
大人の友達の作り方は、同じ人とくり返し会える場所に通い続けることがいちばんの近道です。
うさみほ大人になってから、友達ってどうやって作るの?
50代・60代で新しい仲間ができた人の例と、今日から動ける手順をまとめました。
一度きりの集まりより、習い事や講座のように毎週・毎月顔を合わせる場のほうが、話すきっかけが自然に増えていきます。
大人になると友達ができにくいのは、出会う場所とくり返し会う機会が減るから
近道は習い事・講座・地域の活動など、定期的に同じ人と会える場所に通うこと
通い始めたら3回は続けて、あいさつと小さな声かけから
75歳で講習会に参加し、同世代とLINEグループを作った例もある(産経新聞)
AI講座を受講中の筆者が、2026年9月24日時点に内閣府の高齢社会白書と産経新聞の記事を確かめてまとめました。
友達づくりに正解は1つではないので、自分に合いそうなところから試してみてください。
大人になると友達ができにくい理由
大人になると友達ができにくいのは、性格の問題というより、人と出会う「しくみ」が減るからです。
学生のころは、クラスや部活で同じ顔ぶれと毎日のように会えました。
社会人になると、会うのは職場の人と家族が中心になり、新しい人と知り合う機会そのものが少なくなっていきます。
会う場所が固定される
通勤先と自宅、いつものお店を行き来するだけだと、顔見知りは増えても、話し込む相手まではなかなか増えません。
友達になるには、同じ相手と何度も顔を合わせる「くり返し」が欠かせないもの。
一度会っただけの相手とは、次に会う理由がないまま終わりがちです。
仕事と家のことで予定が埋まる
40代・50代は、仕事の責任や子育て、親の介護が重なりやすい時期です。
自分のための予定は後回しになり、気づけば休日も用事だけで終わってしまいます。
定年や子どもの独立で時間ができてから、話せる相手が少ないと気づく人もいるでしょう。
自分から声をかけにくくなる
大人になるほど「断られたら気まずい」「迷惑かもしれない」と考えて、誘う一歩が重くなりがち。
相手も同じように声をかけられるのを待っていることが多く、どちらも動かないまま時間が過ぎていきます。
逆にいえば、声をかけるきっかけが用意された場所に身を置くだけで、友達づくりはぐっと楽になります。
白書で見る友人・仲間と生きがい
内閣府 令和4年版高齢社会白書では、65歳以上の人の79.6%が、親しくしている友人・仲間を持っていると感じていると答えています。
| 調査の項目(65歳以上) | 割合 |
|---|---|
| 親しい友人・仲間を「たくさん持っていると感じる」 | 5.3% |
| 親しい友人・仲間を「普通に持っていると感じる」 | 39.1% |
| 親しい友人・仲間を「少し持っていると感じる」 | 35.1% |
| 上の3つを合わせた割合 | 79.6% |
同じ調査では、親しい友人・仲間をより多く持っていると答えた人ほど、生きがいを「十分感じている」人の割合が高いという結果も出ています。
年齢を重ねてからの友達は、毎日の楽しさそのものにつながる存在だといえそうです。
大人の友達の作り方5ステップ
大人の友達の作り方を、今日から動ける5つのステップに分けました。
「友達を作ること」だけを目的にすると、どこへ行けばいいのか迷ってしまいます。
習いたいこと・やってみたいことを先に決めると、同じ興味を持つ人が集まる場所が見えてきます。
1回きりのイベントより、月に何度か同じメンバーで集まる講座やサークルを選びましょう。
顔を合わせる回数が増えるほど、会話も自然に増えていきます。
1回目は緊張して当たり前です。
3回ほど通うと顔と名前が一致してきて、あいさつ以上の話がしやすくなります。
帰り道にお茶に誘う、分からなかったところを教え合うなど、小さなきっかけで十分です。
相手の作品や工夫をほめるのも、話を広げるよいきっかけになります。
LINEのグループを作っておくと、次の集まりの連絡がぐっと楽になります。
「次回もよろしくお願いします」の一言で、関係が次へつながります。
いきなり「友達になってください」と言う必要はありません。
同じことを一緒に楽しむ時間を重ねるうちに、気づけば友達になっているのが大人の友達づくりです。
50代・60代の大人が友達を作れる場所
50代・60代の大人が友達を作れる場所を、通い方の違いで並べました。
| 場所 | どんな場所か | 向いている人 |
|---|---|---|
| 習い事・カルチャー教室 | 同じ講座に毎週・毎月通う | 学びたいことがある人 |
| 自治体の講座・公民館 | 市区町村が開く講座やサークル | 近所で仲間がほしい人 |
| ボランティア活動 | 地域の活動を一緒に担う | 人の役に立ちたい人 |
| シルバー人材センター | 地域の仕事やサークル活動に参加する | 60歳以降も働きたい人 |
| 趣味のサークル・スポーツ | ウォーキング・合唱・囲碁など | 体や声を動かしたい人 |
| オンラインの講座 | 自宅からビデオ通話で参加する | 外出がむずかしい人 |
習い事・カルチャー教室
習い事は、同じ曜日・同じ時間に同じ人が集まるので、友達づくりにいちばん向いている場所です。
先生や教室の人が話すきっかけを作ってくれるので、自分から話しかけるのが苦手な人でも入りやすいでしょう。
体験レッスンや見学ができる教室なら、雰囲気を確かめてから決められます。
見学のときは、休み時間に生徒どうしが話しているかも見ておくと参考になるでしょう。
グループで作業する講座や、発表会がある講座を選ぶと、自然に会話が生まれやすくなります。
地域の講座とボランティア
市区町村の広報紙や公民館の掲示板には、地域の講座やサークルの案内がよく載っています。
ボランティアの情報は、全国社会福祉協議会 地域福祉・ボランティア情報ネットワークのように社会福祉協議会の窓口から探せます。
近所の人と知り合えるので、会ったあとも道ですれ違ったときに声をかけやすいのが良いところです。
シルバー人材センター
全国シルバー人材センター事業協会の公式サイトでは、シルバー人材センターを、60歳以降の人が仕事だけでなくサークル活動などもできる組織として紹介しています。
働きながら同世代の仲間ができるので、仕事と友達づくりを両立したい人に向いています。
- 家から無理なく通える距離か
- 月に何回同じメンバーで集まるか
- 費用と入会の条件が自分に合っているか
趣味のサークル・スポーツ
ウォーキングや合唱、囲碁・将棋のようなサークルは、好きなことが同じ人どうしで集まるので話題に困りません。
体を動かす活動は、終わったあとの「おつかれさま」のひと言が、そのまま会話のきっかけになります。
地域のスポーツセンターや公民館に、会員を募集しているサークルの案内が出ていないか見てみましょう。
オンラインの講座
体力や住まいの都合で外出がむずかしい人は、オンラインの講座から始める方法もあります。
画面越しでも、同じメンバーで何回か顔を合わせるうちに、名前を覚え合えるようになります。
ただ、オンラインだけだと会話が続きにくいこともあるので、対面の集まりがある講座だとさらに安心です。
迷ったら、続けられる頻度と距離で選ぶのがコツです。
習い事で大人の友達ができる人の共通点
習い事で大人の友達ができる人には、いくつかの共通点があります。
同じ曜日に通い続ける
同じ曜日・同じ時間に通うと、毎回顔を合わせる人が決まってきます。
出たり休んだりをくり返すより、決まった枠で通い続けるほうが覚えてもらいやすいもの。
自分から先にあいさつする
「こんにちは」「今日もよろしくお願いします」の一言を、自分から先に言うだけで印象が変わります。
あいさつを重ねるうちに、天気や講座の話など、軽い会話が自然に続くようになるでしょう。
分からないことを素直に聞く
「ここ、どうやりました?」と隣の人に聞くのは、話しかけるきっかけとしてとても自然です。
教え合う時間は、大人の友達づくりでいちばん打ち解けやすい瞬間の1つです。
昔の肩書きを持ち込まない
前の職場での役職や経歴の話ばかりだと、相手は身構えてしまいます。
習い事の場では、同じことを学ぶ仲間として、対等な立場で話すほうが打ち解けやすいでしょう。
今どんなことを楽しんでいるか、これから何をやってみたいかを話すと、相手も話を合わせやすくなります。
- 同じ曜日・同じ時間に通い続ける
- 自分から先にあいさつする
- 分からないことを素直に聞く・教え合う
- 昔の肩書きより今の楽しみを話す
大人の友達づくりで使える会話のきっかけ
大人の友達づくりでは、最初のひと言が出てこなくて困る人が多いものです。
場面ごとに、そのまま使える声のかけ方を並べました。
| 場面 | 声のかけ方の例 | ねらい |
|---|---|---|
| 講座が始まる前 | 「先週の内容、覚えられました?」 | 共通の話題から入る |
| 作業の途中 | 「ここ、どうやりました?」 | 教え合うきっかけを作る |
| 講座が終わったあと | 「このあとお茶でもどうですか?」 | 少しだけ時間を延ばす |
| 次の回の前 | 「次回もよろしくお願いします」 | また会う前提を作る |
| 連絡先を聞くとき | 「次の予定、LINEで回しましょうか」 | 用事を理由にする |
どれも、相手を持ち上げたり自分を大きく見せたりする言葉ではありません。
同じ講座に通う仲間どうしだからこそ使える、ちょっとした声かけばかりです。
聞き役に回ると話が続く
会話が苦手な人は、自分が話すより、相手の話を聞く側に回ると楽になります。
「どうしてこの講座を選んだんですか?」と聞くと、相手の好きなことや今の暮らしが自然に見えてきます。
相手の答えに「いいですね」と返すだけでも、会話はちゃんと続いていくもの。
断られても気にしない
お茶に誘って断られても、相手に用事があっただけのことがほとんどです。
次の回にまた普通にあいさつすれば、関係が悪くなることはまずありません。
大人の友達づくりは、何度か声をかけ合ううちに少しずつ近づいていくものだと考えておきましょう。
大人の友達づくりの実例|講習会で同世代とLINEグループを作った75歳(産経新聞より)
大人の友達づくりの実例として、産経新聞「シニアこそAI学習 作曲や小説執筆…新たな趣味と友人づくり」(2026年9月4日)では、AI教室の講習会に参加した75歳の女性の話が紹介されています。
愛知県に住むこの女性は、今年の6月にAI教室に入会し、対面の講習会に初めて参加しました。
記事によると、参加したのは「何かできるようになりたい」という思いからだったそうです。
講習会のあと、その日に出会った同世代の女性たちとLINEのグループを作ったと記事は伝えています。
記事には「新しい友達もできて」「来てよかった」という女性の言葉が載っています。
講習会はグループで進んだ
記事で紹介された講習会は、7月に東京・新宿で開かれ、約40人が参加したものです。
4〜5人ずつのグループに分かれて、自己紹介から始まりました。
ChatGPTで自分の性格を診断したり、写真を使って自己紹介のポスターを作ったりしたそうです。
年齢も住んでいる場所もバラバラな参加者が、教え合いながら交流を深めていたことも記事から分かります。
この例から分かる3つのポイント
- 同世代が集まる場だったので、話が合いやすかった
- グループで手を動かす作業が、会話のきっかけになった
- その日のうちにLINEでつながったので、次に会う約束がしやすい
「友達を作りに行った」のではなく、一緒に何かをする場に行った結果として仲間ができた点が大事です。
この考え方は、AI教室に限らず、どの習い事にもそのまま当てはまります。
LINEのグループは、あいさつ程度のやりとりでも、次の集まりの連絡に使えるので便利です。
大人の友達づくりで気をつけたいこと
大人の友達づくりには、若いころとは違う注意点もあります。
お金の話には距離を置く
仲良くなった相手から、投資や副業のもうけ話を持ちかけられるケースもあります。
国民生活センター 儲け話に関するトラブルにご注意!のページのように、公的な相談窓口ももうけ話への注意を呼びかけています。
知り合いからの話でも、その場で契約しないことを決めておくと安心です。
返事をせかされたときは、家族や地域の消費生活センターに相談してから決めても遅くありません。
最初から深く付き合いすぎない
知り合ってすぐに毎日連絡を取り合うと、どちらかが疲れてしまうことがあります。
まずは講座のある日に会って話す、くらいの距離感から始めるのが長続きするコツでしょう。
合わない場所は無理に続けない
雰囲気が合わないと感じたら、ほかの講座やサークルに移っても問題ありません。
合う場所が見つかるまで、2〜3か所を試してみるくらいの気持ちで大丈夫です。
家族に予定を伝えておく
新しい集まりに通い始めたら、曜日や行き先を家族に伝えておくと安心です。
家族の理解があると、帰りにお茶をしてくる日も気兼ねなく楽しめるでしょう。
グループの通知を調整する
LINEのグループは、人数が増えると通知が多くなりがちです。
通知を切っておき、自分のペースで読むようにすると、気持ちよく続けられます。
大人の友達の作り方でよくある質問
大人の友達の作り方について、よく聞かれる質問に答えます。
- 50代・60代からでも友達はできますか?
-
できます。
内閣府の令和4年版高齢社会白書では、65歳以上の人の79.6%が、親しくしている友人・仲間を持っていると感じているという結果でした。
同じ人とくり返し会える場所に通えば、年齢に関係なく仲間は作れます。
- 人見知りでも大人の友達は作れますか?
-
作れます。
グループで作業する講座や、先生が話すきっかけを作ってくれる習い事を選ぶと、自分から話しかけなくても会話が生まれます。
まずはあいさつだけを続けてみてください。
- 習い事に一人で参加しても大丈夫ですか?
-
大丈夫です。
一人で参加する人のほうが、周りの人と話すきっかけが生まれやすいこともあります。
産経新聞の記事の75歳の女性も、講習会で初めて会った人たちとLINEグループを作っていました。
- 近くに通える場所がない場合はどうすればいいですか?
-
オンラインの講座やコミュニティから始める方法があります。
画面越しでも同じメンバーで何回か会ううちに、名前を覚え合えるようになります。
- 大人の友達とはどのくらいの頻度で会えばいいですか?
-
決まりはありません。
講座やサークルで月に数回顔を合わせるだけでも、十分に友達と呼べる関係になります。
無理に予定を増やさず、お互いが続けやすいペースを大切にしてください。
- 友達ができるまでどのくらいかかりますか?
-
人によって違います。
目安として、同じ場所に3回ほど続けて通うと、顔と名前が一致して話しやすくなります。
すぐに親しくならなくても、あせらずに通い続けることが大切です。
- 友達を作るのにお金はかかりますか?
-
場所によります。
自治体の講座やボランティアは費用がかからないか少額のことが多く、習い事やカルチャー教室は受講料がかかります。
まずは費用の少ない場所から試すのも1つの方法です。
大人の友達づくりにも役立つおすすめのAI講座
新しいことを学びながら同世代の仲間もほしい大人には、AIの講座も選択肢に入ります。
スマホやパソコンで使えるAIは、写真や文章づくりなど、趣味にもそのまま生かせるのが魅力です。
スタートAI|対面の講習会もある講座
スタートAIは、株式会社スケールエーアイが運営するAIの教室です。
産経新聞の同じ記事によると、利用者の約9割が50代以上で、動画の講座とオンラインセミナーに加えて、月に1、2回は東京都内などで対面の講習会を開いています。
75歳の女性がLINEグループを作ったのも、この教室の講習会でした。
学長の栗須俊勝さんは、講習会で「AIにずっと触れ続けてもらいたい」と話していたそうです(出典:産経新聞「シニアこそAI学習 作曲や小説執筆…新たな趣味と友人づくり」(2026年9月4日))。
受講料は198,000円(税込)です(出典:スタートAI公式 特定商取引法に基づく表記)。
ほかの講座との料金の比べ方は、スタートAIの料金を7社と比べた記事で詳しく紹介しています。↓


まずは無料ウェブセミナーで確かめる
入会の前に、Zoomで参加する2時間半の無料ウェブセミナーを受けて中身を確かめられます(出典:スタートAI 無料ウェブセミナーの公式ページ)。
無料ウェブセミナーはオンラインなので、その場で友達ができる場ではない点は知っておいてください。
参加はパソコンかタブレットがおすすめで、受けられるのは1人1回までです。
申込ページのよくある質問では、入会を強制することはないと答えています(出典:スタートAI 無料ウェブセミナーの公式ページ)。
参加した様子は、スタートAIの無料セミナーに参加した記事にまとめました。↓


\同世代とAIを学ぶ場をのぞいてみる/
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参加無料・12冊のAI教材特典つき(2026年9月24日時点)
まとめ|大人の友達はくり返し会える場所で作る
大人の友達の作り方について、この記事のポイントをまとめます。
- 大人になると出会う場所とくり返し会う機会が減る
- 近道は習い事・講座・地域の活動に定期的に通うこと
- 通い始めたら3回は続けて、自分からあいさつする
- 教え合いは打ち解けるいちばんのきっかけ
- 75歳で講習会に参加し、同世代とLINEグループを作った例もある
- お金の話には距離を置き、合わない場所は無理に続けない
友達づくりは、「一緒に何かをする場」を1つ持つところから始まります。
気になる習い事や講座があれば、まずは1回だけのぞいてみてください。
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