか?
個人アカウントの場合はデフォルトで非公開で、共有を選ばない限り他の人は見られないと公式ヘルプに書かれていました。Teamプランでは、チーム内の役割によって可視性が変わります。
Manusで完了したタスクは削除したほうがいいですか?
その必要はありません。公式ドキュメントには、完了したタスクやそのアウトプットの保存・デプロイはクレジットを消費しないため、完了したタスクを削除する必要はないと書かれていました。
Manusを解約すると残っているクレジットは使えますか?
使えません。公式ヘルプによると、サブスクリプションが終了すると会員特典は終了し、月次割り当ての未使用分は0にリセットされます。課金後のキャンセルは返金がなく、次回更新のみがキャンセルされます。
まとめ|Manusは「クレジットの残量で動く」道具です
最後に、この記事で確認できたことを並べておきます。
- チャットモードは無料、Agentモードがクレジットを消費する
- クレジットはLLMトークン・仮想マシン・サードパーティAPIの3要素で消費される
- 消費の順番はイベント → 毎日リフレッシュ → 毎月 → 追加 → 無料
- デイリー更新クレジットは1日300・00:00 UTCリセット・繰り越しなし
- 料金はFree 0ドル/Pro 20ドルから/上位Pro 40ドルから(2026年9月4日時点の公式ヘルプの記載)
- 公式の実例では、標準タスクが15分で200クレジット・25分で360クレジット
- 作ったコンテンツの所有権は利用者にある
最初の一歩としては、チャットモードで作りたいものを整理してから、Agentモードに1回だけ投げるのが無駄がありません。
使い方の全体像は公式の「Manus の使い方」、クレジットの詳細は「What are credits」にまとまっています。
他のAIツールとの使い分けを考えている方は、Claudeの使い方の記事もあわせてどうぞ。
この記事の内容は2026年9月4日にManusの公式ドキュメントで確認したものです。仕様や料金は変わりますので、最新の情報は公式ページでご確認ください。


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