Adobe Fireflyを開いてみたものの、左側に並んだ設定が多くてどこから触ればいいのか分からない。
とりあえずプロンプトを入れて生成してみたけれど、思っていた絵と違うものが出てきて止まってしまった。
そう感じている方に向けて、アドビの公式ヘルプに書かれている手順だけを順番に整理しました。
この記事の情報は2026年9月11日時点で、公式ヘルプページを実際に取得して確認したものです。
画面の仕様は更新されますので、最新の手順はAdobe Firefly公式ヘルプの「説明テキストからの画像の生成」でご確認ください。
【結論】Adobe Fireflyの使い方は「モデルを選ぶ→設定を決める→プロンプトを書く→生成」の4段階
結論から書きます。
公式ヘルプに載っている手順を最短でまとめると、モデルの選択・設定の調整・プロンプトの入力・生成ボタンの4つです。
設定の項目は多いのですが、どれも省略して生成できます。
つまり最初はプロンプトだけ書いて生成しても動くということです。
設定は、出てきた絵が思っていたものと違ったときに、ひとつずつ効かせていくものだと考えると迷いません。
- 左パネルの「生成」から「画像を生成」を選ぶ
- 「一般設定」のモデルを選ぶ
- 縦横比・コンテンツタイプ・視覚的な適用量を決める
- 必要なら「構成」「スタイル」に参照画像を入れる
- 「効果」でカラーとトーン・照明・カメラアングルを指定する
- プロンプトを書いて「生成」を選ぶ
Adobe Fireflyを使い始める前に用意するもの
公式ヘルプの「Adobe Fireflyへのアクセス」には、開始前の条件が3つ書かれています。
- アドビアカウントを作成する
- Chrome、Microsoft Edge、Firefox、Safariのいずれかでアクセスする
- メールアドレス、またはGoogle・Facebook・Apple・Microsoft・LINEのいずれかのアカウントでログインする
LINEアカウントでログインできると公式ヘルプに明記されているのは、日本語環境では地味に便利な点です。
公式ヘルプの「Adobe Firefly FAQ」には、機能を使うための条件として安定したインターネット接続とAdobe IDの所有も挙げられています。
ブラウザさえあれば始められるので、アプリのインストールは前提になっていません。
入り口はAdobe Fireflyのアプリです。
Adobe Fireflyで画像を生成する手順を一覧で確認する
公式ヘルプに書かれている操作を、画面上の場所とセットで表にします。
| 順番 | 操作する場所 | やること |
|---|---|---|
| 1 | 左パネル | 「生成」→「画像を生成」を選ぶ |
| 2 | 一般設定のモデル欄 | アドビモデルかパートナーモデルを選ぶ |
| 3 | 縦横比 | 横・縦・正方形・ワイドスクリーンなどから選ぶ |
| 4 | コンテンツタイプ | 「アート」「写真」または自動選択を指定する |
| 5 | 視覚的な適用量スライダー | 視覚的な属性の強度を決める |
| 6 | 構成セクション | 参照画像をアップして構造・構図を合わせる |
| 7 | スタイルセクション | 参照画像の見た目・美観に寄せる |
| 8 | 効果 | カラーとトーン・照明・カメラ角度を指定する |
| 9 | プロンプトフィールド | 作りたい画像の詳細を書く |
| 10 | 生成ボタン | 画像バリエーションを作る |
この10ステップのうち、必須なのは1・9・10だけです。
残りは仕上がりを寄せるための調整だと考えてください。
通しの流れは公式ヘルプのチュートリアルページでも確認できます。
Adobe Fireflyで選べる画像モデルと、1回に出てくる枚数の違い
モデル選択は結果を大きく変えます。
公式ヘルプには、アドビのモデルとして4つが挙げられています。
そして選んだモデルによって1回の生成で出てくる画像の枚数が変わると明記されています。
| 画像モデル | 生成される画像の数 |
|---|---|
| Firefly Image 3 | 4つの画像バリエーション(クイックモード使用時はダウンロード前にアップスケール可能) |
| Firefly Image 4 | 4つの画像バリエーション |
| Firefly Image 4 Ultra | 単一の画像 |
| Firefly Image 5 | 単一の画像 |
つまり候補を並べて選びたいならImage 3かImage 4、1枚を作り込むならUltraかImage 5という使い分けになります。
公式ヘルプには、アドビのモデルに加えてパートナーモデルを選んで画像バリエーションを生成することもできると書かれています。
なお画像生成の設定項目そのものが、選んだモデルによって変わるという注記も付いています。
設定欄の並びが前と違うと感じたら、モデルを変えたせいだと考えると早いです。
Adobe Fireflyの縦横比は5種類から選ぶ
出力サイズの決め方も公式ヘルプに一覧があります。
- 横(4:3)
- 縦(3:4)
- 正方形(1:1)
- ワイドスクリーン(16:9)
- 縦長(9:16)
ただし注意点があります。
縦長(9:16)は、Firefly Image 4およびFirefly Image 4 Ultraで使用できると公式ヘルプに記載されています。
縦型のショート動画向けに9:16で作りたい場合は、先にモデルをImage 4系に合わせておく必要があるということです。
縦横比は「一般設定」パネルから選びます。
詳細は公式ヘルプの「画像の縦横比の設定」にまとまっています。
Adobe Fireflyの「コンテンツタイプ」と「視覚的な適用量」
絵の方向性を決める設定が2つあります。
1つ目がコンテンツタイプです。
公式ヘルプでは「アート」「写真」を選ぶか、プロンプトに基づいてFireflyに自動選択させるかを指定できると説明されています。
2つ目が視覚的な適用量のスライダーです。
これは画像の視覚的な属性の強度を設定するものと書かれています。
写真寄りにしたいのにイラストが出てくる、といったときに真っ先に触る場所がこの2つです。
AI画像生成の基本的な考え方から押さえたい方は、生成AI初心者向けの記事も参考になります。
Adobe Fireflyの「構成」と「スタイル」で参照画像を使う
言葉だけで寄せきれないときは、画像を見せて指示します。
公式ヘルプには2つの参照欄が説明されています。
| セクション | 何を参照するか | 調整できるもの |
|---|---|---|
| 構成 | 画像の構造や構図 | 強度スライダーでアウトライン適用量と深度の一致度を指定 |
| スタイル | 参照画像の視覚的なスタイルと美観 | 強度スライダーで参照画像にどれくらい忠実に従うかを制御 |
構成は「配置」、スタイルは「見た目」と覚えると混ざりません。
公式ヘルプのクイックモードの説明では、構成の参照として自分のスケッチをアップロードする使い方や、あらかじめ用意されたサンプルを選ぶ方法も案内されています。
ラフを描いてから構図だけ合わせる、という進め方が公式の手順として用意されているということです。
Adobe Fireflyの「効果」でカラーとトーン・照明・カメラアングルを指定する
効果は、プロンプトに書かなくても見た目を切り替えられる仕組みです。
公式ヘルプには、効果のカテゴリとして「人気」「テクニック」「流行」「効果」「コンセプト」「テーマ」「マテリアル」が挙げられています。
さらに3つの軸を個別に指定できます。
| 軸 | 公式ヘルプに載っている選択肢の例 |
|---|---|
| カラーとトーン | 白黒/寒色/金色/単色/落ち着いたカラー/パステルカラー/調色した画像/鮮やかなカラー/暖色 |
| 照明 | バックライト/ドラマチックな照明/ゴールデンアワー/強い光/長時間露出/弱い照明/多重露光/スタジオ照明/超現実主義の光 |
| カメラアングル | クローズアップ/ノーリング/風景写真/マクロ写真/窓越しの撮影/浅い被写界深度/見下ろす/あおり/表面のディテール |
公式ヘルプには、目的の効果を選ぶと選択したスタイルに合わせてカラー・照明・カメラアングルなどの要素が調整されると説明されています。
言葉で「ドラマチックな照明で」と書くより、選択肢から選んだほうが再現しやすい場面が多い部分です。
一覧は公式ヘルプの「生成された画像の効果」にあります。
Adobe Fireflyのプロンプトの書き方は公式が4つの指針を出している
プロンプトの書き方にも公式ページがあります。
公式ヘルプは「具体的に」「説明的に」「オリジナルに」「共感的に」という4つの見出しで整理しています。
プロンプトには少なくとも3つの単語を使い、「生成する」「作成する」などの単語は避けると明記されています。
主語・記述子・キーワードを含んだ、シンプルで直接的な言葉にこだわるという指針です。
公式ヘルプに載っている段階的な例が分かりやすいので引用します。
- 「猫の画像。」
- 「猫の画像、デジタルペインティング。」
- 「大胆な縞模様の猫、デジタルペインティング、2つのカラー、窓のそばに座っている、浅い被写界深度、サイバーパンクファンタジー。」
同じ被写体でも、情報を足すほど狙いに近づくという構造が見えます。
また「共感的に」の項目では、心温まる画像には「愛」「優しい」「遊び心のある」、力強い画像には「力強い」「強い」「高揚させる」といった単語を使うと説明されています。
画像内に文字を入れたい場合は、引用符でくくると公式ヘルプに書かれています。
詳細は公式ヘルプの「効果的なテキストプロンプトの記述」をご覧ください。
Adobe Fireflyの「プロンプト提案」と「プロンプト強化」
プロンプトを自分で磨かなくても、Firefly側が手伝う機能があります。
公式ヘルプでは「生成」ボタンの横にある「プロンプト機能」オプションから、2つを有効にできると説明されています。
- プロンプト提案:説明テキストを入力していくとFireflyがプロンプトを提案する
- プロンプト強化:Fireflyが自動的にプロンプトを改善する
ここにも条件が付いています。
プロンプト強化はFirefly Image 4およびFirefly Image 4 Ultraのモデルで利用可能と公式ヘルプに記載されています。
プロンプトを書くのが苦手なら、Image 4系を選んでプロンプト強化をオンにするのが公式に用意された近道ということになります。
Adobe Fireflyのクイックモードで試作を速く回す
何度も作り直す段階では、クイックモードが用意されています。
公式ヘルプによると、クイックモードは512×512の解像度で画像バリエーションを素早く生成する機能です。
使うにはモデルで「Firefly Image 3」を選び、クイックモードを有効にします。
気に入ったものが出たら「すべてアップスケール」を選ぶと、解像度が2000×2000に上がると記載されています。
このアップスケールは、生成された4枚すべての解像度を上げて1クレジットを消費すると明記されています。
公式ヘルプは、クイックモードが向く題材として「シンプルなトピック、背景、ほとんどのイラスト、および近距離で撮影したポートレート」を挙げています。
詳細は公式ヘルプの「クイックモードを使用して画像を素早く生成」にあります。
Adobe Fireflyで生成した画像をそのまま編集する
生成したあとの後処理も、同じ画面から続けられます。
公式ヘルプには、画像にカーソルを合わせたときに出る操作が表で整理されています。
| 操作 | 何が起きるか |
|---|---|
| 画像を編集 | Firefly画像エディターで開き、テキストベースのプロンプトで画像を変更できる |
| 塗りつぶし | 生成塗りつぶしエディターで開き、新しい要素の追加や既存要素の置換ができる |
| 削除 | 生成AI削除エディターで開き、不要な要素を削除できる |
| アップスケール | 生成アップスケーラーで開き、画像の品質と解像度を上げる |
| 類似の項目を生成 | 調整された設定でプロンプトを再実行し、バリエーションを作る |
| 構成参照として使用 | その画像を構成参照にして新しいセットを生成する |
一度作った画像を、次の生成の参照画像として使い回せるのがこの並びの要点です。
気に入った1枚を軸にして、そこから枝を伸ばす進め方ができます。
Adobe Fireflyの生成履歴とファイルの探し方
作った画像は自動で残ります。
公式ヘルプには、プロンプトバーの上にある履歴アイコン、または「すべてを表示」オプションを選ぶと、生成したすべての画像を表示できると書かれています。
その操作で「マイファイル」ページの「生成の履歴」タブへリダイレクトされるという説明です。
グリッド表示に切り替えるアイコンや、リスト表示にして一度にすべてダウンロードするアイコンも案内されています。
リスト表示では「設定を使用」と「さらに生成」という2つの操作が選べます。
公式ヘルプによると、「設定を使用」にはテキストプロンプトは含まれず、「さらに生成」は設定とプロンプトの両方を使うという違いがあります。
他のAI画像ツールの操作と比べたい方は、Midjourneyの使い方を整理した記事も合わせてご覧ください。
Adobe Fireflyの使い方でつまずきやすい3つの原因
公式ヘルプの記載から、手が止まりやすい箇所を整理します。
1つ目はモデルによって設定項目も出力枚数も変わることです。
公式ヘルプに「画像生成の設定は、選択するモデルによって異なります」という注記がある以上、手順書どおりに画面が出ないのは普通に起こります。
2つ目は縦長(9:16)がImage 4系限定という制約です。
3つ目はプロンプトが短すぎることです。
公式ヘルプが最低3単語を求めているのは、短いプロンプトでは狙いが伝わらないという前提があるからです。
思った絵が出ないときは、設定をいじる前にプロンプトの情報量を増やすほうが早い場面が多くあります。
生成回数には生成クレジットという枠がありますので、試行回数の管理は公式ヘルプの生成クレジットFAQで確認してください。
Adobe Fireflyの使い方についてよくある質問
Adobe Fireflyはアプリのインストールが必要ですか
公式ヘルプの「Adobe Fireflyへのアクセス」には、Chrome、Microsoft Edge、Firefox、Safariのいずれかでアクセスすると書かれています。ブラウザから利用する形が案内されています。
Adobe Fireflyで1回生成すると何枚出てきますか
選んだモデルによります。公式ヘルプの表では、Firefly Image 3とFirefly Image 4が4つの画像バリエーション、Firefly Image 4 UltraとFirefly Image 5は単一の画像と記載されています。
Adobe Fireflyで縦長の9:16を選べないのはなぜですか
公式ヘルプに「縦長(9:16)は、Firefly Image 4およびFirefly Image 4 Ultraで使用できます」と注記されています。ほかのモデルを選んでいる場合は表示されません。
Adobe Fireflyのプロンプトは日本語で書けますか
公式ヘルプのプロンプト解説ページには日本語の作例が並んでいます。ただしアドビの生成AIユーザーガイドラインには、アドビが明示的にサポートしていない言語では品質が低下する可能性があると書かれています。
Adobe Fireflyで画像の中に文字を入れられますか
公式ヘルプのクイックモードの説明に、画像内のテキストを指定する場合は引用符を使うという案内があります。
Adobe Fireflyで作った画像はどこに保存されますか
公式ヘルプによると、生成した画像は「マイファイル」ページの「生成の履歴」タブから確認できます。プロンプトバーの上にある履歴アイコンから移動できます。
Adobe Fireflyの使い方のまとめ:最初はプロンプトだけ、次に設定を1つずつ
- 手順の骨格は「モデルを選ぶ→設定を決める→プロンプトを書く→生成」の4段階
- 必須なのはプロンプトと生成ボタンだけ。設定はすべて後から効かせられる
- モデルで出力枚数が変わる。候補を比べたいならImage 3かImage 4、1枚を作り込むならUltraかImage 5
- 縦長(9:16)はImage 4系のみ。先にモデルを合わせる
- プロンプトは3単語以上。「生成する」「作成する」という言葉は避ける
- 試作はクイックモード(512×512)で回し、気に入ったらアップスケールして2000×2000にする
- 生成した画像はそのまま編集・削除・参照画像として再利用できる
最初から全部の設定を理解しようとすると、触る前に疲れてしまいます。
まずプロンプトだけで数回生成して、出てきた絵の「どこが違うか」を1つ言語化してください。
その1つに対応する設定だけを触る、という順番が最短です。
機能の全体像は公式ヘルプのAdobe Firefly の概要にまとまっています。
この記事の内容は2026年9月11日に公式サイト・公式ドキュメントで確認したものです。料金や仕様は変わりますので、最新の情報は公式ページでご確認ください。


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