
としかつ定年してから家内と一日中顔を合わせるようになってね。
夫婦で趣味でも持てたらいいんだけど、好みが全然ちがうんだよ…



好みがちがうのは、どのご夫婦も同じです。
全部をいっしょにしなくても、「ふたりでやること」を1つ決めるだけで、毎日の空気が変わりますよ。
夫婦の趣味は、ふたりで楽しむものを1つ、それぞれ別に楽しむものを1つずつ持つと、ちょうどいい距離で長く続けられます。
ふたりで楽しむ趣味は、お互いに「少しなら興味がある」ものから選び、まず1か月だけ試してみるのが確実です。
60歳からの平均余命は男性23.86年・女性29.07年で、夫婦で過ごす時間はとても長い
男女で楽しむ割合が近いのは音楽鑑賞・映画鑑賞、差が大きいのは料理・手芸・日曜大工
夫婦でできる趣味は散歩・旅行・園芸・料理・写真・映画・AIを使った創作など
好みが合わないときは「いっしょ」と「別々」を分けるとうまくいく
この記事は、筆者が、総務省統計局・内閣府・厚生労働省の公式ページを2026年9月24日に開いて確かめてまとめました。
この記事を読めば、ふたりで試してみる趣味の候補が決まります。
「もっと早くふたりの楽しみを作っておけばよかった」と後悔しないために、今週末にできることまで書きました。
夫婦で趣味を持つといい理由
夫婦の趣味は、ふたりの会話を増やし、定年後の長い時間を楽しいものに変えてくれます。
定年後、夫婦で過ごす時間はとても長い
厚生労働省の令和7年簡易生命表では、60歳の平均余命は男性23.86年・女性29.07年、65歳では男性19.68年・女性24.52年です(出典:厚生労働省「令和7年簡易生命表の概況(主な年齢の平均余命)」)。
仕事を離れたあとも、20年以上を夫婦で過ごす人が多いということになります。
会社に通っていたころは、平日の昼間はそれぞれ別の場所にいました。
定年でその時間が一気に家の中に移ると、話すことがない、相手の予定が気になる、という悩みが出てきやすくなります。
ふたりで楽しめる趣味があれば、共通の話題と、いっしょに出かける予定が自然に生まれます。
活動に参加すると生きがいが増す
内閣府の令和7年版高齢社会白書では、この1年間に何らかの社会活動に参加した65歳以上の人のうち、生きがいを「十分感じている」「多少感じている」人は84.6%でした(出典:内閣府「令和7年版高齢社会白書」)。
どの活動にも参加しなかった人に比べて、23.0ポイント高くなっています(出典:同上)。
夫婦で地域の集まりや講座に顔を出すことは、ふたりの生きがいを育てることにもつながります。
お互いの「知らない一面」が見える
長く連れそった夫婦でも、趣味の場では、相手の意外な得意なことや、楽しそうな顔に気づくことがあります。
新しいことをいっしょに始めると、どちらも初心者なので、教え合ったり笑い合ったりする時間が増えます。
夫婦でできる趣味の例
夫婦でできる趣味を、「外で楽しむ」「家で楽しむ」「体を動かす」の3つに分けて紹介します。
外でいっしょに楽しむ趣味
| 趣味 | 夫婦で楽しむコツ |
|---|---|
| 散歩・ウォーキング | 季節ごとにコースを変え、途中のカフェを楽しみにする |
| 日帰り旅行・温泉 | 行き先を交代で決めると、相手の好みが分かる |
| 美術館・博物館めぐり | 見終わったあとに、気に入った1点を教え合う |
| 御朱印・神社仏閣めぐり | 集めたものが増えていくのが、ふたりの記録になる |
| 写真散歩 | 同じ景色を別々に撮って見比べると、会話がはずむ |
家でいっしょに楽しむ趣味
| 趣味 | 夫婦で楽しむコツ |
|---|---|
| 料理・パン作り | 週に1回だけ「ふたりで作る日」を決める |
| 映画・ドラマ鑑賞 | 若いころに見た作品を見直して、思い出を話す |
| 園芸・家庭菜園 | 水やりと収穫を分担して、育つのをいっしょに楽しむ |
| 囲碁・将棋・トランプ | 勝ち負けより、1日1局の習慣にする |
| AIを使った創作 | ふたりの思い出の写真を整えたり、歌を作ったりする |
体を動かす趣味
| 趣味 | 夫婦で楽しむコツ |
|---|---|
| グラウンド・ゴルフ | 地域のクラブに夫婦で入ると、知り合いが一度に増える |
| 社交ダンス | ふたり1組で習うので、夫婦ならではの楽しみがある |
| ヨガ・ストレッチ | 朝の10分をふたりの習慣にする |
| 登山・ハイキング | 低い山から始めて、体力に合わせて少しずつ遠くへ |
持病がある人や、しばらく運動していない人は、体を動かす趣味を始める前に、かかりつけの医師に相談してください。
旅行を夫婦の趣味にするコツ
夫婦の趣味として旅行を選ぶ人は多いですが、年に1回の大きな旅行だけだと、次の予定までの間が空いてしまいます。
近場の日帰り旅行を月に1回の決まった楽しみにすると、行き先を調べる時間も含めて、ふたりの趣味として続けやすくなります。
行き先を決める人を交代にすると、相手が選んだ場所で、自分では選ばなかった楽しみに出会えるのも、交代制のよいところです。
旅先で撮った写真を1冊のアルバムや動画にまとめておくと、あとで見返すたびに会話が生まれ、次の行き先を決めるヒントにもなるでしょう。
スマホのAIに「60代の夫婦で、階段が少なく、日帰りで行ける場所」と条件を伝えて候補を出してもらうと、計画を立てる時間も楽しめます。
AIで歌を作る方法は、AI作曲を50代・60代で始める方法をまとめた記事で紹介しています。↓


夫婦の趣味の選び方
夫婦の趣味は、次の手順で選ぶと、どちらかが無理をせずに続けられます。
やってみたいこと・昔好きだったことを、夫と妻がそれぞれ紙に5つずつ書きます。
ふたりのリストを見せ合い、重なっているもの、相手のリストで「少し興味がある」ものに印をつけます。
印がついた中から1つ選び、道具をそろえる前に1か月だけ試します。
1か月たったら、「続けたいか」「やり方を変えたいか」をお互いに話します。
選ぶときに見る3つのこと
体力:ふたりのうち体力が少ないほうに合わせられるか
お金:年金暮らしになっても、ふたり分を続けられるか
頻度:週に1回など、無理のない回数で楽しめるか
どちらかが「付き合わされている」と感じると、趣味は長く続きません。
決めるときは、ふたりとも「やってみたい」と言えるものだけを候補にするのがコツです。
夫婦で趣味が合わないときの工夫
夫婦の趣味が合わないのは、珍しいことではありません。
総務省統計局の令和3年社会生活基本調査(10歳以上の全年齢)でも、男女で楽しんでいる趣味には差があります(出典:総務省統計局「令和3年社会生活基本調査 結果の概要」)。
| 趣味 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| CD・スマートフォンなどによる音楽鑑賞 | 53.3% | 53.7% |
| 映画館以外での映画鑑賞(テレビ・DVDなど) | 53.0% | 52.4% |
| 園芸・庭いじり・ガーデニング | 20.3% | 31.4% |
| 趣味としての料理・菓子作り | 9.0% | 28.5% |
| 編み物・手芸 | 0.8% | 16.5% |
| 日曜大工 | 17.4% | 4.8% |
| スマートフォン・家庭用ゲーム機などによるゲーム | 46.6% | 39.3% |
この数字は夫婦に限ったものではありませんが、音楽や映画のように男女の差がほとんどない趣味もあれば、料理や手芸のように差が大きい趣味もあります。
「好みが合わないのは当たり前」と考えて、差が小さい趣味から、ふたりの楽しみを探すと見つけやすくなります。



家内は料理教室に夢中だけど、わたしは台所に立ったこともなくてね…
今さら付き合うのもなあ。



無理に同じことをしなくて大丈夫です。
「作るのは奥さん、道具をそろえたり買い出しの荷物を持ったりするのはご主人」のように、役割を分けて同じ趣味に関わる方法もありますよ。
「いっしょ」と「別々」を分ける
夫婦の趣味は、何でもいっしょにする必要はありません。
週に1回はふたりで出かけ、ほかの日はそれぞれの趣味を楽しむ、というように分けると、お互いに気をつかいすぎずに済みます。
別々の趣味で見聞きしたことを、夕食のときに話すだけでも、立派な共通の話題になります。
相手の趣味のお客さんになる
相手の趣味を自分もやるのではなく、発表会を見に行く、作った料理を味わう、というように「お客さん」として関わる方法もあります。
ほめてもらえる相手がいると、趣味を続ける励みになるので、夫婦の関係にもよい影響があります。
夫婦以外の仲間を作りたい人は、大人の友達の作り方をまとめた記事も参考になります。↓


夫婦で学ぶ趣味の始め方
夫婦の趣味として、ふたりで何かを学び始めるのもおすすめです。
どちらも初心者の状態から始められるので、「教える側」「教わる側」に偏らず、対等に楽しめます。
65歳以上の約3割が学んでいる
内閣府の令和7年版高齢社会白書では、65歳以上の人の28.4%が、何らかの学習活動に参加していると答えています(出典:内閣府「令和7年版高齢社会白書」)。
| 学んでいる内容 | 65歳以上の割合 |
|---|---|
| 家政・家事(料理・裁縫・家庭経営など) | 12.0% |
| 芸術・文化 | 10.6% |
| パソコンなどの情報処理 | 10.4% |
| 人文・社会・自然科学(歴史・経済など) | 6.3% |
| 英語 | 4.2% |
料理・芸術・パソコンは、夫婦のどちらかが得意でなくても、いっしょに始めやすい分野です。
たとえば、料理教室は妻、パソコン講座は夫が先に興味を持つ、というように、入り口がちがっても大丈夫です。
学ぶ趣味を夫婦で続けるコツ
同じ講座に通うか、別々に学んで教え合うかを先に決める
家で週に1回、学んだことを見せ合う時間を作る
できたことを写真や作品で残すと、続ける励みになる
相手のほうが上達が早くても、比べずに「すごいね」と言える関係でいることが、長く続けるいちばんのコツです。
夫婦で同じ講座に通うと、行き帰りの道で感想を話せるので、自然と会話が増えます。
パソコンやAIを学べる地域の講座の探し方は、シニア向けAI教室の選び方をまとめた記事で紹介しています。↓


始めるなら定年の前後がちょうどいい
子どもが独立したあとや、定年の少し前は、夫婦の時間の使い方が変わる区切りです。
その区切りに合わせて、ふたりで1つ学び始めておくと、定年後の毎日にすぐ「予定」ができます。
定年してしばらくたってからでも、もちろん遅くはありません。
思い立ったときが、ふたりの新しい習慣を始めるいちばんいいタイミングです。
お金をかけずに夫婦で楽しめる趣味
夫婦の趣味は、ふたり分のお金がかかるので、無理なく続けられる金額かどうかも大切です。
| 趣味 | かかるお金の目安 | 始め方 |
|---|---|---|
| 散歩・ウォーキング | 歩きやすい靴があればほぼ0円 | 近所の公園や川沿いのコースを決める |
| 図書館めぐり | 利用カードを作れば0円 | ふたりで1冊ずつ借りて、読んだ感想を話す |
| 家庭菜園(ベランダ) | 苗や鉢で数百円から | 育てやすいミニトマトやハーブから始める |
| 公民館の講座 | 無料か材料費程度のものが多い | 市区町村の広報誌で夫婦で参加できる講座を探す |
| 写真・動画づくり | スマホがあれば0円 | 散歩や旅行の写真を、1本の動画にまとめてみる |
かかるお金は目安で、住んでいる地域や選ぶ道具によって変わります。
スマホでふたりの楽しみを増やす
スマホがあれば、撮った写真をアルバムにまとめたり、離れて暮らす子どもや孫に送ったりと、ふたりの思い出を形に残せます。
AIに話しかけて、旅行の計画を立てたり、夕食の献立を相談したりするのも、夫婦の会話のきっかけになります。
AIとの会話を楽しむ方法は、AIの話し相手アプリを無料で始める方法をまとめた記事で紹介しています。↓


夫婦それぞれで、やってみたいことを5つ書き出す
ふたりで30分だけ近所を散歩してみる
市区町村の広報誌で、夫婦で参加できる講座を1つ探す
夫婦の趣味で後悔しやすい3つのこと
夫婦の趣味を始めるときに、あとから「こうすればよかった」と感じやすいのは、次の3つです。
最初に高い道具を2人分そろえてしまう
どちらかの趣味に、もう一方を付き合わせてしまう
「落ち着いたら」と先のばしにしてしまう
道具は2人分そろえない
夫婦で始めると、道具も2人分になるので、合わなかったときの出費が大きくなります。
最初の1か月は、レンタルや体験教室、手持ちの物で試すと決めておくと安心です。
続けると決めてから、少しずつ買い足していけば十分です。
付き合わせない
「せっかくだから」と相手を誘い続けると、相手にとっては義務になり、夫婦の空気が重くなることがあります。
誘うのは1回だけにして、断られたら自分ひとりで楽しそうに続けるほうが、かえって相手が興味を持つこともあります。
先のばしにしない
「孫の世話が落ち着いたら」「家の片づけが終わったら」と待っているうちに、体力や気力が落ちてしまうこともあります。
全部が落ち着くのを待たずに、週に30分だけから始めてみてください。
夫婦の趣味についてよくある質問
夫婦の趣味について、よく聞かれる質問に答えます。
- 夫婦でできる趣味には、どんなものがありますか?
-
散歩・日帰り旅行・美術館めぐり・料理・映画鑑賞・園芸・写真・グラウンドゴルフ・社交ダンス・AIを使った創作などがあります。
外で楽しむもの、家で楽しむもの、体を動かすものから1つずつ考えると選びやすくなります。
- 夫婦で趣味が合わないときはどうすればいいですか?
-
何でもいっしょにする必要はありません。
週に1回だけふたりで楽しむ趣味を決め、ほかの日はそれぞれの趣味を楽しむように分けると、お互いに無理をせずに続けられます。
- 夫婦の趣味は、どうやって決めればいいですか?
-
夫と妻がそれぞれやってみたいことを5つずつ書き出し、重なるものや相手のリストで少し興味があるものから1つ選びます。
道具をそろえる前に1か月だけ試してから決めると安心です。
- お金をかけずに夫婦で楽しめる趣味はありますか?
-
散歩・図書館めぐり・ベランダの家庭菜園・公民館の講座・スマホでの写真や動画づくりなどは、ほとんどお金をかけずに始められます。
- 定年後、夫婦で一日中いっしょにいるのがつらいときは?
-
ふたりで楽しむ時間と、それぞれが別の場所で過ごす時間を分けるのがおすすめです。
どちらかが地域の講座やサークルに通うだけでも、ほどよい距離が生まれます。
夫婦の趣味にAIを取り入れたい人におすすめのAI講座
夫婦の趣味の1つとして、AIを学んでみたい人へ、筆者が受講しているAI講座を紹介します。
AIは、写真の整理や旅行の計画、歌づくりなど、ふたりの趣味を広げる道具にもなります。
スタートAI
スタートAIは、株式会社スケールエーアイ(東京都新宿区)が運営するAIの教室で、利用者の約9割が50代以上です(出典:産経新聞(2026年9月4日))。
動画講座とオンラインセミナーのほか、月に1、2回は東京都内などで対面の講習会があります(出典:産経新聞(2026年9月4日))。
講習会では、参加者同士が教え合う場面もあったと紹介されていました(出典:産経新聞(2026年9月4日))。
学長の栗須俊勝さんは、AIの学習にはこれまでのキャリアや「上手い下手は関係ない」と話しています(出典:産経新聞(2026年9月4日))。
受講料は198,000円(税込)です(出典:スタートAI公式 特定商取引法に基づく表記)。
料金の詳しい中身は、スタートAIの料金を調べた記事にまとめています。↓


申し込む前に確かめたいこと
入会の前に、2時間半の無料ウェブセミナーで講座の中身を確かめられます(出典:スタートAI 無料ウェブセミナーの公式ページ)。
セミナーはZoomのライブ形式のみで、参加しても入会の強制はないと申込ページのよくある質問にあります(出典:スタートAI 無料ウェブセミナーの公式ページ)。
無料ウェブセミナーを受けられるのは1人1回までなので、夫婦で関心がある場合も、それぞれ1回ずつと考えておきましょう。
パソコンかタブレットを用意して、メモを取れる日に申し込んでください。
当日の流れは、スタートAIの無料セミナーに参加した記事で紹介しています。↓


\まずは中身を知りたい人は/
入会の強制はないと申込ページに明記
参加無料・12冊のAI教材特典つき(2026年9月24日時点)
まとめ|夫婦の趣味は「いっしょ」と「別々」を1つずつ
夫婦の趣味で後悔しないためのポイントをまとめます。
- 定年後、夫婦で過ごす時間は20年以上になることが多い
- 男女で差が小さいのは音楽鑑賞・映画鑑賞、差が大きいのは料理・手芸・日曜大工
- 選ぶときはそれぞれ5つ書き出し、重なるものを1か月試す
- 好みが合わないときは「いっしょ」と「別々」を分ける
- お金をかけない趣味から始めると、ふたり分でも無理なく続く
「いつかふたりで」と先のばしにせず、今週末、ふたりで30分だけ新しいことを試してみることから始めてみてください。
ふたりの新しい楽しみとしてAIに触れてみたい人は、無料ウェブセミナーで雰囲気を確かめてから決めても遅くありません。
\決めるのは話を聞いてから/
当日はQ&Aの時間がある
参加無料・12冊のAI教材特典つき(2026年9月24日時点)
※統計は、2026年9月24日時点の総務省統計局・内閣府・厚生労働省の公式ページの内容です。
ひとりで楽しむ趣味の探し方は、老後の趣味の探し方をまとめた記事もどうぞ。↓











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