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n8nの料金|クラウド版の費用とセルフホストが無料になる条件

n8nの料金|クラウド版の費用とセルフホストが無料になる条件

業務の自動化ツールとしてn8nを検討しているけれど、クラウド版とセルフホストのどちらを選べばいいのか判断しづらい。

そう感じている方に向けて、公式の料金ページと公式ドキュメントに書かれている内容だけを整理しました。

この記事の情報は2026年9月8日時点のものです。

金額はすべて公式サイトの表示をそのまま引いています。

最新の金額は必ずn8n公式の料金ページでご確認ください。

目次

【結論】n8nの料金は年額払いで月20ユーロから、自分のサーバーなら無料でも使える

結論から書きます。

n8nには「n8nが用意したクラウドで動かす(有料)」と「自分のサーバーで動かす(Community版なら無料)」の2つの道があります

公式の料金ページに表示されている金額は、年額払いを選んだ場合でStarterが1か月あたり20ユーロ、Proが50ユーロ、Businessが667ユーロです。

Enterpriseは金額が公開されておらず、問い合わせによる個別見積もりになります。

一方で、自分のサーバーに入れるCommunity版は無料で、ライセンスキーも要りません。

公式の料金ページには、税の扱いについての記載が見当たりませんでした。

そのため表示価格は税抜とみて、日本から契約するなら消費税分が上乗せされる前提で予算を組むのが安全です。

n8nの料金プランを一覧で比較する

公式の料金ページに表示されている内容を、そのまま表にしました。

プラン料金(年額払いの月あたり)含まれる実行回数同時実行
Community版(セルフホスト)無料制限の記載なし自分のサーバー次第
Starter20ユーロ月2,500回5
Pro50ユーロ月10,000回20
Business667ユーロ月40,000回30日間のインサイト付き
Enterprise個別見積もり回数はカスタム200以上

表示は「/mo, billed annually(年額払いの月あたり)」という形式です。

月払いを選んだ場合の金額は、料金ページを開いた時点では切り替えボタンの向こう側にあり、機械では読み取れませんでした。

月払いの金額を知りたい場合は、料金ページでMonthlyのタブに切り替えてご確認ください。

n8nの料金は「ステップ数」ではなく「ワークフローの実行回数」で決まる

ここがn8nの料金でいちばん理解しておきたい部分です

公式の料金ページには、価格は月あたりのワークフロー実行回数に基づいており、処理の複雑さは問わないと明記されています。

1回の実行とは、ワークフロー全体が最初から最後まで1度動くことを指します。

そのワークフローにステップがいくつあっても、どれだけのデータを処理しても、実行は1回として数えられます。

公式は「他社のように1ステップごと・1ユーザーごとに課金するのではなく、ワークフローが走ったときだけ支払う」と説明しています。

公式ページには、他のツールなら10,000オペレーションかかる処理を、n8nでは1回の実行の中で完結できるという説明も添えられています。

n8nの料金を決める実行回数を、契約前に見積もる方法

公式の料金ページには、必要な実行回数の見積もり方が3つ紹介されています。

  • スケジュール起動のワークフロー=そのスケジュールが1か月に何回走るかを数える。毎日1回なら月30〜31回、5分ごとなら月およそ8,600〜8,900回
  • Webhook起動のワークフロー=トリガーになるイベントが1日に何回起きるかを見積もる。その回数がそのまま1日の実行回数になる
  • チャットボット=1週間に何件の会話を処理するかを見積もり、1会話あたりの平均メッセージ数を掛ける

すでにn8nを使っている場合は、インスタンスの実行ログを見れば週次・月次の使用量が分かると記載されています。

使った実行回数は公式が案内するインサイトのダッシュボードで確認できます。

n8nのStarterプラン(年額払いで月20ユーロ)に含まれるもの

Starterは、まず動かして効果を確かめる段階のプランという位置づけです。

公式の料金ページに書かれている内容は次のとおりです。

  • 月2,500回のワークフロー実行(ステップ数の上限なし)
  • 共有プロジェクト 1つ
  • 同時実行 5
  • ユーザー数は無制限
  • 月2,300のAIクレジット
  • サポートはフォーラム

ユーザー数が無制限なのは全プラン共通で、公式は「すべてのプランにユーザー数無制限とワークフロー数無制限、そしてすべての連携が含まれる」と書いています。

保存される実行履歴は2,500件・2.5GBまで、実行ログの保持は7日間と記載されています。

n8nのProプラン(年額払いで月50ユーロ)で外れる制限

Proは、個人の開発者や小さなチームが本番運用に乗せる段階のプランと説明されています。

Starterとの差として公式が挙げているのは次の項目です。

項目StarterPro
ワークフロー実行月2,500回月10,000回
共有プロジェクト1つ3つ
同時実行520
保存される実行履歴2,500件・2.5GB25,000件・25GB
実行ログの保持7日間30日間
ワークフロー履歴最大1日最大5日
AIクレジット月2,300最大で月13,700

このほかProでは、管理者ロール、グローバル変数、ワークフロー履歴、実行内容の検索が使えるようになると記載されています。

Proの料金はStarterの2.5倍ですが、実行回数は4倍になります

実行回数あたりの単価で見ると、Proのほうが安くなる構成です。

n8nのBusinessプラン(年額払いで月667ユーロ)はセルフホスト向け

Businessは、従業員100人未満の会社が対象と説明されています。

公式の料金ページで、Businessだけが「Self-hosted」と表示されている点は見落としやすいところです。

つまりBusinessは、n8nのクラウドを借りるプランではなく、自分たちのサーバーで動かすn8nに機能を解放するライセンスキーを買うプランです。

含まれるものとして公式が挙げているのは、月40,000回の実行、共有プロジェクト6つ、SSO(SAML・LDAP)、30日間のインサイト、環境の切り分け、Gitによるバージョン管理などです。

公式のFAQには、Businessはセルフサーブのプランであり、専任サポートはEnterpriseのみと明記されています。

超過分についても公式に金額の記載があり、Businessでは実行30万回ごとの追加バケットが4,000ユーロとされています(税の扱いの記載はないため税抜とみて見積もります)。

超過してもワークフローは止まらず、上位ティアへ移らない場合は超過分が発生から45日後に自動で請求されると書かれています。

n8nのEnterpriseプランは金額が非公開

Enterpriseは金額が公開されておらず、営業への問い合わせによる個別見積もりです。

公式に記載されている内容は、共有プロジェクト無制限、同時実行200以上、365日間のインサイト、外部シークレットストア連携、ログのストリーミング、データ保持期間の延長、SLA付きの専任サポート、請求書払いです。

Enterpriseだけはクラウドとセルフホストのどちらでも選べると表示されています。

なお公式のFAQによると、BusinessまたはEnterpriseのライセンスキーは無制限の数のインスタンスに適用でき、全インスタンスの合計使用量が枠にカウントされます。

n8nのセルフホストが無料になる条件=Sustainable Use License

自分のサーバーでn8nを動かす場合、費用は無料でもライセンスの条件は付いてきます。

n8nはOSI(Open Source Initiative)の定義でいう「オープンソース」ではないと、公式が自ら明記しています

公式ドキュメントには、オープンソースライセンスは利用目的の制限を含められないため、n8nは自らをオープンソースとは呼ばないと書かれています。

採用しているのは、n8nが2022年に作ったSustainable Use Licenseというフェアコード(fair-code)系のライセンスです。

公式が挙げている制限は3つです。

  1. 使用・改変・派生物の作成・再配布は自由だが、使うのは自社内の業務目的、または非商用・個人利用に限る
  2. 他人に配布・提供してよいのは、非商用目的で無償の場合だけ
  3. ライセンス表記・著作権表記などを改変したり隠したりしない

公式は「n8nの機能に価値のほとんどが由来する製品・サービスを売るのでなければ、すべての使い方が許される」と説明しています。

全文は公式ドキュメントのSustainable Use Licenseのページにあります。

n8nのライセンスで許されること・許されないこと

公式ドキュメントには、具体例が両側とも挙げられています。

許されないと明記されている例です。

  • n8nをホワイトラベル化して、自社の顧客に有償で提供すること
  • n8nをホスティングして、アクセスに対して課金すること

許されると明記されている例です。

  • 自社が管理するデータの同期(CRMから社内データベースへ、など)にn8nを使う
  • 自社製品用のn8nノードを作る、自社製品とn8nの連携を作る
  • n8nに関するコンサルティング(ワークフローの構築、n8n向けのコードの作成など)を有償で提供する
  • 社内サーバーでのn8nの構築や保守を行う

以前のライセンス(Apache 2.0 + Commons Clause)で禁じられていた「コンサルティングやサポートの有償提供」は、現在は完全に解禁されていると公式が説明しています。

自社アプリのバックエンドとしてn8nを使う場合は、公式が「利用者本人の認証情報を集めて、その人のデータにアクセスする形になっていなければ、通常は問題ない」という線引きを示しています。

判断に迷う場合の問い合わせ先も公式ドキュメントに用意されています。

n8nのCommunity版(無料)で使えない機能の一覧

公式ドキュメントには、無料のCommunity版が「n8nのほぼ全機能を含む」と書かれています。

そのうえで、含まれない機能が名指しで並べられています。

Community版で使えない機能どこで使えるか
カスタム変数セルフホストのBusiness・Enterprise
環境の切り分け(Environments)セルフホストのBusiness・Enterprise
外部シークレットストアセルフホストのBusiness・Enterprise
バイナリデータの外部ストレージセルフホストのBusiness・Enterprise
ログのストリーミングセルフホストのBusiness・Enterprise
マルチメイン構成セルフホストのBusiness・Enterprise
プロジェクト機能セルフホストのBusiness・Enterprise
SSO(SAML・LDAP)セルフホストのBusiness・Enterprise
ワークフロー・認証情報の共有セルフホストのBusiness・Enterprise
Gitによるバージョン管理セルフホストのBusiness・Enterprise

ログ機能そのものとキューモードはCommunity版にも含まれると明記されています。

なくなるのはログの外部ストリーミングとマルチメイン構成のほうです。

共有機能がないため、Community版ではインスタンスのオーナーと作成者だけがワークフローと認証情報にアクセスできます。

詳細は公式ドキュメントのエディション比較ページにまとまっています。

n8nの「登録済みCommunity版」は無料のままで機能が増える

公式ドキュメントには、Community版とは別に「Registered Community edition(登録済みCommunity版)」という区分が用意されています。

メールアドレスを登録して無料のライセンスキーを受け取ると、無料のまま3つの機能が解放されます

  • フォルダ(ワークフローの整理)
  • エディター内でのデバッグ(実行データのコピーとピン留め)
  • カスタム実行データ(実行メタデータの保存・検索・注記)

既存のインスタンスで登録する手順も公式に書かれています。

  1. 画面左下の三点リーダーを選ぶ
  2. Settings(設定)から Usage and plan(使用量とプラン)を開く
  3. Unlock を選び、メールアドレスを入れて無料のライセンスキーを送ってもらう
  4. 届いたメールのボタン、または Options > Settings > Usage and plan の「Enter activation key」からキーを有効化する

ライセンスキーの扱いは公式ドキュメントのライセンス管理のページに記載があります。

n8nのクラウド版に付く無料トライアルの中身

公式の料金ページには、n8n Cloudの無料トライアルで何が使えるかが具体的に書かれています。

使えるものとして挙げられているのは、グローバル変数、インサイト(ダッシュボードと14日間の履歴)、5日間のワークフロー履歴、実行の高度なフィルタ、無制限の評価、フォルダ、AIアシスタント、AI Builderです。

トライアルの上限は実行1,000回・同時実行5・実行タイムアウト180秒・チームプロジェクト1つと記載されています。

クレジットは、AIアシスタント用が800、AIクレジットが100、AI Builder用が20付きます。

含まれないものとして、管理者ロール、プロジェクトの編集者ロール、名前付きバージョン、ワークフローの差分表示、n8nのパブリックAPIが挙げられています。

n8n Cloudのトライアルはクレジットカード不要ですが、Businessプランのトライアルだけはカードが必要と明記されています。

申し込みの入口はn8n Cloudのページです。

n8nのAIアシスタント用クレジットは繰り越されない

AIアシスタントはプレビュー段階の機能で、Enterpriseを除くすべてのn8n Cloudプランに含まれると記載されています。

付与されるクレジットは、Starterが月2,300、Proはプランのサイズによって月5,700または13,700です。

残高は毎月リフレッシュされ、使わなかった分は繰り越されません

追加購入は現時点ではできず、恒常的に足りない場合は上位プランへ移るのが公式の案内する方法です。

セルフホストのn8nでは自分のAPIキーを持ち込む(BYOK)方式のため、クレジットの上限という概念がないと書かれています。

n8nの支払い方法と請求書払いの条件

公式のFAQには、請求書払いと銀行振込に対応するのは年額のBusinessプランとEnterpriseプランだと記載されています。

年額のBusinessプランを請求書または銀行振込で支払いたい場合は、セルフサービスのDocuSignフォームから契約書を作れると書かれています。

ユーロ建て用のフォームと米ドル建て用のフォームが別々に用意されている点も公式ページに明記されています。

解約については、月次契約ならいつでも解約でき、現在の請求サイクルの終わりで終了すると記載されています。

年間契約の場合は年間期間の終わりでの解約となり、日割りの返金はないと明記されています。

n8nの料金を下げられる窓口(Start-upプラン)

公式の料金ページには、通常のプランとは別に「Start-up Plan」という枠が置かれています。

従業員20人未満の会社が対象で、条件に当てはまればBusinessが50%オフになると記載されています。

条件と申し込みの入口は公式のStart-upプランのページにあります。

年払いを選ぶと17%オフになるという表示も、料金ページの切り替えボタンに書かれています。

n8nの料金で迷ったときの選び方(クラウドかセルフホストか)

公式ドキュメントには、状況ごとの推奨がそのまま表で示されています。

あなたの状況公式の推奨
すぐに始めたいn8n Cloud(インストール不要)
技術的な知識があまりないn8n Cloud(フルマネージド)
インフラの管理をしたくないn8n Cloud
デプロイを完全に制御したいセルフホスト
独自の使い方をしたいセルフホスト
無料で使いたいセルフホスト(Community版)
本番運用に載せたいどちらでも可
SSOや環境切り分けが要るどちらでも可(有料プランが必要)

「無料で使いたい」に対する公式の答えが、はっきりセルフホストのCommunity版になっている点は判断材料になります。

導入方法は公式ドキュメントのセルフホスト解説にまとまっています。

自動化ツールの選び方そのもので迷っている方は、n8nの使い方をまとめた記事Zapierの使い方をまとめた記事も合わせてご覧ください。

同じ領域のツールとしてはMakeの使い方をまとめた記事も参考になります。

n8nの料金についてよくある質問

n8nは無料で使えますか

自分のサーバーで動かすCommunity版は無料です。公式ドキュメントには、Community版はn8nのほぼ全機能を含み、ライセンスキーなしで動くと記載されています。

n8nの料金は1か月いくらからですか

公式の料金ページの表示では、年額払いを選んだ場合にStarterが1か月あたり20ユーロ(税の記載がないため税抜とみて見積もります)です。月払いの金額はページ上の切り替えが必要で、機械では確認できませんでした。

n8nの料金はステップ数で増えますか

増えません。公式の料金ページには、価格は月あたりのワークフロー実行回数に基づき、複雑さは問わないと明記されています。1回の実行はワークフローが最初から最後まで走ることを指します。

n8nを自分のサーバーで動かして、顧客に売ってもいいですか

公式ドキュメントでは、n8nをホワイトラベル化して有償提供することと、n8nをホスティングしてアクセスに課金することは許されないと明記されています。別途の商用契約が必要になります。

n8nに関するコンサルティングを有償で提供できますか

公式ドキュメントには、ワークフローの構築などn8nに関するコンサルティングやサポートの有償提供は、別途のライセンス契約なしに行えると記載されています。

n8nの実行回数を超えたらワークフローは止まりますか

公式のFAQには、枠を超えてもワークフローは中断なく動き続けると記載されています。ただし上位ティアへ移らない場合は超過分の請求が発生する可能性があると書かれています。

n8nの料金まとめ:どこから始めるか

  • 無料で試すなら、自分のサーバーに入れるCommunity版。ほぼ全機能が使えます
  • メールを登録して無料のライセンスキーを受け取ると、フォルダ・エディター内デバッグ・カスタム実行データが無料のまま増えます
  • サーバーの管理をしたくないならn8n Cloud。年額払いでStarterが月20ユーロ、Proが月50ユーロです(税の記載がないため税抜とみて見積もります)
  • SSO・環境切り分け・プロジェクト・Git連携が要るなら、セルフホストのBusiness(年額払いで月667ユーロ)以上
  • 料金は実行回数で決まります。ステップ数やユーザー数では増えません

料金体系は変更される場合があります。

プランの全項目はn8n公式の料金ページ、ライセンスの全文は公式ドキュメント、導入方法は公式ドキュメントのトップでご確認ください。

会社としての契約条件は公式のLegalページ、クラウドとセルフホストの選び方は公式の選び方ガイドにあります。

この記事の内容は2026年9月8日に公式サイト・公式ドキュメントで確認したものです。料金や仕様は変わりますので、最新の情報は公式ページでご確認ください。

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