Vrewを入れてはみたものの、どこから触れば字幕が付くのか分からないまま止まってしまう。
メニューの名前が分からないので、公式ヘルプを読んでも自分の画面と対応が取れない、という方も多いはずです。
そこで、Vrewの公式サイトと公式ヘルプセンターに書かれているメニュー名・操作名だけを拾って、最初の1本を書き出すまでの手順を並べました。
この記事の情報は2026年9月11日時点で確認したものです。
画面は更新されますので、最新の手順はVrewの公式ヘルプセンターでご確認ください。
【結論】Vrewの使い方は「読み込む→音声分析→文字を直す→書き出す」の4手
結論から書きます。
Vrewの基本の流れは4手しかありません。
- 動画や音声を読み込む
- 音声分析で字幕を自動生成する
- 画面のテキストを直して、いらない部分を消す
- 書き出す
この4手のうち、Vrewが他の動画編集ソフトと決定的に違うのは3番目です。
公式はテキストエディタのような画面で編集すると説明しています。
波形を見ながら切るのではなく、文字を読みながら消していくのがVrewのカット編集です。
Vrewを使い始める前に用意するもの
Vrewはインストール型のソフトとして配布されています。
公式トップページにはMac、Windows、Ubuntuで使えると書かれています。
2026年9月11日時点で公式トップページに表示されている最新バージョンは4.5.1です。
| 使い方の入口 | 公式での案内 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| インストール版 | 公式トップの「無料ダウンロード」から入手する | 長い動画を扱う・毎回同じPCで作業する |
| ブラウザ版 | 公式トップの「体験する」から開く | インストールせず先に触ってみたい |
| 対応OS | Mac・Windows・Ubuntu | Linux環境でも作業したい |
会員登録は無料です。
利用規約には会員登録をしていない非会員でも利用できるが、一部の制限がある場合があると書かれています。
先に登録まで済ませておくほうが、機能の範囲で迷いません。
ブラウザ版はVrew公式の体験ページから開けます。
Vrewに動画を読み込む手順
最初の操作は読み込みです。
公式ヘルプに書かれている経路は「新規で作成」→「PCからビデオ・オーディオを読み込む」です。
読み込みの途中で、音声分析をするかどうかを選ぶ画面が出ます。
字幕を自動で作りたいときは音声分析をオンのままにしてください。
音声を使わず素材として並べたいだけなら、「音声分析しない」を選んでから「確認」を押すという手順が公式ヘルプに載っています。
すでに作ったプロジェクトへ後から動画を足すこともできます。
公式コミュニティでのVrewチームの回答によると、「動画を追加する」から追加した動画に対しても、音声認識および字幕の生成が可能とされています。
Vrewの自動字幕は音声分析から作られる
Vrewの中心機能が、音声分析による字幕の自動生成です。
公式トップページには音声分析で作られた字幕を少し直すだけで、長い動画の字幕も仕上がると書かれています。
自動で台本を認識して、動画の字幕にできるとも説明されています。
つまり、読み上げ原稿がある場合は、それを読み込ませて字幕に流用できるということです。
字幕の文字を直すときに使えるのが置換です。
公式コミュニティでのVrewチームの回答では、「編集」-「検索して編集」から置換機能を利用できると案内されています。
同じ言い間違いが何度も出てくる動画では、ここを知っているかどうかで作業時間が変わります。
Vrewのカット編集は文字を消す操作で進む
Vrewのカット編集は、テキストを扱う感覚で進みます。
公式トップページには「言い間違えた部分はどこだっけ」といちいち探す必要がないと書かれています。
繰り返し再生しなくても、目で読みながら編集できるという説明です。
クリップをまとめて扱う操作も公式ヘルプに載っています。
| やりたいこと | 公式ヘルプに載っている操作 |
|---|---|
| 全クリップを選ぶ | Ctrl + A(Macは Command + A)、または「編集」→「クリップ選択」→「すべて」 |
| 選んだクリップをまとめる | 選択後に「クリップ結合」を実行する |
| 直前の操作を取り消す | Ctrl + Z(Macは Command + Z) |
| 別名で保存する | 「ファイル」→「別名を付けて保存」 |
| 元の動画ファイルを差し替える | 「ファイル」→「作業ファイル情報」から変更する |
取り消しのショートカットは、無音区間の編集中にも使えるとVrewチームが回答しています。
操作を間違えても戻せると分かっていると、思い切って削れます。
Vrewの無音区間の短縮(ジェットカット)
話し始めるまでの間や、言葉に詰まった空白を削る機能があります。
公式トップページには動画の合間の無音を探して、クリック一回で削除できると書かれています。
解説動画や講義動画のように、話す時間が長いコンテンツほど短縮できる幅が大きくなります。
削りすぎて不自然になった場合は、前述の取り消し操作で戻せます。
公式コミュニティにも無音区間の編集中に Ctrl + Z(Macは Command + Z)で元に戻せるというVrewチームの回答が残っています。
Vrewの翻訳字幕を使うときの手順の考え方
字幕ができたあとは、翻訳字幕を足せます。
公式トップページには100ヶ国語以上の翻訳が可能と書かれています。
さらに基本字幕と翻訳字幕を同時に表示することも簡単と説明されています。
日本語の動画に英語字幕を重ねる、という作り方が1つのソフトの中で完結します。
ただし翻訳機能は、支払い後14日以内の全額返金の条件で「使ってはいけない機能」として名指しされています。
無料のうちに試す分には問題ありませんが、有料プランに上げた直後に翻訳を試すと全額返金の対象から外れる点だけ覚えておいてください。
VrewのAI音声とテキストから動画を作る使い方
自分の声を使いたくない場合は、AI音声で読み上げさせられます。
公式トップページには、トップの紹介文では「500以上のAIボイス」、AI音声の紹介部分では「5ヶ国語、約200+種」という2つの書き方で説明されています。
顔や声を出さずに動画を作りたい人向けの機能だと案内されています。
さらに、文章から動画そのものを作る機能もあります。
公式トップページには一文を入力するだけで、AIが台本から画像、音声まで自動で動画を作成すると書かれています。
PDFの内容を認識して、字幕とナレーションのある動画にする機能も紹介されています。
資料をそのまま解説動画にしたい場面で使える入口です。
同じ「文章から動画」の発想のツールと比べたい場合は、CanvaのAI機能の使い方の記事も参考になります。
Vrewに入っている無料素材の範囲
Vrewは編集機能だけでなく、素材も同梱しています。
公式トップページに書かれている内訳は次のとおりです。
- 10万個の画像
- 数1000万個のビデオ
- 200個のBGM
- 1000個の効果音
- 100個のフォント
- 字幕のテンプレート
公式には商用目的の動画にも著作権を心配せずに利用できると説明されています。
素材を別サイトで探してくる手間が減るのは、初心者にとって大きな時短になります。
なお4.4.0では、BGMのAIおすすめ機能が追加されています。
公式ヘルプによると、経路は「挿入」-「BGM」-「AIおすすめ」です。
字幕に内容が入っていないとAIがBGMを提案できない、という注意書きも添えられています。
Vrewで編集した動画を書き出す
最後の工程が書き出しです。
公式ヘルプには、書き出しに関する経路として「ファイル」-「他の形式で書き出す」が案内されています。
4.4.0のお知らせでは、Web版のVrewでもSRT、TXT、PNG、GIF形式で書き出せるようになったと書かれています。
字幕データだけを他の編集ソフトへ持っていきたい場合は、SRTでの書き出しが使えます。
また、書き出しの設定には「改善された書き出しを使用する」というオプションがあります。
公式ヘルプでは、特定のエラーの回避手順の中で、このオプションをオフにして書き出す方法が案内されています。
文字起こしのテキストだけを使いたい場合は、AI議事録ツールの比較記事の考え方も合わせて読むと選びやすくなります。
Vrewの使い方でつまずきやすいエラーと対処
Vrewでいちばん止まりやすいのは、書き出しの工程です。
公式ヘルプセンターには、エラーコードごとの対処が日本語で用意されています。
| エラーコード | 公式が示している原因 | 公式が示している対処 |
|---|---|---|
| E37 | 書き出し時にグラフィックカードを使う処理で問題が起きた | 動作環境の確認/Chromeのグラフィックアクセラレーションを有効化/不要なアプリを終了/グラフィックドライバーを更新 |
| E16・E18(Windows) | 完成ファイルをPCに保存する処理に失敗した | Vrewとパソコンを再起動/保存先の空き容量を確保/ローカルドライブへ保存/セキュリティソフトの影響を確認 |
| E06・E07・E11 | 動画ファイルの破損、デコード失敗、未対応コーデック | Vrew内で再エンコードしてから元の動画を差し替える |
| E31・E33・E35 | 音声のデコード失敗、デコーダ初期化失敗、音声フォーマットエラー | 同じく再エンコードの手順で対処する |
E16・E18の記事では、保存先の空き容量について最低でも20GB以上を確保することを推奨と書かれています。
また、USBメモリや外付けHDD、ネットワークドライブやクラウドフォルダではなく、できるだけCドライブ内のフォルダに保存することが勧められています。
再エンコードの手順は、別名保存から始まる6ステップで公開されています。
それでも直らないときの窓口も明記されています。
公式ヘルプにはVrew右上の「意見を送る」-「エラー報告」から詳細を連絡すると書かれています。
該当ページはE37の解決方法、E16・E18の解決方法、Vrew内で動画を再エンコードする方法です。
Vrewエージェントに作業を任せる使い方
4.4.0からは、指示を文章で書いて作業を任せる機能が正式機能になりました。
公式ヘルプによると、経路は画面右上のロボット型アイコン、または「ホーム」-「Vrewエージェント」です。
公式が例として挙げている頼み方は次のようなものです。
- 「1分のハイライトショート動画を作って」
- 「画像がないクリップには、前のクリップの画像を使って」
- 「各クリップの字幕の色を変えて」
ここで注意したいのが費用です。
公式のお知らせには、正式リリースにあわせて、エージェントの利用時には作業量に応じてクレジットが消費されると明記されています。
簡単な質問を含むすべてのリクエストでクレジットが消費される、とも書かれています。
消費されたクレジットと残りのクレジットは会員情報ページから確認できるとされているので、最初のうちは1回ごとに減り方を確認する使い方が安全です。
エージェントの考え方は、AIエージェントとは何かの記事で整理しています。
Vrewの使い方についてよくある質問
Vrewはインストールしないと使えませんか
公式トップページにはインストール用のダウンロードのほかに「体験する」という入口が用意されており、ブラウザからも試せます。4.4.0のお知らせでは、Web版でもSRT・TXT・PNG・GIF形式で書き出せるようになったと案内されています。
Vrewで自動字幕を付けるにはどうすればよいですか
「新規で作成」から「PCからビデオ・オーディオを読み込む」を選び、読み込み時に音声分析をオンにしたまま進めます。音声分析をオフにしたい場合は「音声分析しない」を選んでから「確認」を押します。
Vrewで字幕の文字をまとめて置き換えられますか
公式コミュニティでのVrewチームの回答によると、「編集」-「検索して編集」から置換機能を利用できると案内されています。
Vrewで操作を間違えたときは戻せますか
Ctrl + Z(Macは Command + Z)で元に戻せます。無音区間の編集中にも使えるとVrewチームが回答しています。
Vrewの書き出しでエラーが出るときはどうしますか
公式ヘルプセンターにエラーコードごとの対処が公開されています。保存に失敗するE16・E18では空き容量を20GB以上確保してローカルドライブへ保存すること、書き出し時のE37ではグラフィック関連の設定を確認することが案内されています。
Vrewのバージョンはどこで確認しますか
公式ヘルプによると、ツールバーの「ヘルプ」メニューから「情報」を開くと、現在のバージョンと最新のアップデート状況を確認できます。Vrewは自動更新に対応しているとも書かれています。
Vrewの使い方のまとめ
この記事で確認できた手順を、最後に並べ直します。
- 公式トップからダウンロードするか、ブラウザ版を開く(Mac・Windows・Ubuntuに対応)
- 「新規で作成」→「PCからビデオ・オーディオを読み込む」で素材を入れる
- 音声分析をオンにしたまま進めて、字幕を自動生成する
- 画面の文字を直し、いらない部分を消してカット編集を進める
- 無音区間の短縮で間を詰め、必要なら翻訳字幕やAI音声を足す
- 「ファイル」-「他の形式で書き出す」から書き出す
つまずいたときはVrewの公式ヘルプセンターのエラーコード別の記事が最短の近道です。
機能の追加は4.4.0のアップデートのお知らせのように、お知らせとして順番に公開されています。
日本語のガイド記事はVrewの公式コミュニティにもまとまっています。
使える範囲の条件はVrew公式の利用規約に書かれています。
この記事の内容は2026年9月11日に公式サイト・公式ドキュメントで確認したものです。料金や仕様は変わりますので、最新の情報は公式ページでご確認ください。


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