
Perplexityの料金を調べようとすると、話が2つに分かれていて混乱しやすくなっています。
画面から使う個人向けの契約と、開発者が自分のプログラムから呼ぶAPIの従量課金は、まったく別の仕組みだからです。
この記事では、Perplexityが公開している公式ドキュメントに実際に載っている単価だけを並べて整理します。
確認したのは2026年9月8日時点の内容です。
単価は改定されますので、契約前には必ずPerplexity公式ドキュメントの料金ページで最新の金額をご確認ください。
【結論】Perplexityの料金は「画面から使う契約」と「APIの従量課金」で仕組みが違う
結論から書きます。
Perplexityには、画面から使うための契約と、開発者向けの従量課金という2つの料金体系があります。
前者は月額で、後者は使った量に応じて後から請求される形です。
公式ドキュメントで単価が明記されているのは、後者のAPI側です。
APIの料金は、モデルのトークン代と、ツールを呼んだ回数の合算で決まります。
全体像はPerplexity APIプラットフォームの公式概要に整理されています。
Perplexityの無料版とProの料金は公式ページを機械で確認できなかった
先に、この記事で書けなかったことを明示します。
Perplexityの公式料金ページは2026年9月8日時点で価格表を機械では確認できませんでした。最新の料金は公式サイトでご確認ください。
公式サイト側のページが自動アクセスを受け付けない設定になっているためで、価格が存在しないという意味ではありません。
推測で金額を書くと事実と食い違うので、この記事では個人向けプランの月額を書きません。
個人向けの月額は、perplexity.ai の料金ページを直接ご自身のブラウザで開いてご確認ください。
以降は、公式ドキュメントで数字が確認できたAPI側の料金を詳しく見ていきます。
PerplexityのAPI料金を一覧で比較する
まず、どの窓口がどの単位で課金されるのかを1枚にまとめます。
| API | 課金の単位 | 公式に記載された単価 |
|---|---|---|
| Search API | 成功した1リクエスト | 1,000リクエストあたり5.00ドル |
| Agent API(モデル) | 入力・出力のトークン | モデルごとに異なる(100万トークン単位) |
| Agent API(ツール) | ツールを呼んだ回数 | 1回あたり0.0005ドルから0.005ドル |
| Agent API(サンドボックス) | コンテナのセッション | 1セッションあたり0.03ドル |
| Router API | 入力・出力のトークン | リクエストごとの手数料なし |
| Embeddings API | トークン | 100万トークンあたり0.004ドルから0.05ドル |
Perplexityの料金でいちばんの特徴は「検索そのものに値段が付いている」点です。
生成に使ったトークン代とは別に、検索やURL取得の回数が積み上がります。
表示はすべて米ドルで、公式は税の扱いを明記していないため、この記事では税抜表示とみて見積もります。
PerplexityのSearch APIは1リクエスト単位で数える
Search APIの公式ドキュメントによると、Search APIは検索結果を構造化データとして返す窓口です。
単価は1,000リクエストあたり5.00ドルと記載されています。
課金の単位は「成功した POST /search リクエスト1本」であり、リクエストに含めた検索語の数ではありません。
公式には、最大5件の検索語をまとめて入れたリクエストも1単位として数えると書かれています。
さらに、次の条件も明記されています。
- 無効なリクエストは課金されない
- レート制限に当たったリクエストは課金されない
- 上流の障害によるものは課金されない
- 結果が0件でも、成功したレスポンスは課金される
- トークンによる追加課金は発生しない
検索語を1つずつ投げるのではなく、5件まとめて投げると単価が5分の1になる計算です。
PerplexityのAgent APIはツールを呼ぶたびに費用がかかる
web_searchツールの公式ドキュメントには、モデルが必要に応じてウェブ検索を呼び出す仕組みが書かれています。
その呼び出し1回ごとの単価が、公式の料金ページに一覧で載っています。
| ツール | 1回あたりの単価 | 何をするか |
|---|---|---|
| web_search | 0.0025ドル | ウェブを検索して最新の情報を取ってくる |
| fetch_url | 0.0005ドル | 指定したURLの中身を取り出す |
| people_search | 0.005ドル | 人物や在籍情報を調べる(1,000回で5ドル) |
| finance_search | 0.005ドル | 金融データや市場の情報を取得する(1,000回で5ドル) |
| sandbox | 0.03ドル | コードを実行する隔離コンテナ。1セッションは最大20分の請求枠 |
サンドボックスの「20分」は実行時間の上限ではなく、請求の区切りだと公式が注記しています。
またサンドボックスの中から検索を投げた場合は、web_search と同じ1回0.0025ドルが別に加算されます。
ツールの費用はモデルのトークン代とは別勘定である、と公式が明記しています。
モデル側の単価はAgent APIのモデル一覧に一覧があり、提供元の価格に上乗せはないと記載されています。
PerplexityのSonar系はトークン代とリクエスト代の合算になる
Sonarは、公式が「1クエリあたりの総額=トークン代+リクエスト手数料」と説明している体系です。
100万トークンあたりのトークン単価は次のとおりです。
| モデル | 入力(100万トークン) | 出力(100万トークン) |
|---|---|---|
| Sonar | 1ドル | 1ドル |
| Sonar Pro | 3ドル | 15ドル |
| Sonar Reasoning Pro | 2ドル | 8ドル |
| Sonar Deep Research | 2ドル | 8ドル |
これに加えて、検索の深さに応じたリクエスト手数料が1,000リクエスト単位でかかります。
Sonar は 5ドル・8ドル・12ドル、Sonar Pro と Sonar Reasoning Pro は 6ドル・10ドル・14ドル(低・中・高の順)と記載されています。
Sonar Deep Research では、引用トークンが100万あたり2ドル、検索の実行が1,000回あたり5ドル、推論トークンが100万あたり3ドル追加されます。
なお公式ドキュメントには、Sonar のチャット補完は Agent API に移行し、2026年9月27日までサポートされると記載されています。
これから新しく作るなら、Sonar ではなく Agent API 側を前提に見積もるほうが安全です。
PerplexityのEmbeddings料金は用途の中でいちばん安い
Embeddings APIの公式ドキュメントに対応する単価も、公式の料金ページに掲載されています。
標準のモデルは、1024次元の pplx-embed-v1-0.6b が100万トークンあたり0.004ドル、2560次元の pplx-embed-v1-4b が0.03ドルです。
文脈を考慮する版は、それぞれ0.008ドルと0.05ドルになります。
検索が1,000回で5ドルなのに対し、埋め込みは100万トークンで0.004ドルからです。
社内の文書を検索できる形にする前処理は、費用の面ではほとんど問題になりません。
Perplexityの料金を実例の金額で確かめる
公式ドキュメントには、実際の内訳を示した計算例が載っています。
gpt-5.2 を使って、入力500トークン・出力200トークン・ウェブ検索1回を実行した場合の例です。
| 内訳 | 金額 |
|---|---|
| 入力トークン | 0.000875ドル |
| 出力トークン | 0.0028ドル |
| web_search(1回) | 0.0025ドル |
| 合計 | 0.006175ドル |
この例では、総額の約4割が検索ツールの費用です。
短い質問ほど、トークン代よりツール代のほうが支配的になるという構造が読み取れます。
なお公式は、英語のテキストでは1トークンがおよそ4文字に相当すると注記しています。
実際に使った金額は、レスポンスの usage 欄で確認できるとPerplexity公式ドキュメントの料金ページに書かれています。
Perplexityの料金を抑えるために見るべき3点
公式の記載を読むと、費用が動く場所は3か所に絞られます。
- 検索の回数(web_search は1回0.0025ドル。Search APIは5件まとめて1リクエストにできる)
- 検索の深さ(低・中・高でリクエスト手数料が2倍以上変わる)
- 出力トークン(Sonar Proでは出力が入力の5倍の単価)
長い答えを大量に出させる使い方が、いちばん費用を押し上げます。
逆に、検索の深さを既定の低いままにしておくだけでも手数料は下がります。
上限や利用ティアの考え方はレート制限と利用ティアの公式ドキュメントに、請求とプロジェクトの管理はプロジェクトと請求の公式ドキュメントにまとまっています。
実際の使い方はPerplexityの使い方をまとめた記事で確認できます。
他のAIツールの単価と並べたい場合はClaudeの料金をまとめた記事も合わせてご覧ください。
Perplexityの料金についてよくある質問
Perplexityは無料で使えますか
公式サイトの料金ページは2026年9月8日時点で価格表を機械では確認できませんでした。個人向けプランの有無と金額は、perplexity.ai の料金ページをご自身のブラウザで直接ご確認ください。
PerplexityのSearch APIはいくらですか
公式ドキュメントには、1,000リクエストあたり5.00ドルと記載されています。課金の単位は成功したリクエスト1本で、1本に最大5件の検索語をまとめて入れても1単位です。
Perplexityの検索が0件でも課金されますか
公式ドキュメントには、結果が0件でも成功したレスポンスは課金されると明記されています。一方、無効なリクエスト、レート制限に当たったもの、上流の障害によるものは課金されません。
Perplexityの表示価格に税は含まれていますか
2026年9月8日時点の公式ドキュメントには、税の扱いについての明記がありません。そのため本記事では税抜とみて見積もっています。実際の請求額は決済後に管理画面でご確認ください。
PerplexityのAgent APIは他社モデルより高くなりますか
公式ドキュメントには、他社モデルは提供元の料金そのままで上乗せがないと記載されています。ただしツールの呼び出し費用はモデルのトークン代とは別に加算されます。
PerplexityのSonarは今から使ってよいですか
公式ドキュメントには、Sonarのチャット補完はAgent APIへ移行し、2026年9月27日までサポートされると記載されています。新規に作る場合はAgent APIを前提にするほうが安全です。
Perplexityの料金まとめ:どこから見積もるか
- 個人向けプランの月額は、公式ページを機械で確認できなかったため本記事では書いていない
- Search APIは1,000リクエストあたり5.00ドル。検索語は5件までまとめて1リクエストにできる
- Agent APIはモデルのトークン代+ツールの呼び出し回数。web_searchは1回0.0025ドル
- Sonar系はトークン代とリクエスト手数料の合算。Sonarは2026年9月27日までのサポートと記載がある
- Embeddingsは100万トークンあたり0.004ドルからで、前処理の費用はほとんど気にならない
見積もりの出発点は「月に何回検索させるか」です。
トークン量より先に検索回数を数えたほうが、実際の請求額に近い数字が出ます。
単価の一覧と計算例はPerplexity公式ドキュメントの料金ページに掲載されています。
この記事の内容は2026年9月8日に公式サイト・公式ドキュメントで確認したものです。料金や仕様は変わりますので、最新の情報は公式ページでご確認ください。


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