Tactiqを入れてみたものの、会議が始まっても文字起こしが出てこない。
あるいは、これから入れるけれど何をどの順番で設定すればいいのかが分からない。
そうした手順のつまずきを減らすために、公式ヘルプセンターに載っている操作だけを順番どおりに並べ直しました。
この記事の情報は2026年9月11日時点のものです。
最新の手順はTactiq公式ヘルプセンターでご確認ください。
【結論】Tactiqの使い方は「拡張機能を入れて、いつもどおり会議に入る」だけ
結論から書きます。
Tactiqの基本的な使い方は、ブラウザに拡張機能を入れて、ChromeまたはEdgeで会議に参加するだけです。
公式ヘルプによると、会議が始まると画面右側にTactiqのウィジェットが表示され、発言が始まると自動で文字起こしが流れ始めます。
会議を退出すると、文字起こしはTactiqのダッシュボードに保存されます。
会議にボットが参加者として入ることはありません。公式は「ボットが会議に参加することなくライブの文字起こしを取得できる」と説明しています。
ただし会議ツールごとに前提条件が違うので、そこだけは先に確認しておく必要があります。
Tactiqの使い方を会議ツール別に一覧で整理する
公式ヘルプの記載を、必要なものと前提条件で1つの表にまとめます。
| 会議ツール | 必要なもの | 公式が挙げている前提条件 |
|---|---|---|
| Google Meet(ブラウザ) | ブラウザ拡張機能 | ChromeまたはEdge。字幕(CC)のオンは不要 |
| Zoom(ブラウザ) | ブラウザ拡張機能 | ChromeまたはEdgeで参加。Zoom側の自動字幕をオンにする |
| Zoom(デスクトップアプリ) | Mac用アプリ(ベータ) | macOS。マイクと画面・システム音声の許可 |
| Microsoft Teams(ブラウザ) | ブラウザ拡張機能 | ChromeまたはEdge。デスクトップアプリは非対応 |
| Microsoft Teams(PWA) | ブラウザ拡張機能 | Teams PWA版で利用可能 |
表のとおり、Microsoft Teamsのデスクトップアプリは現時点で非対応だと公式に明記されています。
Mac用アプリについても、公式のダウンロードページに「今のところネイティブのMacアプリはZoomのデスクトップ通話のみ文字起こしする」と書かれています。
Tactiqのアカウントを作る3つのサインイン方法
操作の一歩目はアカウント作成です。
公式ヘルプのサインアップのページには、3つの方法が挙げられています。
- Googleアカウントでのサインイン(「Continue with Google」を選ぶ)
- マジックリンク(メールアドレスを入れて「Get a magic link」を選び、届いたメールの「Log In」から入る)
- シングルサインオン(組織がSSOを設定しているBusiness・Enterprise向け)
マジックリンクの有効期限は24時間だと公式に書かれています。
メールが届かない場合は、迷惑メール・ゴミ箱・アーカイブを確認してから再発行するよう案内されています。
公式は「作成したときと同じ方法・同じメールアドレスで毎回サインインすること」を強調しています。
Googleで作ったアカウントにマジックリンクで入ろうとすると、別のアカウントに入ってしまい会議が見つからない、という事故を避けるためです。
TactiqをChromeとEdgeに入れる手順
拡張機能のインストール手順は公式ヘルプのインストールのページに書かれています。
Chromeの場合は次の順番です。
- Chromeウェブストアのtactiqのページを開く
- 「Add to Chrome」を選ぶ
- 確認ウィンドウで「Add extension」を選ぶ
- インストール後にブラウザで開くセットアップ手順に従う
- 使っている会議プラットフォームを選んで「Continue」を選ぶ
- 追加のアクセス許可を求められたら画面の指示に従い「Enable Tactiq」を選ぶ
Edgeの場合は、Microsoft Edgeアドオンのページから「Get」を選び、同じようにセットアップを進めます。
公式は、Chromeに「Add to Chrome」ではなく「Add to Desktop」と表示された場合は、そちらを選んで指示に従うよう注記しています。
公式ヘルプはツールバーへのピン留めを推奨しています。
ブラウザの拡張機能アイコンを開き、一覧からTactiqを探して、横のピンのアイコンを選ぶだけです。
ピン留めしておくと、拡張機能の状態をすぐ確認できます。
ダウンロードの入り口は公式のダウンロードページにもまとまっています。
TactiqをGoogle Meetで使う手順
Google Meetがいちばん手順が短い組み合わせです。
公式ヘルプのGoogle Meetのページには次の流れが書かれています。
- Tactiqを入れたブラウザでGoogle Meetを開き、会議を開始または参加する
- 画面右側にTactiqのウィジェットが表示されることを確認する
- 話し始める。Tactiqが自動で文字起こしを開始し、ライブの文字起こしがウィジェットに表示される
- 会議を開いたまま、文字起こししたい間は通話に留まる
Google MeetではTactiqの文字起こしに字幕(CC)をオンにする必要はありません。
公式はこれを明確に注記しています。
拡張機能のセットアップ時に「Choose your meeting apps」の画面でGoogle Meetを有効にしておくことも前提として挙げられています。
会議を退出すると、文字起こしはダッシュボードに保存され、Tactiqからの文字起こしメールのリンクからも開けます。
Google Meetのコンパニオンモードで使う場合だけは例外で、公式のコンパニオンモードのページによると字幕(CC)をオンにする必要があります。
TactiqをZoomで使う手順
Zoomは1か所だけ、Zoom側の設定を先に触る必要があります。
公式ヘルプのZoomのページには、ホストの場合の手順としてこう書かれています。
- Zoomのウェブポータルにサインインする
- 「Settings」を開き「Meeting」タブへ移動する
- 「In Meeting (Advanced)」を探す
- 「Automated captions」をオンにする
- 「Save」を選んで変更を適用する
この設定を済ませたうえで、ZoomにChromeまたはEdgeで参加します。
公式は「Zoomデスクトップアプリではなくブラウザで参加すること」を明記しています。
参加するとTactiqが自動で文字起こしを開始するので、ウィジェットを開いて話されている言語に文字起こし言語を合わせます。
公式は「会議の冒頭で話す言語を設定しておくと、Tactiqが正確に全部拾える」と注記しています。
TactiqをMicrosoft Teamsで使う手順
Teamsは対応範囲がいちばん限定されています。
公式ヘルプのMicrosoft Teamsのページには、Chrome・Edge・Teams PWAには対応し、Teamsのデスクトップアプリケーションは現時点では非対応と書かれています。
ブラウザで参加する流れは次のとおりです。
- ChromeまたはEdgeで会議リンクを開く
- ブラウザとデスクトップアプリのどちらを使うか聞かれたら「Continue on this browser」を選ぶ
- 求められたらマイクとカメラへのアクセスを許可する
- 音声と映像の設定を選んで「Join now」を選ぶ
- 画面右側にTactiqのウィジェットが表示されることを確認する
Teamsが軽量版の会議画面(URLに/light-meetings/を含む)で開いた場合は、追加の手順が必要になります。
公式は、Teamsの「Language and speech」からライブキャプションを表示し、Meeting spoken languageを話されている言語に合わせるよう案内しています。
PWA版の詳細は公式のTeams PWAのページにあります。
TactiqのMacアプリでZoomデスクトップを文字起こしする
Zoomをデスクトップアプリで使っている場合は、ブラウザ拡張ではなくMac用アプリを使います。
公式ヘルプのMacアプリのページに記載されている要件は次のとおりです。
- macOS(Apple SiliconまたはIntel)
- 最新の状態のZoomデスクトップクライアント
- Tactiqのアカウント
インストールはダッシュボードの「Integrations」から「Mac app for Zoom Desktop」を選んでダウンロードし、.dmgを開いてアプリケーションフォルダにドラッグします。
起動後にマイクへのアクセスと、画面・システム音声へのアクセスを許可し、テスト通話で音声を確認する流れです。
公式はこのMacアプリを「Tactiq for macOS (Beta)」と表記しています。
Google MeetとMicrosoft Teamsの文字起こしにはブラウザ拡張を使うよう、あわせて注記されています。
Tactiqの文字起こし言語を切り替える
日本語の会議で使うなら、この操作がいちばん重要です。
公式ヘルプのGoogle Meetのページには、言語の切り替え方が2通り書かれています。
- 最小化したウィジェットで、表示されている言語を選んで正しい言語に変える
- 展開したウィジェットで、青いバナーの「Change」を選んで正しい言語に変える
選んだ言語は、次に変更するまで以降の会議でも使われます。
公式は「言語の変更はライブの会議中に行うこと」と明記しています。
終わった文字起こしについて、あとから言語を変えることはできないためです。
また、Tactiqは一度に1つの言語だけを文字起こしし、同じ会議の中で自動的に言語を切り替えることはありません。
会議の途中で話す言語が変わったら、手動で切り替える必要があると公式ヘルプの言語ページに書かれています。
操作の詳細は会議中に文字起こし言語を変えるページにあります。
Tactiqで一時停止する・毎回確認させる
記録したくない話題があるときの操作です。
公式ヘルプの一時停止のページによると、会議中はウィジェットの一時停止ボタンで止められます。
もう一度押すと再開します。
一時停止した区間や飛ばした区間はあとから復元できません、と公式は注記しています。
有料プランでは「Always ask about transcribing」という設定も使えます。
これを有効にすると、会議ごとに文字起こしするかどうかを聞いてくるようになります。
設定場所はダッシュボードの「Account & Settings」から「Settings」を開き、「General」の中です。
Tactiqで文字起こししていることを参加者に知らせる
会議の記録は、相手に伝えたうえで取るのが基本です。
公式ヘルプの参加者への通知のページには、会議チャットに自動で知らせる設定が紹介されています。
- Tactiqのダッシュボードを開く
- プロフィールアイコンから「Settings」を選ぶ
- 「Privacy settings」までスクロールする
- 「Notify others you're transcribing the meeting」をオンにする
オンにすると、各会議の冒頭に「Tactiq is being used to transcribe and take meeting notes.」という1回きりのメッセージが送られると公式に書かれています。
なお公式のFAQには、文字起こしの画面自体は自分にしか表示されないと記載があります。
見えないからこそ、この通知設定を先に入れておく価値があります。
Tactiqの文字起こしを書き出す・共有する・取り込む
会議のあとの操作もまとめておきます。
公式ヘルプのダウンロードのページによると、文字起こしのページ上部から「Export to PDF」または「Export to TXT」を選んで書き出せます。
書き出したファイルに含まれるのは、会議名・日付・所要時間、話者名、ハイライト、そして全文です。
PDFとTXTのどちらも一度に1件ずつの書き出しで、複数をまとめて書き出すことはできません。
逆に、既存の録画や音声を取り込むこともできます。
公式ヘルプのアップロードのページには、2GBまでのファイルをアップロードできると書かれています。
| 種類 | 公式が挙げている拡張子 |
|---|---|
| 文字起こしテキスト | vtt / txt / pdf / docx / odt |
| プレゼン | pptx |
| 表計算 | xlsx / ods |
| ドキュメント | odp / rtf |
| 音声・動画 | mp4 / m4a / mp3 / mov |
アップロード時は文字起こし言語を選ぶか、Auto-detectのままにして自動判別させます。
1件のアップロードにつき1ミーティングクレジットを消費する、という注記も公式に書かれています。
共有の手順は公式の共有のページに、YouTube動画の文字起こしは公式のYouTubeのページにまとまっています。
Tactiqが動かないときに確認する順番
手が止まるのはたいていここです。
公式ヘルプのGoogle Meetで起動しないときのページと文字起こしが欠けるときのページの記載を、確認しやすい順に並べます。
- ChromeまたはEdgeを使っているか(Zoomデスクトップ、Teamsデスクトップでは拡張機能は動かない)
- chrome://extensions/ またはedge://extensions/ を開き、Tactiqが有効になっているか
- Tactiqにサインインしているか
- 拡張機能がその会議サイトで実行を許可されているか
- ウィジェットに表示されている言語が、話されている言語と一致しているか
- ブラウザを再起動して、別のテスト会議に入り直す
それでも直らない場合は、いったんアンインストールして公式ストアから入れ直すよう公式は案内しています。
ブラウザの拡張機能を使った作業全般についてはPerplexityの使い方の記事でも似た確認手順を扱っています。
Tactiqの使い方でよくある質問
Tactiqは会議にボットが入りますか
入りません。公式は、ブラウザから文字起こしするため別の参加者として会議に入るものはない、と説明しています。
TactiqはGoogle Meetで字幕をオンにする必要がありますか
通常のGoogle Meetでは必要ありません。ただしコンパニオンモードで使う場合は、公式ヘルプが字幕(CC)をオンにするよう案内しています。
TactiqはZoomのデスクトップアプリで使えますか
ブラウザ拡張機能ではブラウザ参加のみ対応です。macOSであればTactiqのMacアプリ(ベータ)を入れることでZoomデスクトップの会議を文字起こしできる、と公式ヘルプに書かれています。
TactiqはMicrosoft Teamsのデスクトップアプリに対応していますか
公式ヘルプには、Microsoft Teamsのデスクトップアプリケーションは現時点では対応していないと明記されています。ブラウザ版とPWA版が対象です。
Tactiqの文字起こし言語は会議中に変えられますか
変えられます。ウィジェットの言語表示または「Change」から切り替えます。ただし終了した文字起こしの言語をあとから変えることはできません。
Tactiqの文字起こしは書き出せますか
文字起こしページの上部からPDFまたはTXTで書き出せます。会議名・日付・所要時間・話者名・ハイライト・全文が含まれると公式に記載されています。
Tactiqの使い方まとめ
公式ヘルプの記載を、実際に触る順番にもう一度並べます。
- Googleアカウントかマジックリンクでアカウントを作る。次回以降も同じ方法で入る
- ChromeまたはEdgeに拡張機能を入れ、使う会議ツールを選んでツールバーにピン留めする
- Zoomを使うなら、先にZoom側の「Automated captions」をオンにしておく
- 会議に入り、ウィジェットの文字起こし言語を話す言語に合わせる
- 記録していることを知らせる設定を、最初に1回だけオンにしておく
- 会議後はダッシュボードで文字起こしを開き、必要ならPDFまたはTXTで書き出す
議事録づくり全体の進め方はChatGPTで議事録を作る記事やAI議事録ツールのまとめもあわせてご覧ください。
Tactiqの公式サイトはtactiq.ioです。
この記事の内容は2026年9月11日に公式サイト・公式ドキュメントで確認したものです。料金や仕様は変わりますので、最新の情報は公式ページでご確認ください。


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