
動画生成AIのSoraを仕事で使いたいけれど、結局いくらかかるのかが分かりにくい。
そう感じている方に向けて、OpenAIの公式ドキュメントに書かれている料金の数字だけを整理しました。
Soraの料金は「1本いくら」ではなく「1秒いくら」で決まります。
この記事の情報は2026年9月8日時点のものです。
最新の金額は必ずOpenAI公式の料金ドキュメントでご確認ください。
【結論】Soraの料金は「1秒あたりの単価×秒数」で決まる
結論から書きます。
OpenAIの料金ドキュメントでは、Soraの項目は「Video generation models」という見出しにまとめられ、そこに Prices per second(1秒あたりの価格) と明記されています。
つまり月額いくらの定額ではなく、生成した動画の秒数に単価を掛けた分だけ費用が発生する形です。
単価を決める要素は2つだけです。
- どちらのモデルを使うか(sora-2 か sora-2-pro か)
- どの解像度で出力するか(720p/1024p/1080p)
この2つが決まれば、あとは秒数を掛けるだけで見積もりが立ちます。
Soraそのものの操作手順はSoraの使い方をまとめた記事で別に整理しています。
Soraの料金を一覧で比較する
公式の料金ドキュメントに載っている数字をそのまま表にしました。
| モデル | サイズ | 縦向き | 横向き | 1秒あたりの価格 |
|---|---|---|---|---|
| sora-2 | 720p | 720×1280 | 1280×720 | $0.10 |
| sora-2-pro | 720p | 720×1280 | 1280×720 | $0.30 |
| sora-2-pro | 1024p | 1024×1792 | 1792×1024 | $0.50 |
| sora-2-pro | 1080p | 1080×1920 | 1920×1080 | $0.70 |
sora-2 は720pの1行しかありません。
高い解像度で書き出したい場合は、上位のsora-2-proを選ぶ以外の道が公式には用意されていないということです。
出典はSora 2のモデルページとSora 2 Proのモデルページです。
Soraの料金を左右する「どちらのモデルを選ぶか」
公式ガイドは、第2世代のSoraには用途の違う2つの派生があると説明しています。
sora-2は「speed and flexibility(速さと柔軟さ)」のために設計されたモデルです。
トーンや構成、ビジュアルの方向性を試している探索段階に向いていて、SNS向けのコンテンツやプロトタイプ、ラフカットには十分だと書かれています。
一方のsora-2-proは「production-quality output(本番品質の出力)」が必要なときの選択肢です。
sora-2-proはレンダリングに時間がかかり、実行コストも高いと公式が明記しています。
そのかわり結果はより安定していて、高解像度のシネマティックな映像やマーケティング素材に向くとされています。
- 720pどうしで比べると、sora-2-proはsora-2の3倍の単価($0.10 → $0.30)
- 1080pまで上げると7倍の単価($0.10 → $0.70)
- 1920×1080 または 1080×1920 で書き出したいなら、公式はsora-2-proを使うよう案内している
探索の段階でsora-2-proを回すと、同じ試行回数でも費用が3倍から7倍に膨らみます。
先にsora-2で構図と動きを固め、最後の1本だけsora-2-proで仕上げる。
この順番が、公式の説明にいちばん素直な使い分けになります。
Soraの料金を秒数から見積もる方法
単価が1秒あたりなので、見積もりは掛け算だけで済みます。
公式ガイドには、sora-2 と sora-2-pro はどちらも16秒と20秒の生成に対応すると書かれています。
そこで、公式の単価をそのまま20秒に掛けた場合の金額を並べます。
| モデルと解像度 | 1秒あたり | 16秒での計算値 | 20秒での計算値 |
|---|---|---|---|
| sora-2(720p) | $0.10 | $1.60 | $2.00 |
| sora-2-pro(720p) | $0.30 | $4.80 | $6.00 |
| sora-2-pro(1024p) | $0.50 | $8.00 | $10.00 |
| sora-2-pro(1080p) | $0.70 | $11.20 | $14.00 |
この表の「16秒での計算値」「20秒での計算値」は、公式が出している1秒単価に秒数を掛けただけの数字です。
公式ページにこの合計額が表として載っているわけではありませんので、その点はご承知おきください。
それでも、1080pで20秒の動画を1本作ると$14前後になる、という桁感はつかめます。
動画は一発で決まらないので、実際の費用は「この単価×秒数×試した回数」になります。
Soraの料金を半額にできるBatch APIという選択肢
公式の料金ドキュメントには、標準(Standard)とバッチ(Batch)の切り替えタブがあります。
バッチ側の説明には、時間的な制約がない大量のAPIリクエストにはBatch APIを使うと追加の節約になる、と書かれています。
バッチを選んだときの単価は次のとおりです。
| モデル | サイズ | 標準の1秒単価 | Batchの1秒単価 |
|---|---|---|---|
| sora-2 | 720p | $0.10 | $0.05 |
| sora-2-pro | 720p | $0.30 | $0.15 |
| sora-2-pro | 1024p | $0.50 | $0.25 |
| sora-2-pro | 1080p | $0.70 | $0.35 |
4つの区分すべてで、Batchの単価は標準のちょうど半分です。
今日中に納品する必要がない素材のまとめ生成であれば、ここが料金を一番大きく動かすレバーになります。
Batch APIの仕様は公式のBatchガイドに整理されています。
公式の動画ガイドにも、大きなオフラインのレンダリング待ち行列はBatch API経由で投げられると記載があります。
Soraの料金に税が含まれるかは公式に書かれていない
料金ドキュメントの動画セクションには、税の扱いに関する記載がありません。
公式は税の扱いを明記していないため、ここで挙げた金額は税抜表示とみて見積もるのが安全です。
日本から利用する場合、請求時に消費税相当が上乗せされる可能性があります。
表示された単価をそのまま予算の上限に置かないほうが手戻りがありません。
SoraをChatGPTのプラン内で使うときの料金
SoraにはAPIとは別に、ChatGPTのアカウントから使う入口もあります。
ただしSoraの個人向け料金ページは2026年9月8日時点で価格表を機械では確認できませんでした。
最新の料金は公式サイトでご確認ください。
この記事で扱っている数字は、あくまで開発者向けAPIの単価です。
APIの公式入口はOpenAIの開発者向けドキュメントにまとまっています。
個人向けプランに含まれる生成本数と、APIの従量課金は別の仕組みですので、混同しないようにしてください。
Soraの料金と一緒に確認しておきたいレート制限
費用の話とセットで見ておきたいのが、1分あたりに投げられるリクエスト数(RPM)です。
公式のモデルページには、利用ティアごとの標準RPMが載っています。
| ティア | sora-2 のRPM | sora-2-pro のRPM |
|---|---|---|
| Tier 1 | 25 | 10 |
| Tier 2 | 50 | 25 |
| Tier 3 | 125 | 50 |
| Tier 4 | 200 | 75 |
| Tier 5 | 375 | 150 |
公式の説明では、ティアはAPIへの支払い実績が増えると自動的に上がっていく仕組みです。
sora-2-proのRPMは、同じティアのsora-2より一貫して低く設定されています。
本番品質のモデルほど枠が絞られている、と読めます。
Soraの料金を無駄にしないための「待ち時間」の前提
公式ガイドは、動画生成が非同期の処理であることを最初に説明しています。
生成をリクエストするとジョブのIDが返り、完了するまで状態を問い合わせるか、Webhookで通知を受け取る流れです。
1本のレンダリングに数分かかることがあると公式に書かれています。
さらに、長い秒数や1080pのジョブは、短い720pや480pのレンダリングよりも目に見えて時間がかかるとされています。
状態の確認は10〜20秒おき程度が目安として示されています。
時間がかかる分だけ、失敗した生成のコストも重くなります。
先に短い秒数と低い解像度で構図を確定させる進め方が、そのまま費用の節約になります。
Soraの料金が無駄になる「生成が弾かれる条件」
公式ガイドには、APIが弾く内容が具体的に列挙されています。
- 18歳未満の視聴者にも適した内容だけが対象(この制限を外す設定は将来提供予定と記載)
- 著作権のあるキャラクターと音楽は拒否される
- 公人を含む実在の人物は生成できない
- 人物の見た目を写したキャラクターのアップロードは既定でブロックされる
- 人の顔が写り込んだ入力画像は現時点では拒否される
ここを外すと生成そのものが失敗します。
プロンプトと参照画像を先に見直しておくことが、そのまま料金の節約になります。
他社の動画生成サービスとの比較を先に済ませたい場合は、Runwayの評判を整理した記事も参考になります。
Soraの料金を比べるときに見るべきモデルの版
公式のモデルページには、既定のスナップショットが明記されています。
| モデルID | 既定のスナップショット | 公開されている別名 |
|---|---|---|
| sora-2 | sora-2-2025-12-08 | sora-2-2025-10-06 / sora-2 |
| sora-2-pro | sora-2-pro-2025-10-06 | sora-2-pro |
公式はスナップショットについて、特定のバージョンを固定することで性能と挙動を一定に保てると説明しています。
料金を比較するときは、どの版で測った数字かを合わせないと意味がありません。
生成AIツール全般の前提を先に押さえたい方は生成AI初心者向けの記事から読むと迷いません。
Soraの料金についてよくある質問
Soraの料金は月額制ですか
公式の料金ドキュメントでは1秒あたりの価格として提示されています。生成した秒数に応じた従量課金です。
Soraでいちばん安い構成はどれですか
公式の表で最も低い単価は、sora-2を720pで使いBatch APIに回した場合の1秒あたり$0.05です。
Soraで1080pの動画を作るにはどうすればいいですか
公式は1920×1080または1080×1920の書き出しにsora-2-proを使うよう案内しています。単価は1秒あたり$0.70です。
Soraは何秒まで生成できますか
公式ガイドには、sora-2とsora-2-proがどちらも16秒と20秒の生成に対応すると書かれています。
Soraの表示価格に税は含まれていますか
公式は税の扱いを明記していないため、税抜表示とみて見積もるのが安全です。
Soraで実在の人物の動画は作れますか
公式ガイドには、公人を含む実在の人物は生成できないと明記されています。
Soraの料金まとめ:どこから見積もるか
- Soraの料金は1秒あたりの単価×秒数で決まる。定額ではない
- 単価を決めるのは「モデル(sora-2 / sora-2-pro)」と「解像度(720p / 1024p / 1080p)」の2つだけ
- 最安は sora-2 の720p で1秒$0.10、最高は sora-2-pro の1080p で1秒$0.70
- 時間に余裕がある案件はBatch APIでちょうど半額になる($0.05/$0.15/$0.25/$0.35)
- 公式は税の扱いを書いていないため、税抜として見積もる
- 1080pの長い動画ほどレンダリングに時間がかかるので、探索は sora-2 の短い秒数で回す
料金体系は変更される場合があります。
最新の単価は必ずOpenAI公式の料金ドキュメントと動画生成ガイドでご確認ください。
この記事の内容は2026年9月8日に公式サイト・公式ドキュメントで確認したものです。料金や仕様は変わりますので、最新の情報は公式ページでご確認ください。


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