
としかつボケ防止になる趣味って、何を選べばいいのかねえ?。
ボケ防止を意識して趣味を選ぶなら、自分が楽しめて、人と一緒に続けられる、頭を使う趣味を選ぶのがおすすめです。



国の考え方では、認知症の「予防」は「ならない」ことではなく、「なるのを遅らせる」「進行をゆるやかにする」という意味です。
だからこそ、無理なく長く続けられる趣味を選ぶことが大切ですよ。
国の「予防」は認知症になるのを遅らせる・進行をゆるやかにするという意味
運動・生活習慣病の予防・社会参加が、発症を遅らせる可能性があると国が示している
読書・パズル・楽器・囲碁などの頭を使う活動は、認知症のリスク低下との関係が報告されている
選ぶときは楽しめる・人と一緒・負担が強すぎないの3つを見る
この記事は、AI講座を受講中の筆者が、厚生労働省・国立長寿医療研究センター・政府広報オンラインの公式情報を2026年9月24日に開いて確かめてまとめました。
病気の診断や治療を案内する記事ではないので、もの忘れが気になるときは、記事の後半の相談先を使ってください。
この記事を読めば、うわさや思い込みではなく、公的な資料にもとづいて自分に合う趣味を選べるようになります。
「もっと早く始めればよかった」と後悔しないために、今日から選べる順番で書いたので、上から読んでみてください。
新しいことを始めると頭を使う|ボケ防止と趣味の考え方
ボケ防止は、もの忘れや、考える力の衰えを防ぎたいという気持ちから、日常の言葉として使われています。
公的な資料では「認知症の予防」という言葉で説明されているので、この記事でもその言葉にそって整理します。
国が示している「予防」の意味
国の厚生労働省「認知症施策推進大綱」では、「予防」とは「認知症にならない」という意味ではないとされています。
「認知症になるのを遅らせる」「認知症になっても進行を緩やかにする」という意味です(出典:厚生労働省「認知症施策推進大綱」)。
そのうえで、運動不足の改善、糖尿病や高血圧症などの生活習慣病の予防、社会参加による社会的孤立の解消や役割の保持などが、認知症の発症を遅らせることができる可能性が示唆されているとしています(出典:厚生労働省「認知症施策推進大綱」)。
運動不足の改善
生活習慣病の予防(糖尿病・高血圧症など)
社会参加による社会的孤立の解消や役割の保持
趣味は、この3つのうち「体を動かすこと」と「人とかかわること」を、楽しみながら続けやすくしてくれるものだと考えると分かりやすくなります。
新しいことは頭を使う
国立長寿医療研究センターは、運動と、計算やしりとりなどの頭を使う課題を組み合わせた「コグニサイズ」を開発しています(出典:国立長寿医療研究センター「認知症予防運動プログラム『コグニサイズ』」)。
コグニサイズとは国立長寿医療研究センターが開発した運動と認知課題を組み合わせた、認知症予防を目的とした取り組みのことで、軽度認知障害(MCI)の段階で行うと認知機能の低下を抑えることを明らかにしたと同センターは説明しています(出典:国立長寿医療研究センター「認知症予防運動プログラム『コグニサイズ』」)。
同じページでは、課題がうまくできるということは脳への負担が少ないことを意味するので、慣れてきたら内容を変えるようにとされています(出典:国立長寿医療研究センター「認知症予防運動プログラム『コグニサイズ』」)。
つまり、慣れた作業をくり返すより、少し難しい新しいことに取り組むほうが、頭を使う時間が増えるということです。
年齢によるもの忘れと認知症のちがい
年をとると、思い出したいことがすぐに思い出せなくなるのは誰にでもあることで、加齢によるもの忘れと認知症はちがいます(出典:政府広報オンライン「知っておきたい認知症の基本」)。
| 加齢によるもの忘れ | 認知症によるもの忘れ | |
|---|---|---|
| 忘れ方 | 体験したことの一部を忘れる | 体験したことの全てを忘れている |
| 例 | 朝ごはんのメニューが思い出せない | 朝ごはんを食べたこと自体を忘れている |
| 自覚 | もの忘れの自覚がある | 自覚がない(初期にはあることも少なくない) |
| 進み方 | 極めて徐々にしか進行しない | 進行する |
心配なときに趣味だけで様子を見るのではなく、早めに相談することが大切です。
50代・60代からボケ防止の趣味を始める理由



この歳で今さら新しいことを始めても、遅いんじゃないかねえ…。



遅くはありませんよ。
国立長寿医療研究センターのハンドブックにも、老後になってから始めた活動にも意味があるとされていますよ。
退職で頭を使う時間が減りやすい
国立長寿医療研究センターのハンドブックでは、仕事は高度な認知機能が求められる活動の一つだと説明されています(出典:国立長寿医療研究センター「あたまとからだを元気にするMCIハンドブック」)。
そして、退職をきっかけに知的な刺激の少ない暮らしになったり、外出が減って活動が少なくなったりすると、認知機能が低下する可能性があるとされています(出典:国立長寿医療研究センター「あたまとからだを元気にするMCIハンドブック」)。
50代・60代は、定年や子育ての区切りで、毎日の予定ががらりと変わる時期です。
仕事の代わりになる「頭を使う時間」と「人と会う予定」を、区切りの前から用意しておくと、暮らしの変化に振り回されにくくなります。
始めるのは今からでも遅くない
同じハンドブックでは、読書などの余暇活動について、老後になってからの活動でも十分効果があると説明されています(出典:国立長寿医療研究センター「あたまとからだを元気にするMCIハンドブック」)。
「若いころにやっておけばよかった」と後悔するより、今日1つ始めるほうが、これからの時間を大切に使えます。
趣味の仲間と地域の傾向
厚生労働省の資料では、スポーツ・ボランティア・趣味のグループなどへの参加の割合が高い地域ほど、転倒や認知症やうつのリスクが低い傾向がみられたと紹介されています(出典:厚生労働省「社会参加と介護予防効果の関係について」)。
これは地域ごとの傾向を比べた調査なので、一人ひとりに同じ結果が出ると言い切れるものではありません。
それでも、趣味を通して人とつながることが、心と体の元気と関係していることを示す資料の1つです。
趣味の仲間の作り方は、大人の友達の作り方をまとめた記事で紹介しています。↓


ボケ防止に頭を使う趣味の例
国立長寿医療研究センターのハンドブックでは、読書やパズル、楽器の演奏、囲碁などのボードゲームが、頭を使う活動の例としてあげられています(出典:国立長寿医療研究センター「あたまとからだを元気にするMCIハンドブック」)。
公的な資料で分かっていることを、趣味の種類ごとにまとめました。
| 趣味 | 頭を使うところ | 公的な資料で分かっていること |
|---|---|---|
| 楽器・合唱 | 楽譜を読む・指や声を動かす | 演奏や歌う音楽活動で認知機能が良くなったという報告あり。聴くだけは検証が十分でない |
| ダンス・体操 | 振り付けを覚えながら体を動かす | 運動と頭を使う課題の組み合わせ(コグニサイズ)を国の研究機関が開発 |
| 囲碁・将棋・麻雀 | 相手の手を読んで先を考える | 一部で効果の報告があるが、長い期間の効果はまだ分かっていない |
| 読書・音読 | 言葉を読んで理解する | 頭を使う余暇活動の例としてあげられている |
| 絵・書道などの創作 | 作品を考えて手を動かす | 芸術活動の教室に参加して認知機能が良くなったという報告あり |
| ボランティア・地域活動 | 役割を持って人とかかわる | 社会参加や役割の保持が、発症を遅らせる可能性があると国が示している |
音楽の趣味
ハンドブックでは、楽器の演奏や歌を歌う能動的な音楽活動は、認知機能を良くする効果が報告されていると説明されています(出典:国立長寿医療研究センター「あたまとからだを元気にするMCIハンドブック」)。
一方で、録音された音楽を聴くだけの活動は、十分な検証がされていないとされています(出典:国立長寿医療研究センター「あたまとからだを元気にするMCIハンドブック」)。
一人で聴くより、合唱や楽器の教室で、何人かと一緒に演奏するほうが、ハンドブックのすすめ方に近くなります。
スマホで自分の歌を作ってみたい人は、AI作曲のやり方をまとめた記事も参考になります。↓


体を動かしながら頭を使う趣味
ダンスや体操のように、振り付けを覚えながら体を動かす趣味は、運動と頭を使う課題を同時にこなすことになります。
コグニサイズでは、軽く息がはずむ程度の運動と、ときどき間違えてしまうくらいの頭の課題を組み合わせることが大切だとされています(出典:国立長寿医療研究センター「認知症予防運動プログラム『コグニサイズ』」)。
持病がある人や体力に不安がある人は、かかりつけ医に相談してから始めると安心です。
ゲームや読書の趣味
囲碁や麻雀などのボードゲームは、一部で効果の報告があるものの、長い期間の効果はまだ分かっていないとされています(出典:国立長寿医療研究センター「あたまとからだを元気にするMCIハンドブック」)。
スマホなどの脳トレーニングゲームも、長い目で見た予防につながるかは検証されておらず、生活習慣や運動を中心に、補助的に使うのがよいとされています(出典:国立長寿医療研究センター「あたまとからだを元気にするMCIハンドブック」)。
ゲームだけに頼らず、運動や人との交流と組み合わせるのがポイントです。
人とかかわる趣味
ボランティアや地域の活動、趣味のサークルは、役割を持って人とかかわれる趣味です。
国が示している「社会参加」や「役割の保持」にそのままつながるので、ほかの趣味と組み合わせるのもおすすめです。
新しい道具を学ぶ趣味
スマホやパソコン、AIの使い方を学ぶのも、50代・60代から始められる新しいことの1つです。
ただし、AIを学ぶこと自体が認知症の予防になるかを調べた公的な資料は、今回は見つけられませんでした。
産経新聞(2026年9月4日)では、AI教室の対面の講習会に初めて参加した75歳の女性が、その日出会った同世代の女性たちとLINEのグループを作り、「新しい友達もできて、来てよかった」と話しています。
新しいことを学ぶ場は、人とかかわるきっかけにもなるということです。
何から始めればいいか迷う人は、シニアのAIの始め方をまとめた記事を読んでみてください。↓


ボケ防止の趣味の選び方|続けやすい4つのポイント
ボケ防止のための趣味は、「効きそうなもの」より「自分が続けられるもの」を選ぶことが大切です。
国立長寿医療研究センターのハンドブックでは、自分がやりたいと思って参加しているかどうかで、生活機能に及ぼす効果が異なると説明されています(出典:国立長寿医療研究センター「あたまとからだを元気にするMCIハンドブック」)。
いやいや参加している人は、参加していない人と同じくらい生活機能が下がるリスクが高まるという説明もあります(出典:国立長寿医療研究センター「あたまとからだを元気にするMCIハンドブック」)。
楽しめる:自分の興味や関心があることを選ぶ
少し難しい:慣れたら内容を変えて、新しいことに挑戦する
人と一緒:教室やサークルなど、仲間がいる場を選ぶ
負担が強すぎない:長時間やりすぎない・人から無理に押しつけられない
楽しめるものを選ぶ
ハンドブックでは、体によいと言われている活動でも、負担が強すぎる内容や強要は逆効果だとされています(出典:国立長寿医療研究センター「あたまとからだを元気にするMCIハンドブック」)。
家族にすすめられたからではなく、自分が「やってみたい」と思えるものを選びましょう。
やりすぎない
活動は長ければ長いほどよいわけではなく、認知トレーニングの研究では、時間が長くなるほど心のストレスが増えたという結果も紹介されています(出典:国立長寿医療研究センター「あたまとからだを元気にするMCIハンドブック」)。
週に1回の教室や、毎日少しずつなど、暮らしの中で無理なく続けられる量から始めてください。
仲間と一緒に続ける
ハンドブックでは、一人で活動的な生活を続けるのは難しくても、誰かと一緒に行うことで続けやすくなるとされています(出典:国立長寿医療研究センター「あたまとからだを元気にするMCIハンドブック」)。
地域の通いの場やサロン、公民館の講座、習い事の教室などを探してみましょう。
子どものころに好きだったこと・前から気になっていたことを思い出して書きます。
書き出した中で、体を動かすものや、人と一緒にできるものに印をつけます。
公民館の講座や教室の体験会に、まずは1回だけ参加します。
週に何回・1回何分なら続けられるかを決めて、予定に入れます。
ボケ防止の趣味より先に相談したいとき|もの忘れの相談先
趣味は、診断や治療の代わりにはなりません。
自分や家族に「もしかして」と思う様子があるときは、一人で悩まずに専門医や専門家に相談するよう、政府広報オンラインでも案内されています(出典:政府広報オンライン「知っておきたい認知症の基本」)。
| 相談先 | できること |
|---|---|
| 地域包括支援センター | 市町村などにある、認知症に関する相談窓口 |
| かかりつけ医 | ふだん受診している医師に相談し、専門の医療機関を紹介してもらう |
| もの忘れ外来 | かかりつけ医がいない場合に受診できる医療機関の外来 |
| 認知症の人と家族の会 | 電話相談 0120-294-456(平日10時〜15時) |
認知症とよく似た状態や、認知症の状態を引き起こす体の病気もあるため、早めに適切な診断を受けることが大切だとされています。
ボケ防止の趣味についてよくある質問
ボケ防止と趣味について、よく聞かれる質問に答えます。
- 趣味を続ければ認知症にならないのですか?
-
そうとは言い切れません。
国が示す認知症の「予防」は、認知症にならないという意味ではなく、なるのを遅らせる、進行を緩やかにするという意味です。
- 頭を使う趣味にはどんなものがありますか?
-
国立長寿医療研究センターのハンドブックでは、読書やパズル、楽器の演奏、囲碁などのボードゲームが例としてあげられています。
- 音楽を聴くだけでも頭を使いますか?
-
ハンドブックでは、楽器の演奏や歌を歌う音楽活動で認知機能が良くなったという報告がある一方、聴くだけの活動は十分な検証がされていないとされています。
- 脳トレアプリだけで大丈夫ですか?
-
長い目で見た予防につながるかは検証されておらず、生活習慣の改善や運動を中心にして、補助的に使うのがよいとされています。
- 何歳から始めればいいですか?
-
何歳からでも始められます。
国立長寿医療研究センターのハンドブックでは、老後になってからの活動でも十分効果があると説明されています。
- もの忘れが増えてきたときはどうすればいいですか?
-
地域包括支援センターやかかりつけ医、医療機関のもの忘れ外来に相談してください。
早めに適切な診断を受けることが大切だとされています。
ボケ防止の趣味探しで新しいことを学びたい人におすすめのAI講座
新しいことを学ぶ趣味として、AIの使い方を学んでみたい人へ、筆者が受講しているAI講座を紹介します。
AIを学ぶことが認知症の予防になると言える資料はないので、あくまで「新しいことを始める場」の1つとして読んでください。
スタートAI
スタートAIは、株式会社スケールエーアイ(東京都新宿区)が運営するAIの教室で、利用者の約9割が50代以上です(出典:産経新聞(2026年9月4日))。
動画講座とオンラインセミナーのほか、月に1、2回は東京都内などで対面の講習会があります(出典:産経新聞(2026年9月4日))。
講習会は4〜5人ずつのグループに分かれて自己紹介から始まり、チャットGPTで自分の性格を診断したり、写真を使って自己紹介のポスターを作ったりしたと紹介されています(出典:産経新聞(2026年9月4日))。
受講料は198,000円(税込)です(出典:スタートAI公式 特定商取引法に基づく表記)。
ほかのスクールとの比べ方は、スタートAIの料金を調べた記事にまとめています。↓


申し込む前に確かめたいこと
入会の前に、2時間半の無料ウェブセミナーで講座の中身を確かめられます(出典:スタートAI 無料ウェブセミナーの公式ページ)。
セミナーはZoomのライブ形式のみで、参加しても入会の強制はないと申込ページのよくある質問にあります(出典:スタートAI 無料ウェブセミナーの公式ページ)。
無料ウェブセミナーを受けられるのは1人1回までなので、パソコンかタブレットを用意して、メモを取れる日に申し込んでください。
当日の流れは、スタートAIの無料セミナーに参加した記事で紹介しています。↓


\まずは話を聞いてから決めたい人は/
入会の強制はないと申込ページに明記
参加無料・12冊のAI教材特典つき(2026年9月24日時点)
まとめ|ボケ防止の趣味は楽しく続けられるものを選ぶ
ボケ防止を意識した趣味の選び方をまとめます。
- 国の「予防」はなるのを遅らせる・進行をゆるやかにするという意味
- 運動・生活習慣病の予防・社会参加が、発症を遅らせる可能性があると国が示している
- 頭を使う趣味の例は読書・パズル・楽器・囲碁など
- 音楽は聴くより演奏や歌、脳トレアプリは補助的に
- 選ぶときは楽しめる・人と一緒・負担が強すぎない
- もの忘れが気になるときは地域包括支援センターやかかりつけ医に相談
「いつか始めよう」と思ったまま時間がたつより、今日1つ、体験の予約を入れるほうが、人生後半の後悔は小さくなります。
新しいことの1つとしてAIに興味がある人は、無料ウェブセミナーで雰囲気を確かめてから決めても遅くありません。
\同世代とAIを学ぶ場をのぞいてみる/
パソコンかタブレットでの参加がおすすめ
参加無料・12冊のAI教材特典つき(2026年9月24日時点)
※認知症と予防に関する内容は、2026年9月24日時点の厚生労働省・国立長寿医療研究センター・政府広報オンラインの公式情報をもとにしています。
体や心の状態には個人差があるので、気になることがあるときは、医師や地域包括支援センターにご相談ください。
AIの話し相手を試してみたい方は、AIの話し相手アプリの始め方をまとめた記事もどうぞ。↓











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