動画編集をやってみたいけれど、編集ソフトの画面を開いたところで手が止まってしまう。
そんなときに名前が挙がるのがVrewですが、「結局これは何をしてくれるソフトなのか」がひと言で説明されている場所は意外と少ないものです。
この記事では、Vrewの公式サイト・公式の利用規約・公式ヘルプに書かれている内容だけを読み解いて、Vrewとは何なのか、何ができて何ができないのかを整理しました。
この記事の情報は2026年9月11日時点のものです。
仕様は更新で変わりますので、最新の内容は必ずVrewの公式サイトでご確認ください。
【結論】Vrewとは音声を文字に変えて「文章を直す感覚」で編集できるAI動画編集ソフト
結論から書きます。
Vrewとは、韓国のVoyagerX, Inc.が開発・運営しているAI動画編集ソフトです。
公式の利用規約の第1条には、Vrewの正体がそのまま書かれています。
そこでの説明は「人工知能技術を通じて音声を認識して自動字幕を生成する機能、テキスト入力による音声合成機能、音声生成機能、クラウドサービス機能などを提供する動画編集ソフト」というものです。
つまりVrewの中心にあるのは、映像に派手なエフェクトをかける機能ではなく、音声を文字にして、その文字を手がかりに映像を扱えるようにするという発想です。
動画の中の「あの言い間違えた部分」を波形から探すのではなく、画面に並んだ文章から探して消す。
この一点がVrewという道具の性格を決めています。
音声認識で動画をまるごと文字起こしし、その文字を編集することで動画そのものを編集できるようにした、インストール型のAI動画編集ソフトです。
公式サイトのキャッチコピーも「編集を減らし、創造を増やす」で、編集作業そのものを減らすことを目的に置いたツールであることが読み取れます。
出典はVrewの利用規約と公式トップページです(2026年9月11日確認)。
Vrewの基本情報を一覧で整理する
まず、Vrewという製品そのものの輪郭を表にしました。
いずれも公式サイトと公式の表記ページに載っている内容です。
| 項目 | 公式に記載されている内容 |
|---|---|
| 製品名 | Vrew(ブリュー) |
| 開発・運営 | VoyagerX, Inc.(ボイジャーエックス) |
| 代表者 | ナム・セドン(Nam Sedong) |
| 所在地 | 大韓民国ソウル特別市瑞草区瑞草大路38ギル12、10階 |
| 提供形態 | インストールして実行するファイル/ウェブブラウザで提供する形/モバイル端末のアプリ |
| 対応OS(公式トップページ) | Mac、Windows、Ubuntu |
| 最新バージョン | 4.5.1(2026年9月11日時点の公式トップページの表記) |
| 料金の区分 | 無料で提供される「無料サービス」と有料で提供される「有料サービス」 |
| 決済方法 | カード、口座振替、コンビニエンスストア |
| 問い合わせ | vrew-feedback@voyagerx.com/050-5370-1478(10:00-17:00、週末・韓国の祝日除外) |
この表でまず押さえておきたいのは、Vrewが日本の会社ではなく韓国のVoyagerX, Inc.の製品であるという点です。
そのうえで、日本向けには特定商取引法に基づく表記と日本語の電話窓口が用意されています。
利用規約の第15条には「本利用規約は韓国語をオリジナルとして作成され」と書かれており、紛争が起きた場合の準拠法は大韓民国の法律となっています。
この点は、仕事で使うツールを選ぶときには一度確認しておきたい部分です。
VrewがAI動画編集ツールと呼ばれる理由は4つの機能にある
「AI動画編集ツール」という呼び方は幅が広く、何がAIなのかが曖昧になりがちです。
Vrewの場合は、規約の第1条にAIが担当している範囲がはっきり4つ書かれています。
- 音声を認識して自動字幕を生成する機能
- テキスト入力による音声合成機能(入力した文章をAI音声が読み上げる)
- 音声生成機能
- クラウドサービス機能
順番に見ると、Vrewの設計思想がつながって見えてきます。
最初の「音声認識」で動画の中身が文字になり、編集の対象が映像から文章に置き換わります。
次の「音声合成」で、今度は逆に文章から音声を作れるようになります。
つまりVrewの中では、文字と音声が行き来できる状態になっているわけです。
声を録音してから字幕を作ることも、文章を書いてから声を作ることも、どちらも同じソフトの中で完結します。
顔も声も出さずに動画を作れる、と公式トップページが案内しているのはこの仕組みがあるからです。
AI音声を専門に扱うツールとの違いが気になる方は、ElevenLabsの使い方の記事も合わせて読むと役割の違いが見えてきます。
Vrewでできることを機能ごとに一覧で確認する
公式トップページで名前が挙がっている機能を、目的別に表にしました。
ここに並んでいるのは、いずれも公式サイトに機能名として掲載されているものだけです。
| やりたいこと | Vrewの機能(公式トップページの表記) |
|---|---|
| しゃべった内容に字幕を付けたい | 音声分析で作られた字幕を自動生成する |
| いらない部分を切りたい | 文字を読みながら進めるカット編集 |
| 間をつめたい | 動画の合間の無音を探して、クリック一回で削除する |
| 原稿から動画を作りたい | テキストデータを読み込み、自動認識して動画の字幕にする |
| 一文から動画を作りたい | AIが台本から画像、音声まで自動で動画を作成する |
| 資料から動画を作りたい | PDFの内容を認識し、字幕とナレーションのある動画にする |
| ナレーションを入れたい | 録音なしで使えるAIボイス |
| 外国語の字幕を付けたい | 100ヶ国語以上に対応する翻訳字幕 |
| 縦型の短い動画を作りたい | ショート動画向けのテンプレート |
公式トップページは、この機能群の使いどころとしてストリーミング動画の切り出し、インタビューの文字起こし、ブログ記事の動画化、ショート動画の4つを挙げています。
いずれも「素材がすでに手元にあり、それを見せられる形に整える」という方向の仕事です。
ゼロから映像作品を組み立てる用途ではなく、ある情報を早く動画の形にして出すための道具として設計されていることが、この並びからも読み取れます。
Vrewの「テキストから動画を作成」は文章が先で映像が後
Vrewの機能の中で、いちばん性格がはっきりしているのがこれです。
公式トップページの説明は「一文を入力するだけ!AIが台本から画像、音声まで自動で動画を作成してくれます」というものです。
普通の動画編集は、撮った映像を並べてから、そこに字幕やナレーションを足していきます。
Vrewのこの機能は順番が逆で、文章を先に決めて、それに合う画像・音声・字幕をAIが後から埋める形です。
PDFから動画を作る機能も同じ発想で、資料の中身を認識して字幕とナレーションのある動画にします。
この順番は、すでに文章の形で情報を持っている人にとっては相性がよいものです。
ブログ記事・マニュアル・研修資料・商品説明など、伝えたい内容がすでに文章になっているケースです。撮影素材がなくても、文章と公式提供の素材だけで動画の形にできます。
アバターが話す形式の動画を作るツールとの違いを知りたい場合は、HeyGenの使い方の記事と読み比べると輪郭がはっきりします。
なお2026年7月末のバージョン4.4.0では、AIビデオ生成モデルの追加とAIデザインテキスト機能の追加が公式のお知らせで案内されています。
詳細はVrew 4.4.0のアップデートのお知らせに掲載されています。
Vrewに最初から入っている素材とAI音声の数
動画を作るときに地味に困るのが、画像・BGM・効果音の調達です。
公式トップページは、Vrewに同梱されている素材の規模を数字で公開しています。
| 素材の種類 | 公式トップページに記載されている数 |
|---|---|
| 画像 | 10万個 |
| ビデオ | 数1000万個 |
| BGM | 200個 |
| 効果音 | 1000個 |
| フォント | 100個 |
| 字幕テンプレート | 記載あり(個数の表記なし) |
公式トップページは、これらについて「商用目的の動画にも著作権を心配せずに安心してご利用になれます」と案内しています。
AI音声については、注意して読む必要があります。
同じトップページの中に、「500以上のAIボイス」という表記と「5ヶ国語、約200+種」という表記の2つが並んでいます。
この記事では公式の書き方をそのまま両方載せておきます。
実際に使える声の数と種類は、バージョンや契約している内容によって変わる可能性がありますので、Vrewの体験ページや製品内の一覧でご確認ください。
AI音声の追加は継続していて、バージョン4.3.0のお知らせでも新しいAI音声の追加が案内されています。
Vrewエージェントは4.4.0で正式機能になりクレジットを消費する
Vrewの新しい要素として、公式が「Vrewエージェント」という機能を案内しています。
公式のお知らせによれば、これは入力したリクエストを理解し、必要なツールを選んで編集作業を代わりに実行する機能です。
この機能はもともと「実験室」という試験的な枠で無料提供されていました。
公式のお知らせでは、2026年7月末予定のVrew 4.4.0で実験室を卒業し、正式機能としてリリースされると案内されています。
あわせて重要なのが費用の扱いです。
公式は「正式リリースにあわせて、エージェントのご利用時には作業量に応じてクレジットが消費されることになります」と明記しています。
- 消費されるクレジットは、処理する作業量に応じて決まる
- リクエストの内容、編集対象メディアの長さ、生成される成果物の種類によって作業量が変わる
- 簡単な質問を含むすべてのリクエストにクレジットが消費される
- 長い動画の分析や大量の編集ほど、多く消費される
- 画像生成など使用量の大きい作業は、実行前におおよそのクレジットが案内される
- 消費したクレジットと残りのクレジットは会員情報ページで確認できる
つまりVrewの費用は、月額の枠だけでなく「どれだけAIに働かせたか」でも動く構造になっています。
公式の記載はVrewエージェント正式リリースおよび有料化のお知らせで読めます(2026年9月11日確認)。
なお同じお知らせには、正式リリースを記念してリリース後1か月間は最初の10件のリクエストを無料提供し、それ以降は利用クレジットの30%を割引する、という期間限定の案内も書かれています。
この記念施策は期間が区切られているものですので、いま適用されるかどうかは公式でご確認ください。
Vrewを動かすために公式が示しているPCのスペック
Vrewは基本的にPCにインストールして使うソフトです。
特定商取引法に基づく表記にも「Vrewはお使いのPCにインストールして使う製品なので、送料は発生しません」と書かれています。
公式ヘルプは、最低動作環境と推奨環境を表で公開しています。
| 項目 | 必要環境 | 推薦環境 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10.64 または OSX Mojabe(10.14) | Windows 10.64以上 または OS 11 Big Sur以上 |
| CPU | i3 第9世代 または ryzen 3200 以上 | i5 第10世代 または ryzen 5600 以上 |
| RAM | 8GB | 16GB |
| GPU | 内蔵GPU(Intel Graphics) | GTX 1060以上 または RX 580以上 |
| ハードディスクの容量 | 10GB以上の空き容量 | 30GB以上の空き容量 |
| モニター解像度 | 1024 x 768、32-bit color | 1920 x 1080、32-bit color |
| インタネット接続 | 必須 | 必須 |
表記はVrew公式ヘルプのシステムスペックのページのままです。
この表で見落としたくないのが最終行です。
必要環境でも推薦環境でも、インターネット接続は「必須」と書かれています。
音声分析やAI音声の生成はオンラインで処理される仕組みですので、完全にオフラインで使う想定にはなっていません。
同じページには「ノートパソコンのCPUは、同じモデル名であってもデスクトップに比べて性能が劣る場合があります」「なるべくデスクトップでのご利用をお勧めします」という注意書きも添えられています。
なお公式トップページの対応OSの表記はMac、Windows、Ubuntuの3つですが、このシステムスペック表に並んでいるのはWindowsとMacの2つです。
Linuxで使う場合は、公式トップページのダウンロード欄に用意されているAppImage形式のファイルを確認してください。
Vrewが対応している動画・音声のコーデックは決まっている
動画編集ソフトを使い始めたときに最初にぶつかりやすいのが、ファイルを読み込めないという壁です。
Vrewの公式ヘルプは、対応するコーデックをはっきり書いています。
「Vrewは動画コーデックはH.264、音声コーデックはAACを支援します」という記載です。
そのうえで「H.264やAACではないコーデックが使われた動画をVrewで編集したい場合は、動画のコーデックを変換してからご利用ください」と続きます。
つまりあらゆる形式を飲み込むソフトではなく、対応形式が決まっているソフトです。
この前提を知らないまま特殊な形式のファイルを入れると、原因が分からないまま止まってしまいます。
公式ヘルプには「Vrew内で動画を再エンコードする方法」という記事も用意されており、元のファイルの形式やコーデックが原因のときに再エンコードが必要になると説明されています。
ヘルプ全体はVrewの公式ヘルプセンターから読めます。
Vrewで作ったものを商用利用してよいかは利用規約に書いてある
仕事で使うなら、ここがいちばん大事な部分です。
Vrewの利用規約の第12条は、権利の所在を項目ごとに分けて書いています。
- アップロードしたコンテンツに対して利用者が持つ権利は、サービス利用後も利用者が保有する(当社がその権利を取得することは一切ない)
- 本サービスで提供される人工知能機能によって生成された画像ファイルやオーディオファイルの所有権は利用者が持ち、商業的または非商業的に制限なく利用できる
- 自分の音声をもとに学習した「AI私の声」を使用・編集・削除する権利は利用者が持つ
規約の言葉をそのまま読むと、VrewのAI機能で生成した画像や音声は、利用者のものとして商用でも使えると書かれていることになります。
同時に、規約は利用者側の責任も明記しています。
アップロードするコンテンツについては、「当コンテンツを使用するために必要な全てのライセンスと必要な権限を利用者が保有していること」を保証したものとみなされます。
つまり他人の映像や音声を無断で持ち込んだ場合、その責任は利用者にあります。
同梱の無料素材については、公式トップページが商用目的の動画にも使えると案内しています。
原文はVrewの利用規約の第11条・第12条で確認できます(2026年9月11日確認)。
Vrewの利用規約が利用者に禁止していること
できることと同じくらい、できないことも先に知っておくと安全です。
利用規約の第11条は、利用者がしてはならない行為を列挙しています。
- 本サービス(Vrew)自体の一部または全体を有料で販売すること
- 著作権保護のための技術的措置を回避する装置・ソフトウェア・サービスと一緒に使うこと
- 改作、リバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブル、任意修正、再配布などの技術侵害行為
- マクロプログラムなど自動化された方法によるアビューズ
- 他の利用者の情報(肖像、音声を含む)を無断で収集・利用すること
第7条では、他人の個人情報を使った会員登録や、他人への会員情報の委託も禁じられています。
これらに違反した場合、別途の通報をせずに利用契約を解約し、会員資格を永久に喪失させることができると規約に書かれています。
もうひとつ、読み落としやすいのが第9条です。
ここでVrewは、サービスを「ありのまま」提供するとしたうえで、得られる結果が効果的・正確・信頼できるものであることを保証しないと明記しています。
自動字幕の文字起こしには誤りが混ざる前提で、公開前に自分で読み直す工程は外せない、ということです。
この考え方は動画に限らずAIツール全般に共通しますので、Descriptの使い方の記事でも同じ確認の手順を紹介しています。
Vrewにアップロードしたデータがどう扱われるのか
仕事の素材を入れる以上、データの扱いは確認しておきたいところです。
Vrewは、この点について独立した「データ保護」のページを用意しています。
そこに書かれている基本原則は3つです。
- お客様のクリエイティブコンテンツをAI学習に利用することは決してない
- 強固なセキュリティと暗号化によってデータを保護している
- お客様にはデータに対する完全な管理権限があり、いつでも削除できる
認証についても具体的な規格名が挙がっています。
ISO/IEC 27001:2022(情報セキュリティマネジメントシステム)とISO/IEC 27701:2019(個人情報保護マネジメントシステム)の2つで、公式トップページには認証機関としてSGSの名前が記載されています。
個人情報処理方針には、データごとの保有期間まで書かれています。
| データの種類 | 公式の個人情報処理方針に書かれた保有期間 |
|---|---|
| 音声情報ファイル(音声分析機能) | 音声分析および字幕ファイルの生成完了後24時間 |
| 利用者の音声データ(AIマイボイス機能) | アップロード後1週間 |
| クラウドのプロジェクトファイルと中の写真・動画・音声 | 利用契約の解除日から120日間保管後に削除 |
| Vrewエージェントに入力したプロンプトと作業履歴 | 利用契約の解除日から1年 |
クラウドのファイルが解除後も120日残る理由も書かれていて、利用者のアクセス権を維持するためであり、チャット相談などで要請があれば直ちに削除するとされています。
また、テキストの音声変換(TTS)はNAVER Corp.と株式会社ヒューメロに委託していることも公開されています。
原文はVrewのデータ保護のページと個人情報処理方針で読めます。
Vrewを作っているVoyagerXはどんな会社か
ツールの寿命を考えるなら、作っている会社も見ておきたいところです。
公式の会社概要ページには、事業内容が4行で書かれています。
- AI技術を活用したソフトウェアおよびアプリケーションの企画・開発・運営
- AI動画編集ソフト「Vrew」の開発・運営
- AIスキャンアプリ「vFlat」の開発・運営
- その他AI技術を活用したソフトウェア・アプリケーションの開発・運営
つまりVoyagerXはVrewの単一プロダクトだけの会社ではなく、AIを使ったアプリを複数運営している会社です。
日本向けの窓口としては、特定商取引法に基づく表記に電話番号と受付時間が明記されています。
受付時間は10:00から17:00で、週末と韓国の祝日は除外と書かれています。
日本の祝日ではなく韓国の祝日が基準になる点は、サポートを急ぐときに覚えておくと役に立ちます。
会社情報はVrewの会社概要ページに掲載されています。
Vrewが向いている使い方と、前提を確認したほうがよい使い方
ここまでの公式情報を、選ぶ側の視点で並べ直します。
まず、公式の機能構成から見て噛み合いやすいのは次のような使い方です。
- 話している内容が中心の動画に、字幕を付けて見やすくしたい
- 長い収録やライブ配信から、短い動画を切り出したい
- インタビューや会議の録音を文字起こしして、内容を整理したい
- 文章やPDFの資料を、ナレーション付きの動画にしたい
- 顔や声を出さずに、AI音声でナレーション動画を作りたい
一方で、先に前提を確認しておいたほうがよい使い方もあります。
ひとつはオフライン環境での利用で、公式のシステムスペック表ではインターネット接続が必須とされています。
もうひとつはH.264とAAC以外のコーデックで撮られた素材で、この場合は変換の一手間が必要になります。
さらに、公式が結果の正確性を保証していない以上、自動字幕をそのまま公開する運用は避けたほうが安全です。
また、画像生成に使えるモデルは固定ではありません。
公式のお知らせでは、Flux 1.1 ProとFlux 1 Devの2つの画像生成モデルについて、2026年9月30日まで利用でき、2026年10月1日からモデル一覧から除外されると案内されています。
特定のモデルの出力に依存した作り方をしていると、こうした変更の影響を受けます。
この案内は画像生成モデル提供終了のご案内に掲載されています。
料金の細かい条件や返金の扱いについては、Vrewの返金ポリシーに別途まとめられています。
Vrewについてよくある質問
公式サイトと公式の規約に書かれている範囲で、よく聞かれる点をまとめました。
Vrewは無料で使えますか?
公式の利用規約の第1条には「本サービスは、無料で提供される『無料サービス』と有料で提供される『有料サービス』に分かれます」と書かれています。公式トップページにも「無料ダウンロード」のボタンが用意されています。どこまでが無料でどこからが有料になるかは公式サイトの料金プランのページでご確認ください。
Vrewはブラウザだけで使えますか?
利用規約の第1条には、Vrewを「様々な環境でインストールして実行できるファイル・ウェブブラウザで提供できる形・モバイル端末にインストールできるアプリとして提供します」と書かれています。公式トップページにも「体験する」と「無料ダウンロード」の2つの入口が並んでいます。ただし公式ヘルプのシステムスペックはPCにインストールして使う前提で書かれています。
Vrewは会員登録しないと使えませんか?
利用規約の第1条では、利用者を「会員」と「会員登録をせずにサービスを利用する非会員」に分けて定義しています。非会員でも本サービスの利用契約の対象者として無料で利用できるとされていますが、「非会員の場合、サービス利用に一部の制限がある場合もあります」とも書かれています。
Vrewは何歳から使えますか?
利用規約の第3条と第4条に、満14歳未満の利用者が会員として登録したい場合は両親などの法定代理人の同意が追加で要求される、と書かれています。同意がある場合にのみ会員登録申請が承認されます。
VrewのAIが作った画像や音声は商用利用できますか?
利用規約の第12条には「利用者は、本サービスで提供される人工知能機能によって生成された画像ファイルやオーディオファイルコンテンツに関する所有権を有し、商業的または非商業的に制限なく利用することができます」と書かれています。あわせて、その利用によって生じる紛争から当社を免責する、という条件も同じ条文に記載されています。
Vrewにアップロードした動画はAIの学習に使われますか?
公式のデータ保護のページには「お客様のクリエイティブコンテンツをAI学習に利用することは決してありません」と書かれています。個人情報処理方針にも、プロジェクトファイルと中のコンテンツを学習のために使用しないこと、利用者の音声データをAIエンジンの性能改善のための学習データとして使用しないことが明記されています。
Vrewとは何かのまとめ
最後に、この記事で確認した内容を整理します。
- Vrewとは、韓国のVoyagerX, Inc.が開発・運営しているAI動画編集ソフト
- 中心にあるのは音声認識による自動字幕で、文字を編集する感覚で動画を編集できる
- 規約が挙げるAI機能は、自動字幕・音声合成・音声生成・クラウドの4つ
- テキストやPDFから動画を作る機能があり、文章が先で映像が後という順番で作れる
- 公式トップページの対応OSはMac、Windows、Ubuntuで、2026年9月11日時点の最新版は4.5.1
- 必要環境でも推薦環境でもインターネット接続は必須
- 対応コーデックは動画がH.264、音声がAAC
- AI機能で生成した画像・音声の所有権は利用者にあり、商業利用も可能と規約に明記
- アップロードしたコンテンツをAI学習に使わないことを公式が明言し、ISO/IEC 27001と27701の認証を取得
Vrewという名前を聞いて「AIで動画が全自動で作れるらしい」と受け取ると、実像から少しずれます。
公式の書き方に沿って言えば、Vrewは人が話した内容や書いた文章を、早く動画の形にするための道具です。
凝った映像表現を組み立てるための機能ではなく、伝えたい情報を持っている人が、それを動画として出すまでの時間を縮めるための機能が並んでいます。
まずは自分の手持ちの素材が、公式の対応コーデックと必要環境に合っているかを確認するところから始めるのが確実です。
動画以外のAIツールと組み合わせる前提で考えたい方は、生成AIの初心者向けの記事も参考になります。
この記事の内容は2026年9月11日に公式サイト・公式ドキュメントで確認したものです。料金や仕様は変わりますので、最新の情報は公式ページでご確認ください。


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