
AI音声のElevenLabsを使いたいけれど、無料でどこまで生成できるのか、有料に上げるといくらかかるのかが分かりにくい。
そう感じている方に向けて、ElevenLabsが自社で公開している料金ページの記載だけを整理しました。
第三者のまとめではなく、公式ページに実際に載っている数字だけを根拠にしています。
この記事の情報は2026年9月8日時点のものです。
最新の金額は必ずElevenLabs公式の料金ページでご確認ください。
【結論】ElevenLabsの無料枠は月10,000クレジットで有料は月6ドルから
結論から書きます。
ElevenLabsの無料プランは月10,000クレジットで、テキスト読み上げなら1文字=1クレジットなので約10,000文字ぶんです。
公式の比較表では、これは音声の長さにして約10分と表示されています。
有料プランはStarterの月6ドルから始まり、Creatorが22ドル、Proが99ドル、Scaleが299ドル、Businessが990ドルです。
その上のEnterpriseは金額が公開されておらずCustom pricing(個別見積もり)です。
料金ページには「Prices exclude all taxes, levies and duties.」と書かれています。
つまり表示価格は税別で、消費税や各種賦課金は含まれていません。
通貨は米ドルなので、日本のカードで支払う場合は為替レートの影響も受けます。
ElevenLabsの料金プランを一覧で比較する
公式の料金ページに並んでいる月払いの数字を、そのまま表にしました。
| プラン | 月額(税別) | 月あたりのクレジット | 読み上げの目安時間 | 席数 |
|---|---|---|---|---|
| Free | 0ドル | 10,000 | 約10分 | 1 |
| Starter | 6ドル | 30,000 | 約30分 | 1 |
| Creator | 22ドル | 121,000 | 約121分 | 1 |
| Pro | 99ドル | 600,000 | 約600分 | 1 |
| Scale | 299ドル | 1,800,000 | 約1,800分 | 3 |
| Business | 990ドル | 6,000,000 | 約6,000分 | 10 |
| Enterprise | 個別見積もり | 個別に設定 | 個別に設定 | 個別に設定 |
Creatorには「First month 50% off」の表示があり、初月だけ11ドルになると記載されています。
公式ページで「Popular」と表示されているのもCreatorです。
読み上げの目安時間は、公式の比較表にある「Minutes included」の数字です。
ElevenLabsの無料プランで生成できる文字数と制限
まず無料のFreeプランから確認します。
Freeプランは月10,000クレジットで、テキスト読み上げの標準的なモデルでは1文字が1クレジットです。
そのため日本語でも英語でも、およそ10,000文字ぶんの読み上げが目安になります。
Freeプランに含まれる主な条件は次のとおりです。
- 月10,000クレジット(読み上げなら約10,000文字・約10分)
- Studioで作成できるプロジェクトは3つまで
- テキスト読み上げ・音声認識・効果音・Voice Design・音楽・画像生成が対象
- カスタム音声の枠は3つ
- 音質は128kbps・44.1kHz
- 同時リクエストは2件まで
- 対応言語は74言語
無料プランで注意が必要なのは商用利用です。
公式の比較表では、商用ライセンス(Commercial License)はStarter以上の項目として並んでいます。
仕事で使う音声を作るなら、無料のまま進めるのは避けたほうが安全です。
加えて、余ったクレジットの繰り越しはFreeプランには適用されないと公式に明記されています。
実際の操作手順はElevenLabsの使い方の記事で確認できます。
ElevenLabsのStarterプランは月6ドルで商用利用が解禁される
Starterは有料の入口になるプランです。
月6ドル(税別)で、クレジットは月30,000に増えます。
読み上げの目安は約30分ぶんです。
Freeとの差は、量よりも権利と機能の面に出ます。
| 項目 | Free | Starter |
|---|---|---|
| 月額(税別) | 0ドル | 6ドル |
| クレジット | 月10,000 | 月30,000 |
| 商用ライセンス | 対象外 | 対象 |
| Instant Voice Cloning | 対象外 | 対象 |
| Studioのプロジェクト数 | 3 | 20 |
| Dubbing Studio | 対象外 | 対象 |
| カスタム音声の枠 | 3 | 10 |
| 同時リクエスト | 2件 | 3件 |
| 追加1分あたりの目安 | 約0.36ドル | 約0.20ドル |
公式の比較表では、追加1分あたりの単価がFreeの約0.36ドルからStarterの約0.20ドルへ下がります。
月6ドルという金額に対して、商用利用と音声クローンが同時に開くのがStarterの位置づけです。
ElevenLabsのCreatorプランとProプランの違い
Creatorは月22ドル(税別)で、クレジットは月121,000です。
読み上げの目安は約121分ぶんになります。
CreatorからProfessional Voice Cloning(本格的な音声クローン)が1枠使えるようになります。
音質も128kbpsに加えて192kbpsが選べるようになり、同時リクエストは5件です。
カスタム音声の枠は30に増えます。
Proは月99ドル(税別)で、クレジットは月600,000です。
Proで追加されるのは、APIから44.1kHzのPCM音声を書き出せる点と、192kbpsの高音質出力です。
カスタム音声の枠は160、同時リクエストは10件になります。
追加1分あたりの目安単価は、Creatorの約0.18ドルに対してProは約0.17ドルです。
APIから使う場合の仕様は公式ドキュメントのText to Speechのページに記載があります。
ElevenLabsのScale・Business・Enterpriseは法人向けの区分
公式の料金ページでは、Scale以上が「For Businesses」の欄にまとめられています。
Scaleは月299ドル(税別)で、クレジットは月1,800,000です。
Scaleからワークスペースの席が3つになり、チームでの共同作業とProfessional Voice Cloning 3枠が付きます。
Businessは月990ドル(税別)で、クレジットは月6,000,000です。
席は10、Professional Voice Cloningは10枠まで使えます。
Businessの説明には、低遅延のテキスト読み上げが1分あたり5セントからという記載があります。
Enterpriseは金額が公開されていません。
公式ページに並んでいるのは、DPAやSLAに関する個別条件、HIPAA対応のBAA、カスタムSSO、同時実行数の引き上げ、専任サポートといった項目です。
内容はElevenLabs公式のEnterpriseページで確認できます。
ElevenLabsの年払いは2か月分が無料になる計算
料金ページには月払いと年払いの切り替えがあります。
公式のよくある質問では、年払いは10か月分の支払いで12か月使える=2か月分が無料になると説明されています。
年額は月額の10倍という単純な計算です。
年払いにした場合の月あたり換算額も、公式が数字で示しています。
| プラン | 月払い(税別) | 年払いの月あたり換算(税別) |
|---|---|---|
| Starter | 6ドル | 5ドル |
| Creator | 22ドル | 18.33ドル |
| Pro | 99ドル | 82.50ドル |
| Scale | 299ドル | 249.17ドル |
| Business | 990ドル | 825ドル |
この換算額は公式のよくある質問にそのまま載っている数字で、こちらで年額を12で割ったものではありません。
1年使う見込みがあるなら年払い、数か月で判断したいなら月払いという分け方になります。
ElevenLabsのクレジットは全機能で共有される
ElevenLabsの料金を読むうえで、いちばん重要なのがクレジットの仕組みです。
公式のよくある質問では、すべての機能が1つの月間クレジットプールを共有すると明記されています。
つまり読み上げに使えば、その分だけ音楽生成や吹き替えに回せる量が減ります。
公式が示している機能ごとのおおよその消費量は次のとおりです。
| 機能 | おおよそのクレジット消費 |
|---|---|
| テキスト読み上げ | 1文字あたり1クレジット |
| 音声認識(Speech to Text) | 1分あたり330クレジット |
| Eleven Music(音楽生成) | 1分あたり900クレジット |
| 効果音(Sound Effects) | 1回の生成につき200クレジット |
| Voice Changer・Voice Isolator | 1分あたり1,000クレジット |
| 自動吹き替え(透かしあり) | 1分あたり2,000クレジット |
| 自動吹き替え(透かしなし) | 1分あたり3,000クレジット |
| Dubbing Studio(透かしあり) | 1分あたり5,000クレジット |
| Dubbing Studio(透かしなし) | 1分あたり10,000クレジット |
吹き替えは1分で最大10,000クレジットを使うため、無料プランの月間枠を1分で使い切る計算になります。
読み上げ中心なのか、吹き替え中心なのかで、必要なプランはまったく変わります。
なお読み上げのモデルによって単価は変わり、API経由のFlash系・Turbo系では1文字あたり0.5〜1クレジットと公式に書かれています。
モデルごとの違いはElevenLabs公式ドキュメントに一覧があります。
ElevenLabsの料金で見落としやすい繰り越しと支払い条件
金額そのものよりも、後から効いてくるのが繰り越しと解約の扱いです。
クレジットは契約日を起点とした請求サイクルの開始時にリセットされます。
未使用分は最大2か月ぶんまで繰り越され、残高は月間枠の最大3倍まで積み上がると公式に説明されています。
ただしプランを下げたり解約したりすると、未使用のクレジットはサイクルの終わりに失効します。
Freeプランには繰り越しが適用されません。
支払い方法は、クレジットカード・Apple Pay・Google Payの3つが公式に挙げられています。
解約はいつでも可能で、現在の請求サイクルの終わりまでは使えると書かれています。
サイクル終了後はFreeプランへ自動的に降格します。
- クレジットのリセットは契約日ベースの請求サイクル開始時
- 繰り越しは最大2か月ぶん・残高は月間枠の最大3倍まで
- ダウングレードと解約で未使用クレジットは失効
- Freeプランは繰り越しの対象外
- 支払いはクレジットカード・Apple Pay・Google Pay
ElevenLabsの料金についてよくある質問
ElevenLabsは無料で何文字まで生成できますか。
公式の料金ページによると、無料のFreeプランは月10,000クレジットです。テキスト読み上げは1文字あたり1クレジットなので、約10,000文字ぶんが目安になります。公式の比較表では音声の長さにして約10分と表示されています。
ElevenLabsの無料プランで作った音声を仕事に使えますか。
公式の比較表では、商用ライセンス(Commercial License)はStarter以上の項目として並んでいます。商用で使う予定があるなら、月6ドル(税別)のStarter以上を選ぶ形になります。
ElevenLabsの料金は税込ですか。
料金ページに「Prices exclude all taxes, levies and duties.」と明記されているため、表示価格は税別です。消費税や賦課金は別途かかる前提で見積もってください。
ElevenLabsの年払いはいくら安くなりますか。
公式のよくある質問では、年払いは10か月分の支払いで12か月使える仕組みと説明されています。月あたりの換算額はStarterが5ドル、Creatorが18.33ドル、Proが82.50ドル、Scaleが249.17ドル、Businessが825ドルと公式に記載されています。
ElevenLabsの余ったクレジットは翌月に持ち越せますか。
公式の説明では、有料プランを継続していれば未使用クレジットは最大2か月ぶんまで繰り越され、残高は月間枠の最大3倍までになります。プランを下げたり解約したりすると失効し、Freeプランは繰り越しの対象外です。
ElevenLabsのクレジットは機能ごとに分かれていますか。
分かれていません。公式のよくある質問では、すべての機能が1つの共有クレジットプールから消費されると説明されています。読み上げに使えばその分だけ音楽生成や吹き替えに使える量が減ります。
ElevenLabsの料金のまとめ
公式ページの記載を整理すると、次のようになります。
- Freeは月10,000クレジット(読み上げ約10,000文字・約10分)で商用利用は対象外
- Starterは月6ドル(税別)で月30,000クレジット、商用ライセンスが付く
- Creatorは月22ドル(税別)で月121,000クレジット、初月は11ドル
- Proは月99ドル(税別)で月600,000クレジット、APIから44.1kHzのPCM出力に対応
- Scaleは月299ドル、Businessは月990ドル(いずれも税別)で法人向けの席と音声クローン枠が付く
- Enterpriseは金額非公開の個別見積もり
まずFreeの月10,000クレジットで音声の品質を確かめ、仕事で使うと決めた時点でStarter以上へ移るのが無駄の少ない順番です。
吹き替えや音楽生成を使うなら、同じクレジットが一気に減るためCreator以上を前提に見積もったほうが安全です。
音楽生成の料金と比べたい方はSunoの料金の記事も参考になります。
動画編集と音声生成をまとめたい場合はDescriptの使い方の記事もご覧ください。
この記事の内容は2026年9月8日に公式サイト・公式ドキュメントで確認したものです。料金や仕様は変わりますので、最新の情報は公式ページでご確認ください。


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